ROUND 10
 チェコGP
		オートモトドラム・ブルノ・サーキット
		2017.08.06(日)・決勝
チェコGP
		オートモトドラム・ブルノ・サーキット
		2017.08.06(日)・決勝

ウエットコンディションで行われたMoto3クラスは、7台によるし烈な優勝争いが展開され、ホアン・ミル(Leopard Racing)が今季6勝目を挙げました。レース終盤は、ミルが集団を抜け出し、それをロマーノ・フェナティ(Marinelli Rivacold Snipers)が追うという展開に。総合首位のミルと総合2位のフェナティによる息詰まる戦いとなりましたが、ラストラップにスパートをかけたミルが、フェナティを振りきりました。ミルは、フェナティとの差を42点とし、念願のタイトル獲得に向けてまた一歩前進しました。
予選で17番手と苦戦したアーロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)が、すばらしい追い上げを見せて3位でフィニッシュし、ランキング3位をキープしました。これでHonda NSF250RWは、今季8回目となる表彰台の独占を果たしました。
以下、6位にジョン・マクフィー(British Talent Team)、8位に鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)、9位にアダム・ノロディン(SIC Racing Team)、ナカリン・アティラプワパ(Honda Team Asia)が10位でフィニッシュしました。
今季ベストグリッドとなる11番手から決勝に挑んだ佐々木歩夢(SIC Racing Team)は、15位につけ今季2回目のポイントを獲得しました。今回は、エネア・バスティアニーニ(Estrella Galicia 0,0)や、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Del Conca Gresini Racing Moto3)などがポイントを獲得できない厳しい戦いとなりました。鳥羽海渡(Honda Team Asia)は29位。今大会での復帰を予定していたホルヘ・マルティン(Del Conca Gresini Racing Moto3)は、復帰戦を次戦以降に持ち越しました。
ホアン・ミル(Moto3 優勝)
   「サマーブレイクのおかげでとても気持ちよく後半戦を迎えることができました。そして、ここに着いた日にアンヘルが亡くなったことを聞き、なんとか優勝して、彼に優勝を捧げたいと思いました。今大会は、ドライコンディションではいい走りができていました。しかし、今日はウエットでも気持ちよく乗ることができました。チームに本当に感謝しています。この勝利をアンヘルと彼の家族に捧げます。ヘレス・サーキットが彼の名前になればとてもうれしいです」
  「サマーブレイクのおかげでとても気持ちよく後半戦を迎えることができました。そして、ここに着いた日にアンヘルが亡くなったことを聞き、なんとか優勝して、彼に優勝を捧げたいと思いました。今大会は、ドライコンディションではいい走りができていました。しかし、今日はウエットでも気持ちよく乗ることができました。チームに本当に感謝しています。この勝利をアンヘルと彼の家族に捧げます。ヘレス・サーキットが彼の名前になればとてもうれしいです」
ロマーノ・フェナティ(Moto3 2位)
   「今日の結果にはとても満足しています。ウエットコンディションでいいセットアップができたからです。正直、レース序盤は、こうしたレースができるとは思ってもいませんでした。それがミルとバトルすることができて、本当に限界まで攻めることができました。多くのリスクを負いながら、こうして2位でフィニッシュできたことは、自分にとっては優勝に匹敵するものです。次戦オーストリアGPもいいレースができることを願っています」
  「今日の結果にはとても満足しています。ウエットコンディションでいいセットアップができたからです。正直、レース序盤は、こうしたレースができるとは思ってもいませんでした。それがミルとバトルすることができて、本当に限界まで攻めることができました。多くのリスクを負いながら、こうして2位でフィニッシュできたことは、自分にとっては優勝に匹敵するものです。次戦オーストリアGPもいいレースができることを願っています」
アーロン・カネット(Moto3 3位)
   「とても難しい週末でした。序盤はリスクを負わず、着実にタイヤを温めることに努めました。それから徐々にペースを上げて、前を走るライダーたちをパスしていきました。トップグループからは約3.5秒離れていましたが、4位との差も開いていたので、3位をキープすることにしました。今日は3位になるためにリスクを冒し、全力を出しきりました。予選が17番手と厳しい順位だったので、この結果はとてもうれしく、まるで優勝したような気分です」
  「とても難しい週末でした。序盤はリスクを負わず、着実にタイヤを温めることに努めました。それから徐々にペースを上げて、前を走るライダーたちをパスしていきました。トップグループからは約3.5秒離れていましたが、4位との差も開いていたので、3位をキープすることにしました。今日は3位になるためにリスクを冒し、全力を出しきりました。予選が17番手と厳しい順位だったので、この結果はとてもうれしく、まるで優勝したような気分です」
鈴木竜生(Moto3 8位)
   「またしても自己ベストを更新できず残念でした。土曜日のFP3では2度の転倒でちょっと足踏みしてしまいましたが、決勝では自己ベストタイの8位でフィニッシュすることができました。これで3回目の8位、その他にも10位と9位があり、この辺りの位置、トップ10が自分のポジションになったという気持ちです。次のステップとなるトップ5を目指し、連戦となるオーストリアGPをがんばりたいです」
  「またしても自己ベストを更新できず残念でした。土曜日のFP3では2度の転倒でちょっと足踏みしてしまいましたが、決勝では自己ベストタイの8位でフィニッシュすることができました。これで3回目の8位、その他にも10位と9位があり、この辺りの位置、トップ10が自分のポジションになったという気持ちです。次のステップとなるトップ5を目指し、連戦となるオーストリアGPをがんばりたいです」
佐々木歩夢(Moto3 15位)
  「スタートはよかったのですが、2周目から4周目までなかなかペースをつかめず、遅れてしまいました。それからはトップグループと変わらないペースで走れたのですが、序盤に遅れた分を取り戻すことはできませんでした。しかし、なんとか15位でフィニッシュしてポイントを獲得できたのはよかったです。後半戦の目標としていた、予選でいいグリッドを獲得するというのは達成したので、次のオーストリアではさらにグリッドを上げて、決勝のリザルトも上げていきたいです」
鳥羽海渡(Moto3 29位)
   「序盤にフィーリングをつかめず、それが最後まで影響しました。ウエットはそれほど苦手な意識はないのですが、金曜日のウエットも今日のウエットも、全くいいところがありませんでした。なにが原因なのかをしっかり分析して、オーストリアGPに挑みたいです」
  「序盤にフィーリングをつかめず、それが最後まで影響しました。ウエットはそれほど苦手な意識はないのですが、金曜日のウエットも今日のウエットも、全くいいところがありませんでした。なにが原因なのかをしっかり分析して、オーストリアGPに挑みたいです」
| 順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 | 
|---|---|---|---|---|
| 1 | 36 | ホアン・ミル |  | 44'41.314 | 
| 2 | 5 | ロマーノ・フェナティ |  | +0.350 | 
| 3 | 44 | アーロン・カネット |  | +3.078 | 
| 4 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | +4.598 | 
| 5 | 58 | J.ゲバラ | KTM | +4.882 | 
| 6 | 17 | ジョン・マクフィー |  | +8.343 | 
| 7 | 42 | M.ラミレス | KTM | +9.597 | 
| 8 | 24 | 鈴木竜生 |  | +10.234 | 
| 9 | 7 | アダム・ノロディン |  | +10.395 | 
| 10 | 41 | ナカリン・アティラプワパ |  | +10.913 | 
| 11 | 16 | A.ミニョ | KTM | +11.148 | 
| 12 | 75 | A.アレナス | マヒンドラ | +12.085 | 
| 13 | 65 | P.エッテル | KTM | +14.266 | 
| 14 | 10 | D.フォッジャ | KTM | +14.271 | 
| 15 | 71 | 佐々木歩夢 |  | +14.311 | 
| 16 | 14 | トニ・アルボリーノ |  | +14.404 | 
| 17 | 33 | エネア・バスティアニーニ |  | +14.449 | 
| 18 | 77 | T.ジョージ | KTM | +15.144 | 
| 19 | 48 | L.ダラ・ポルタ | マヒンドラ | +20.312 | 
| 20 | 84 | J.コーンフェール | プジョー | +23.680 | 
| 21 | 21 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ |  | +23.935 | 
| 22 | 12 | M.ベッツェッカ | マヒンドラ | +24.772 | 
| 23 | 8 | N.ブレガ | KTM | +24.831 | 
| 24 | 23 | N.アントネッリ | KTM | +25.143 | 
| 25 | 96 | M.パリャーニ | マヒンドラ | +38.836 | 
| 26 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | +42.433 | 
| 27 | 11 | リビオ・ロイ |  | +42.497 | 
| 28 | 18 | G.マルティネス・アブレゴ | KTM | +47.923 | 
| 29 | 27 | 鳥羽海渡 |  | +48.013 | 
| 30 | 4 | P.プルキネン | プジョー | +48.407 | 
| RT | 95 | ジュール・ダニーロ |  | - | 
| RT | 6 | M.エレーラ | KTM | - | 
| 順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | 
|---|---|---|---|---|
| 1 | 36 | ホアン・ミル |  | 190 | 
| 2 | 5 | ロマーノ・フェナティ |  | 148 | 
| 3 | 44 | アーロン・カネット |  | 126 | 
| 4 | 17 | ジョン・マクフィー |  | 93 | 
| 5 | 88 | ホルヘ・マルティン |  | 89 | 
| 6 | 42 | M.ラミレス | KTM | 88 | 
| 7 | 21 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ |  | 85 | 
| 8 | 16 | A.ミニョ | KTM | 83 | 
| 9 | 58 | J.ゲバラ | KTM | 69 | 
| 10 | 33 | エネア・バスティアニーニ |  | 59 | 
| 11 | 8 | N.ブレガ | KTM | 54 | 
| 12 | 65 | P.エッテル | KTM | 44 | 
| 13 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | 38 | 
| 14 | 24 | 鈴木竜生 |  | 38 | 
| 15 | 40 | D.ビンダー | KTM | 35 | 
| 16 | 95 | ジュール・ダニーロ |  | 29 | 
| 17 | 11 | リビオ・ロイ |  | 24 | 
| 18 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | 17 | 
| 19 | 23 | N.アントネッリ | KTM | 16 | 
| 20 | 71 | 佐々木歩夢 |  | 16 | 
| 21 | 7 | アダム・ノロディン |  | 16 | 
| 22 | 41 | ナカリン・アティラプワパ |  | 9 | 
| 23 | 27 | 鳥羽海渡 |  | 6 | 
| 24 | 52 | D.ケント | KTM | 6 | 
| 25 | 75 | A.アレナス | マヒンドラ | 6 | 
| 26 | 84 | J.コーンフェール | プジョー | 5 | 
| 27 | 12 | M.ベッツェッカ | マヒンドラ | 4 | 
| 28 | 14 | トニ・アルボリーノ |  | 2 | 
| 29 | 48 | L.ダラ・ポルタ | マヒンドラ | 2 | 
| 30 | 10 | D.フォッジャ | KTM | 2 | 
| 31 | 6 | M.エレーラ | KTM | 1 | 
| 32 | 96 | M.パリャーニ | マヒンドラ | 0 | 
| 33 | 77 | T.ジョージ | KTM | 0 | 
| 34 | 4 | P.プルキネン | プジョー | 0 | 
| 35 | 31 | R.フェルナンデス | マヒンドラ | 0 | 
| 36 | 18 | G.マルティネス・アブレゴ | KTM | 0 | 
| 37 | 81 | A.ヴィウ | KTM | 0 | 
| 順位 | コンストラクター | 総合ポイント | 
|---|---|---|
| 1 | Honda | 245 | 
| 2 | KTM | 134 | 
| 3 | マヒンドラ | 11 | 
| 4 | プジョー | 5 | 









































