コメント

フランコ・モルビデリ(Moto2 ポールポジション)
「予選が始まったときは、コース上のところどころにまだ水たまりがあって、どこでプッシュできるのかよく分からない、トリッキーな状態でした。しかし、いいペースを見つけられました。(ロレンソ)バルダッサーリ(Forward Racing Team)が大きな転倒をしました。正直、こういう映像を見るのはとてもつらいです。セッションが再開してからは、難しいですが集中力を取り戻そうとがんばりました。ポールポジションを獲得できてうれしいです。いつものように厳しいレースになると思いますが、再び優勝に向けて、プッシュする自信があります。ここまでの2レースはプラン通りに進みませんでしたが、落ち着いて戦えました。今はさらに戦闘的になったように感じています。再び優勝争いをするときが来ました」

中上貴晶(Moto2 2番手)
「午前中のウエットコンディションは、転倒もあり24番手でしたが、ここ最近のウエットに比べればフィーリングは格段によくなっていました。転倒がなければポジションはもっとよかったと思います。午後の予選は、ハーフウエットで始まりましたが、バルダッサーリの転倒で赤旗中断になりました。その赤旗中断の間に路面が乾き、再開してからはポールポジション争いができました。バルダッサーリに大きなケガがなくてよかったです。ポールポジションは獲得できませんでしたが、今年初めてのフロントローなのでうれしいです」

トーマス・ルティ(Moto2 3番手)
「速いリズムを刻むのがとても難しい一日でした。コンディションはとても奇妙だったし、セッション終盤へ向けて苦戦しました。リアタイヤがあと何周持つのか分かりませんでした。ここはアッセンなので、明日のコンディションもどうなるかは分かりません。でも準備はできています。フロントローを獲得できてうれしいです」

長島哲太(Moto2 24番手)
「雨のフィーリングは悪くなく、午前中のセッションは12番手でした。午後の予選はハーフウエットの状態で始まったのですが、最終シケインでウエットパッチに乗って転んでしまいました。その後、スリックで走れる状態になったのですが、昨日のドライコンディションとはフィーリングが全く変わってしまい、しかも転倒車が多く、ちゃんとアタックできないままチェッカーを受けることになりました。マシンは、止まらない、曲がらないに加えて、どこまで攻められるのか限界が分からない状態で、最後まで気持ちよく乗れませんでした。明日はどういう天候になっても、しっかり自分の力を出せるようにがんばりたいです」