ROUND 14

アラゴンアラゴンGP モーターランド・アラゴン 2017.09.22(金)・1日目フリー走行

第14戦 アラゴンGP

カネットがトップタイム。トップ10に6台のHonda勢が入る

2017年9月22日(金)・フリー走行
天候:曇り/雨  気温:16℃  コースコンディション:ドライ/ウエット

Moto3クラスは、FP1がドライコンディション。FP2がハーフウエットからドライコンディションへと変化しました。そのため、FP1のベストタイムで総合順位もほぼ決まりました。FP1で順調にタイムを短縮した総合3位のアーロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)がトップタイムをマークし、地元ファンを喜ばせました。2番手には総合首位のホアン・ミル(Leopard Racing)で、FP1で2番手、FP2でトップタイムをマーク。今季8勝目に向けて好スタートを切りました。

以下、エネア・バスティアニーニ(Estrella Galicia 0,0)が4番手、ホームグランプリに気合十分のホルヘ・マルティン(Del Conca Gresini Racing Moto3)が5番手、鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が7番手、総合2位のロマーノ・フェナティ(Marinelli Rivacold Snipers)が9番手と続き、難しいコンディションの中で、トップ10に6台のHonda勢が名前を連ねました。

昨年、アラゴン大会でルーキーズカップのチャンピオンに輝いた佐々木歩夢(SIC Racing Team)はFP2で4番手タイムをマーク、総合でも12番手と好調な走りを見せました。ここまでがトップから1秒差以内となり、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Del Conca Gresini Racing Moto3)が15番手、ジョン・マクフィー(British Talent Team)が17番手。ともに表彰台争いの常連だけに、2日目のポジションアップに期待がかかります。鳥羽海渡(Honda Team Asia)は、リズムをつかめず33番手。2日目の追い上げに挑みます。

コメント

アーロン・カネット(Moto3 1番手)
アーロン・カネット「全体的にポジティブな一日となりました。午前中のセッションはベストタイムをマークしましたが、今大会はペースの速いレースになると思うので、レースペースをもう少し改善しなければなりません。午後は中途半端なコンディションとなり、路面が乾くのを待ってから走り出しました。午後のセッションも2番手タイムをマークできたし、明日に向けてすべてがポジティブだと思います。明日が楽しみです」

ホアン・ミル(Moto3 2番手)
ホアン・ミル「今日は天気と路面コンディションがとても複雑な一日になりましたが、満足しています。セカンドセッションではさらにグリップをよくしようとしましたが、期待したような結果にはなりませんでした。明日はほかの調整を試して予選に挑みたいです」

エネア・バスティアニーニ(Moto3 4番手)
エネア・バスティアニーニ「今日の結果にはとても満足しています。今日はいいベースセッティングでスタートし、すぐにサーキットに適応しました。FP2は路面が濡れていたし、今週末は天気がよくなるという予報だったので走行せず、待機することにしました。セッション終盤、路面が乾いたのでユーズドタイヤで走り出しましたが、とても気持ちよく走ることができました。明日が楽しみです」

鈴木竜生(Moto3 7番手)
鈴木竜生「ドライコンディションだった午前中はいいフィーリングで終われました。中途半端なコンディションになった午後のセッションも、午前中のユーズドタイヤでまずまずのタイムで走れたので、いい一日になりました。午前中のタイムを更新するのは難しいコンディションでしたが、明日に向けての確認作業をこなすことができました。ここは左コーナーが多いので、自分は得意としています。すごく楽しみです」

佐々木歩夢(Moto3 12番手)
佐々木歩夢「今日は内容のあるいい一日になりました。午前中のセッションは、前戦サンマリノGPで学んだことをしっかり実践して、自分のペースでしっかりロングランをして、いいポジションにつけることができました。セッション終盤のタイムアタックでは、位置取りが悪く15番手までポジションを落としましたが、内容は悪くなかったと思います。午後は雨上がりの中途半端なコンディションであまりいい状態ではなかったのですが、その中で午前中のタイムを更新できたのでよかったと思います。総合12番手、セッション4番手で終われました。明日の予選に向けていい状態なので、しっかりいいグリッドを獲得して決勝に備えたいです」

鳥羽海渡(Moto3 33番手)
鳥羽海渡「今日は全体的にブレーキングで突っ込み過ぎていたので、コーナーの立ち上がりでロスしていました。明日は、この点に注意して、立ち上がり重視で走りたいと思います。午前中、午後ともにドライで走れる時間帯があったのですが、昨年とはちょっとフィーリングが違う感じでした。明日はそれをアジャストしていきたいです。そして、速いライダーとの差をしっかりチェックして、それを活かしたいです」

Moto3 リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム/差
144アーロン・カネットHonda1'59.114
236ホアン・ミルHonda+0.009
323N.アントネッリKTM+0.239
433エネア・バスティアニーニHonda+0.292
588ホルヘ・マルティンHonda+0.315
68N.ブレガKTM+0.464
724鈴木竜生Honda+0.553
864B.ベンドスナイダーKTM+0.587
95ロマーノ・フェナティHonda+0.769
1042M.ラミレスKTM+0.828
1110D.フォッジャKTM+0.850
1271佐々木歩夢Honda+0.931
1312M.ベッツェッカマヒンドラ+1.018
1416A.ミニョKTM+1.040
1521ファビオ・ディ・ジャンアントニオHonda+1.287
1648L.ダラ・ポルタマヒンドラ+1.320
1717ジョン・マクフィーHonda+1.344
1858J.ゲバラKTM+1.375
1919G.ロドリゴKTM+1.564
2075A.アレナスマヒンドラ+1.611
2115J.マシアKTM+1.710
227アダム・ノロディンHonda+1.724
2365P.エッテルKTM+1.901
2414トニ・アルボリーノHonda+1.974
2584J.コーンフェールプジョー+1.981
2641ナカリン・アティラプワパHonda+2.157
2737アーロン・ポランコHonda+2.423
2896M.パリャーニマヒンドラ+2.491
2995ジュール・ダニーロHonda+2.540
304P.プルキネンプジョー+2.546
3140D.ビンダーKTM+3.322
326M.エレーラKTM+3.329
3327鳥羽海渡Honda+3.518

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