第17戦マレーシアGPの予選はウエットコンディションとなり、Repsol Honda Teamのマルク・マルケスが4番手で終えました。午前中に行われたフリー走行は2番手。胃腸炎で体調を崩しているマルケスですが、順調にQ2進出を果たしました。その後、ウエットコンディションで行われたFP4ではトップタイムをマーク。予選では2戦連続今季8度目のポールポジション(PP)が期待されましたが、思うようにタイムを更新できず、4番手に終わりました。
マルク・マルケス
マルク・マルケス
しかし、体調は着実に回復していることから、決勝では、ドライでもウエットでも優勝争いが期待されます。前戦オーストラリアGPでは、トップを快走中に転倒リタイアに終わる悔しいレースだっただけに、今大会はその雪辱に挑みます。
カル・クラッチロー
カル・クラッチロー
カル・クラッチロー(LCR Honda)がマルケスに続く5番グリッドを獲得しました。初日のフリー走行で13番手。2日目午前のFP3でも13番手と、ダイレクトでQ2進出は果たせませんでしたが、フリー走行での11番手以下で行われるQ1でトップタイムをマークしてQ2進出を果たすと、5番手タイムをマークしました。なお、クラッチローはこのセッションで転倒を喫しましたがケガはなく、決勝では、今季3勝目と今季5度目の表彰台が期待されます。
前戦オーストラリアGPから調子を上げているジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は14番手。電子制御がうまく機能せず、ストレートの加速でタイムをロスしましたが、ドライでもウエットでも上り調子をアピールしているだけに、追い上げのレースが期待されます。
負傷欠場中のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)の代役として出場の青山博一は、FP3では21番手でしたが、ウエットコンディションとなったFP4では18番手、Q1では7番手につけて17番グリッドを獲得しました。今大会、Hondaは2年ぶり22度目のコンストラクターズタイトルに王手をかけています。また、チームタイトルにも王手をかけているだけに、代役出場の青山はタイトルへの期待に応える意気込みです。
青山博一
ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は21番手。難しいコンディションの中で思うようにタイムを更新できませんでしたが、決勝では追い上げのレースに挑みます。
Moto2クラスは、断続的に小雨が降る微妙なコンディションの中で行われ、タイトルに王手のヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)が今季6度目のPPを獲得しました。決勝では、総合2位のトーマス・ルティ(Garage Plus Interwetten)に3位以上で先着すれば、チャンピオンが決まります。
ヨハン・ザルコ
フランコ・モルビデリ
後半に入って絶好調のフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が2番手。過去に3戦連続で表彰台を獲得する好調ぶりで、今大会は、念願の初優勝と今季7度目の表彰台獲得に挑みます。3番手にはアクセル・ポンス(AGR Team)で今季初のフロントローを獲得。以下、ジョナス・フォルガー(Dynavolt Intact GP)、タイトル決定にストップをかけたいルティ、今季2勝目を狙うロレンソ・バルダッサーリ(Forward Team)と続き、FP3でトップタイムをマークした中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)は、ウエットコンディションの予選で思うように走れず20番手へとポジションを落としました。
フランコ・モルビデリ(左)、ヨハン・ザルコ(中央)、アクセル・ポンス(右)
タイトル獲得の可能性を残す総合3位のアレックス・リンス(Paginas Amarillas HP 40)は23番手と大きく遅れました。
セッション中に強い雨が降り、赤旗中断となったMoto3クラスは、ホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)が3戦ぶり今季6度目のフロントローを獲得しました。ドライコンディションで行われたFP3でも、トップから1秒差に14台という接戦の中で6番手とまずまずの走りをしているナバロ。第15戦日本GP、前戦オーストラリアGPと2戦連続でリタイアに終わっているだけに、今大会は3戦ぶりの表彰台と今季3勝目に期待が膨らみます。
ホルヘ・ナバロ
ホルヘ・ナバロ
ニッコロ・アントネッリ(Ongetta-Rivacold)が6番手。前戦オーストラリアGPで初めて表彰台を獲得したアーロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)が10番手から、2戦連続の表彰台を狙います。
ニッコロ・アントネッリ
アーロン・カネット
以下、フリー走行で2番手につけたヤコブ・コーンフェール(Drive M7 SIC Racing Team)が15番手、アダム・ノロディン(Drive M7 SIC Racing Team)が18番手、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Gresini Racing Moto3)が19番手、ホームグランプリに気合満点のカイルール・イダム・パウィ(Honda Team Asia)が20番手、負傷欠場のエネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Moto3)の代役として急きょ出場することになった佐々木歩夢が21番手という結果でした。
ヤコブ・コーンフェール
佐々木歩夢
ドライコンディションのFP3で14番手につけた尾野弘樹(Honda Team Asia)は、ウエットコンディションの予選で2度の転倒を喫し25番手。追い上げのレースに挑みます。
ヨハン・ザルコ(Moto2 ポールポジション)
「ポールポジションを獲得できてとてもうれしいです。最後のラップはとてもうまくいきました。(フランコ)モルビデリと走って、とてもいいフィーリングがありました。彼をパスすることもできました。路面にはかなり雨水がありましたが、さらにペースを上げられました。明日のコンディションはどうなるか分かりませんが、ドライでもウエットでもいい感触があるので、スタートから力強い走りをしてレースをリードしたいです。そうすれば自分のペースに集中できると思います。もし決勝レースがドライになったら、トップグループでいいバトルができると思います。もしウエットになったら、長いレースになると思います。今夜はしっかり寝て、明日の決勝に挑みたいです」
フランコ・モルビデリ(Moto2 2番手)
「簡単な予選セッションではありませんでしたが、ウエットになることが事前に分かっていたので、準備を整えることはできました。最初から自信がありました。新しい路面が乾きにくいことは分かっていて、問題はどこがウエットでどこが乾いているのかを見極める必要があることでした。そのためどこでアタックすればいいのか注意しなければいけませんでした。コンディションはよくなりました。しかし、スリックタイヤを使うほどは乾いていなかったです。至るところでスライドしてとても楽しかったです。そして、フロントローを獲得できてうれしいです。これで4戦連続で表彰台に上がるチャンスが見えてきました。どのような天気になるか様子を見なければなりませんが、ウエットでもドライでもいい走りをする自信があります」
アクセル・ポンス(Moto2 3番手)
「100%の確信はありませんでしたが、ウエットタイヤでは思うように走れなかったので、スリックタイヤに交換しました。スローダウンしなければならないような水たまりもありましたが、ドライの部分で一生懸命プッシュしました。そして最後にとてもうまくいきました。とてもうれしいです」
中上貴晶(Moto2 20番手)
「ウエットコンディションになった予選は全然駄目でした。中途半端な濡れ方でしたが、レインタイヤでなければ走れないコンディションでした。フロントの接地感がなくて、最後まで攻められませんでした。今日のようなコンディションでは、これまでもよくなかったのですが、これほど悪いのは初めてです。とにかく、駄目だった、としか言えないセッションでした。明日の決勝がもしドライだったら、いいレースができると思います。とにかく、できるだけ追い上げたいです。ドライでは、FP3でトップタイムをマークしているし、どこまで追い上げられるか、自分との戦いになります」
ホルヘ・ナバロ(Moto3 2番手)
「とてもトリッキーなセッションでした。スリックタイヤでコースに出ましたが、まだ濡れているとことがたくさんあったので、ピットに戻ってウエットタイヤに交換しました。3〜4周走ったらまた雨が激しくなり、赤旗中断となりました。その後、再開されたセッションでは、雨量が多く、これ以上ラップタイムを更新するのは難しいと思ったし、ポールポジションかと思いました。最後にブラッド・ビンダー(KTM)がいいタイムを出し、ポールポジションを逃してしまいました。でも、ドライコンディションでもウエットコンディションでもいい状態が作れたので満足しています。明日に向けて準備は整っています」
ニッコロ・アントネッリ(Moto3 6番手)
「いい予選でした。セッション終盤にかけて雨量は多くなりましたが、リズムよく走れました。一度、いいリズムをつかんでからは、タイムはどんどん上がりました。最終的に6番手でしたが、いいグリッドを獲得できたので、明日がウエットでもドライでも、いいスタートを切って、いいレースをしたいです」
アーロン・カネット(Moto3 10番手)
「ドライコンディションで行われたFP3は、とても順調にタイムを出せました。しかしセッション終盤、ところどころにあったウエットパッチに乗って転倒してしまいました。午後の予選もあまりフィーリングはよくなかったのですが、赤旗中断になり、その後の雨量の多い状態でフィーリングがよくなり、タイムを更新できました。10番手というのは、期待していたようなポジションではありませんが、ペースは悪くありません。明日のウォームアップで最後の調整をして決勝に挑みたいです」
佐々木歩夢(Moto3 21番手)
「午前中のフリー走行は28番手でしたが、午後の予選は21番手でした。予選は雨が激しくなり赤旗中断となりました。雨量は再開してからの方が多かったのですが、それでも中断する前からタイムを更新できました。明日の決勝は、ウエットでもドライでもトップ10を目標にがんばります」
尾野弘樹(Moto3 25番手)
「ドライコンディションでのフリー走行は14番手でした。それほど悪くはなかったのですが、ウエットコンディションになった午後の予選は、昨日と同じで、いいフィーリングはありませんでした。しかし、よくない状態にもかかわらず、がんばりすぎたためにセッション中に2度も転んでしまいました。明日は後方からのスタートになりますが、一つでもポジションをばん回したいです」
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | 2'11.485 |
2 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | 2'11.731 |
3 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | 2'11.787 |
4 | 93 | マルク・マルケス | ![]() | 2'11.874 |
5 | 35 | カル・クラッチロー | ![]() | 2'12.558 |
6 | 29 | A.イアンノーネ | ドゥカティ | 2'12.598 |
7 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | 2'12.869 |
8 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | 2'12.981 |
9 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | 2'13.325 |
10 | 76 | L.バズ | ドゥカティ | 2'13.452 |
11 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | 2'13.707 |
12 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | 2'13.973 |
13 | 38 | B.スミス | ヤマハ | 2'12.898 |
14 | 43 | ジャック・ミラー | ![]() | 2'12.907 |
15 | 9 | D.ペトルッチ | ドゥカティ | 2'13.776 |
16 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | 2'13.850 |
17 | 7 | 青山博一 | ![]() |
2'14.179 |
18 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | 2'14.433 |
19 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | 2'14.769 |
20 | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | 2'14.786 |
21 | 53 | ティト・ラバト | ![]() | 2'15.894 |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | 2'18.621 |
2 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | +2.134 |
3 | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | +2.762 |
4 | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | +2.938 |
5 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | +3.154 |
6 | 7 | ロレンソ・バルダッサーリ | KALEX | +3.215 |
7 | 19 | ザビエル・シメオン | SPEED UP | +3.320 |
8 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | +3.408 |
9 | 87 | レミー・ガードナー | KALEX | +3.449 |
10 | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | +3.486 |
11 | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | +3.935 |
12 | 93 | ラムダン・ロスリ | KALEX | +4.076 |
13 | 22 | サム・ロース | KALEX | +4.566 |
14 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | +4.592 |
15 | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | +4.766 |
16 | 20 | アレッサンドロ・ノッコ | KALEX | +5.008 |
17 | 27 | イケル・レクオナ | KALEX | +5.056 |
18 | 57 | エドガー・ポンス | KALEX | +5.164 |
19 | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | +5.292 |
20 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | +5.314 |
21 | 73 | アレックス・マルケス | KALEX | +5.524 |
22 | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | +5.653 |
23 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | +5.749 |
24 | 52 | ダニー・ケント | KALEX | +5.921 |
25 | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | +6.018 |
26 | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | +6.172 |
27 | 2 | イェスコ・ラフィン | KALEX | +6.409 |
28 | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | +6.990 |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 41 | B.ビンダー | KTM | 2'26.268 |
2 | 9 | ホルヘ・ナバロ | ![]() | +0.093 |
3 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | +0.127 |
4 | 48 | L.ダラ・ポルタ | KTM | +0.810 |
5 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | +1.039 |
6 | 23 | ニッコロ・アントネッリ | ![]() | +1.087 |
7 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | +1.336 |
8 | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | +1.374 |
9 | 20 | F.クアルタラロ | KTM | +1.393 |
10 | 44 | アーロン・カネット | ![]() | +1.656 |
11 | 55 | A.ロカテリ | KTM | +1.719 |
12 | 65 | P.エッテル | KTM | +1.794 |
13 | 8 | N.ブレガ | KTM | +1.801 |
14 | 36 | J.ミル | KTM | +1.925 |
15 | 84 | ヤコブ・コーンフェール | ![]() | +1.947 |
16 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | +2.285 |
17 | 58 | J.ゲバラ | KTM | +2.450 |
18 | 7 | アダム・ノロディン | ![]() | +2.697 |
19 | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ![]() | +2.714 |
20 | 89 | カイルール・イダム・パウィ | ![]() | +2.721 |
21 | 71 | 佐々木歩夢 | ![]() |
+2.999 |
22 | 38 | H.アズミ | プジョー | +3.066 |
23 | 11 | リビオ・ロイ | ![]() | +3.112 |
24 | 95 | ジュール・ダニーロ | ![]() | +3.327 |
25 | 76 | 尾野弘樹 | ![]() | +3.980 |
26 | 16 | A.ミニョ | KTM | +4.479 |
27 | 12 | A.アレナス | プジョー | +4.604 |
28 | 42 | M.ラミレス | マヒンドラ | +4.693 |
29 | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | +5.883 |
30 | 43 | S.バルトリーニ | マヒンドラ | +6.078 |
31 | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | +6.324 |
6 | M.エレーラ | KTM | +10.430 | |
3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | - |
マルク・マルケス(MotoGP 4番手)
「昨日より体調がよく、いい一日になりました。体調が回復するというのは、今の自分にはとても大事なことです。医師に感謝しています。体力も徐々に戻ってきています。明日はもっとよくなっていると思います。ドライコンディションで走れた午前中は、いいフィーリングがありました。午後のセッションは、前日にウエットのセッションをキャンセルしていたので、その遅れもあって少し難しかったです。でもFP4はかなりよかったです。Q2ではもっといい走りをしたかったので、セットアップを少し調整したのですが、思うように機能しませんでした。とにかく、ドライでもウエットでも表彰台争いをする準備はできています」
カル・クラッチロー(MotoGP 5番手)
「今日はとてもトリッキーなコンディションでした。Q2では転倒してしまいましたが、2列目をなんとか獲得できました。みんな限界で走っていました。気温が上がり、タイヤは思ったほど機能していませんでした。FP4はとてもうまくいきましたが、Q1、Q2とタイヤにとっては難しいコンディションになりました。Q2ではミスをしてしまいました。ハンドルバーが完全に曲がり、ブレーキレバーが完全に下を向いてしまったのですが、コースに復帰することができました。こんなにハンドルバーが曲がっているのに、ラップタイムを更新できてとてもよかったのですが、こんな危ないことはもうしません。12番グリッドにはなりたくないという思いでした。ドライでも雨でもいいペースがあるので明日が楽しみです」
ジャック・ミラー(MotoGP 14番手)
「少し残念な予選でした。一生懸命プッシュしましたが、思うようにいきませんでした。セットアップに取り組みました。一番の問題は長いストレートに出るときのトラクションコントロールです。パワーがかなりカットされてしまいました。でも、ドライとウエットの両方でいいセッティングを見つけられました。明日、どのような天気になっても、準備をしっかりしたいと思います。決勝が楽しみです」
青山博一(MotoGP 17番手)
「今日もドライ&ウエットという一日でしたが、ブレーキングでフロントがロックしてしまう症状が出て、それを調整したのですが直らず、苦戦しました。ブレーキングがしっかりできないために、止まれない、曲がれない、立ち上がれないという状態で、それはドライでもウエットでも同じ症状でした。明日のウォームアップで、この問題に取り組みたいです。これを解消して、目標とするトップ10を目指したいです」
ティト・ラバト(MotoGP 21番手)
「とても難しいレースウイークとなっています。路面がドライのときはいい感触があったのですが、ウエットコンディションでは21番手までポジションを落とし、とても残念です。滑りやすいウエットコンディションでもっと前進できるよう、なにか試してみなければなりません。それが明日の決勝レースでできることを願っています」