コメント

フランコ・モルビデリ(Moto2 ポールポジション)
「セッション開始直後は、ウエットパッチがたくさん残っている状態で、レインタイヤでスタートしたのでとても難しい走りが要求されました。ライン取りがとても難しく、プッシュするポイントを見極められず、難しい状況でした。そのあと、雨が激しくなり、明日は8番手から決勝に挑むことになると思いました。ドライコンディションでとてもいい走りができていただけに、とても残念でした。しかしそのあと、(シモーネ)コルシ(Speed Up Racing)が濡れた路面でタイムを上げていくのを見て、自分もコースインし、トップタイムをマークすることができました。コンディションが激しく変わる予選だっただけに、とてもうれしいです」

アレックス・マルケス(Moto2 2番手)
「ウエットコンディションではいい走りができていたし、今日はポールポジションを獲得できるんじゃないかと思っていたので、ちょっと複雑な気持ちです。しかし、フロントローを獲得できてよかったです。正直、ドライコンディションでは、自分が望むような走りができていません。そのため、予選ではさらにセットアップを進め、いいポジションを獲得しようと思っていました。今日の予選は、条件が厳しく、限界を見極めるのがとても難しい状態でした。最後のアタックではクリアラップが取れず、タイムをロスしましたが、フロントローに並べてよかったです」

サンドロ・コルテセ(Moto2 3番手)
「ホームグランプリでフロントローを獲得できて、とてもすばらしい気分です。この調子をキープして、明日もいいレースができることを願っています。今大会はすべてのコンディションでテストしてきましたが、ドライでもウエットでもいい走りができています。明日の決勝は、いいスタートを切って、地元ファンの前でいいレースを見てもらえるようにがんばりたいです」

長島哲太(Moto2 16番手)
「雨が降ってきたときに、これで終わりかなと思いました。しかし、すぐに雨は上がり、周回するごとにタイムを更新できました。セッション開始直後の方が路面は乾いていましたが、レインタイヤは濡れている方がグリップがよく、リズムもよかったです。もし明日がウエットだったら、いいレースをする自信があります。ドライだったら、今抱えている課題を少しでも改善できるようにしたいです。そしていい結果を残して、鈴鹿8耐に行きたいです」

中上貴晶(Moto2 25番手)
「フルウエットでは周回ごとにタイムを上げられましたが、十分ではありませんでした。しかし、オランダよりはフィーリングがよかったし、だんだんと攻められるようになっています。今日は終盤のアタックでミスがあり、ポジションを落としてしまいました。ウエットになると、フロントのフィーリングが無く、攻められないという状況なので、もし、明日もウエットだったら、少しでもウエットコンディションを攻略できるようにしたいです。ドライになれば追い上げたいですが、グリッドが悪いので、厳しいレースになると思います。一つでも多く追い上げたいです」