第14戦アラゴンGP決勝は、今季6度目のポールポジションから決勝に挑んだマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、予選の走りを見事に再現し、今季4勝目を挙げました。オープニングラップはマーベリック・ビニャーレス(スズキ)に続いて2番手。2周目にはトップに浮上しますが、3周目にオーバーランを喫し5番手へとポジションを落としました。
マルク・マルケス
マルク・マルケス
このオーバーランで気持ちを落ち着かせたというマルケスは、それからしっかりタイヤの温度を上げることに集中して、ペースを上げていきます。そして、5周目にアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、7周目にホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)、10周目にビニャーレスをパス。12周目にはバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)を抜いてトップに浮上すると、それから着実に後続との差を広げ、23周のレースで真っ先にチェッカーを受けました。
マルク・マルケス
マルク・マルケス
第9戦ドイツGP以来、5戦ぶりの優勝に喜びを爆発させるマルケス。後半戦に入ってから、タイヤの選択が決まらなかったり、不安定な天候に翻弄されるレースが続き、フラストレーションをためていましたが、久しぶりの快走に満面の笑みを見せ、地元ファンも大喜びでした。
マルク・マルケス
これで今大会2位、総合3位のロレンソに66点差、今大会3位で総合2位のロッシに52点のリードを築き、2年ぶり3回目のチャンピオンに向け、また、一歩前進しました。
予選5番手のカル・クラッチロー(LCR Honda)が、5位でフィニッシュしました。今大会は、マルケス、ロレンソ、ロッシ、ビニャーレスのトップグループにはついていけませんでした。その後方で、ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)、ドヴィツィオーゾ、アレイシ・エスパルガロ(スズキ)とセカンドグループを形成。後半に入ると、ペドロサとの5位争いとなり、これに勝利。この結果、クラッチローは、総合8位から総合6位へと、ランキングを上げました。
カル・クラッチロー(左)、マルク・マルケス(右)
ダニ・ペドロサ(#26)
クラッチローとし烈な5位争いを繰り広げたペドロサは6位でした。ペドロサは、終盤、タイヤの消耗でペースを落とし、エスパルガロとの厳しい戦いを経て、一時は7番手へとポジションを落としましたが、最終ラップに逆転しました。前戦サンマリノGPで今季初優勝を達成したペドロサは、今大会も好調をキープし、フリー走行では快調にラップを刻みましたが、決勝では苦戦を強いられることになりました。
右手首の負傷で欠場のジャック・ミラーの代役として出場したニッキー・ヘイデン(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、予選19番手から15位でフィニッシュして、ポイントを獲得しました。今季初めて乗るマシンへの慣熟走行に、多くの時間を費やすことになったヘイデンですが、決勝に向けて着実にペースを上げることに成功しました。チームメートのティト・ラバトは、ホームGPに闘志を燃やしていましたが、17周目の5コーナーで転倒、リタイアに終わりました。
激戦が予想されたMoto2クラスは、今季5度目のポールポジションから好スタートを切ったサム・ロース(Federal Oil Gresini Moto2)が、2位以下を引き離す快走で、今季2勝目を挙げました。第4戦スペインGP以来、10戦ぶりの優勝を果たしたロースは、予選を終えたときに「自分の走りがきっちりできたら今大会は誰もついてこれない」と自信をみせていましたが、その言葉通りのレースを披露しました。
サム・ロース
サム・ロース
ロースは、イギリス、サンマリノとノーポイントが続いた2戦で、ランキングを4位に下げていましたが、今大会の優勝で3位に。今大会8位で総合首位のヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)との差を40点とし、チャンピオン争いに再度加わることとなりました。
サム・ロース
サム・ロース
今季2度目のフロントローから好スタートを切ったアレックス・マルケス(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が、優勝したロースを追い、終盤追い上げてきたチームメートのフランコ・モルビデリの追撃を抑えて2位でゴール。Moto2クラスで初の表彰台を獲得しました。3位はモルビデリで、今季4度目の表彰台登壇を果たしました。Estrella Galicia 0,0 Marc VDSとしては、初の2人揃っての表彰台となりました。
アレックス・マルケス
フランコ・モルビデリ
トーマス・ルティ(Garage Plus Interwetten)は4位でした。ルティとモルビデリと中盤まで4位争いを繰り広げた中上貴晶(IDEMITSU HONDA TEAM ASIA)が5位。中上は、フリー走行や予選とリアタイヤのフィーリングが変わり、思うようにペースを上げられませんでした。
総合2位のアレックス・リンス(paginas Amarillas HP 40)が6位。前戦サンマリノGPで優勝のロレンソ・バルダッサーリ(Foward Team)が7位。総合首位のザルコが8位に終わり、ザルコとリンスの差は、わずか1点となりました。
ワイルドカードで出場の長島哲太(Ajo Motorsport Academy)は23位でした。
Moto3クラスは、レース中盤まで12台がトップグループを形成する厳しい戦いとなりました。その中から総合首位のブラッド・ ビンダー(KTM)、総合2位のエネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Moto3)、総合3位のホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Gresini Racing Moto3)の4台が抜け出し、最終ラップのし烈な戦いを制したナバロが今季2勝目を挙げました。
ホルヘ・ナバロ(#9)
ホルヘ・ナバロ
2位はビンダーで、今季3度目のポールポジションを獲得したバスティアニーニが3位でした。チームメートのディ・ジャンアントニオが4位で、トップ4の差が、わずか0.162秒という厳しい戦いでした。
エネア・バスティアニーニ(#33)
ファビオ・ディ・ジャンアントニオ
この結果、ビンダーがタイトルを獲得しました。コンストラクターズタイトルは、4戦を残し、KTMがHondaに20点差をつけています。これからの戦いで、Hondaは逆転でのタイトル獲得に挑みます。
ホルヘ・ナバロ(中央)、エネア・バスティアニーニ(右)
トップグループからわずかに遅れましたが、セカンドグループで熱走を見せたアーロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)が7位、ニッコロ・アントネッリ(Ongetta-Rivacold)が14位でそれぞれポイントを獲得しました。
予選9番手から上位入賞が期待された尾野弘樹(HONDA TEAM ASIA)は、バイブレーションに苦しんでペースが上がらず20位。チームメートのカイルール・イダム・パウィは、22位でした。
サム・ロース(Moto2 優勝)
「レースウイークを通して一生懸命がんばりました。すべてのプラクティスでロングランをこなしてきたので、レースに向けて自信はありました。そのためなるべく早くトップに出ていいリズムをつかもうとしました。ギャップが少しできてからは、リラックスして自分のペースを維持しようとしました。いいレベルの戦闘力を証明することができました。チャンピオンシップリーダーと40ポイント差になりました。どんなことでも起こりえます。そして、もちろん、あきらめていません。マシンの感触はいいです。自信を持って日本へ行きます。そしてベストを尽くします」
アレックス・マルケス(Moto2 2位)
「Moto2の2年目のシーズンでようやく表彰台に上がることができてとてもうれしいです。昨年はあまり楽ではありませんでした。このような結果が自信につながることはわかっているので、この瞬間は僕にとって大事です。レース序盤はとてもいい感触があり、サム・ロースについていくペースがありました。でも最後はリアグリップに苦戦し難しかったです。フランコが最終コーナーでインサイドに見えましたが、抑える準備はできていました。僕を信じてくれたチームに感謝しています。次の日本でもこのレベルをキープしたいです」
フランコ・モルビデリ(Moto2 3位)
「アレックスをオーバーテイクするチャンスは一度しかありませんでした。それはラストラップの最終コーナーでした。レース序盤は彼のかなり後方にいたので、彼に追いつくことができてとてもうれしかったです。スターティンググリッドはあまりよくありませんでしたが、コンスタントにトップレベルに入れるチームであることを証明できたのでうれしいです」
中上貴晶(Moto2 5位)
「ウイークを通して、リアはミディアムを使ってきました。それが決勝になって、フィーリングが変わり、序盤からスピニングが激しくて苦戦しました。本来なら、徐々にグリップが落ちていくはずですが、今日は、最初から滑り出しが速かったです。その原因は調べないとわかりません。しかし、かなり苦戦した状況でも、表彰台争いを視野に入れられるところで戦えたのはよかったです。ランキングも7位から6位に上がりました。月曜日のテストでいろいろ試して、いい状態で日本GPに向かいたいです」
長島哲太(Moto2 23位)
「今大会は、決勝に向けてマシンを組み立てていきました。自分としては自信があったのですが、思ったほど順位をあげられず、残念でした。フリー走行、予選とは、フィーリングが変わり、グリップ不足に苦しみました。でも、レースウイークで苦しんだコーナー進入はよくなったし、一歩前進できた感じがします。FIM CEVレプソルインターナショナル選手権ではコンスタントに表彰台に立っていますが、さすがに、GPはレベルが高かったです。次の日本GPに向けて心構えもできたし、もてぎでは今回よりいい走りを見せたいです」
ホルヘ・ナバロ(Moto3 優勝)
「ここはスリップストリームがとても重要な役割を果たすので、Moto3クラスでは典型的なレース展開になりました。序盤から力強いペースをつかもうとしましたが、グループから逃げきるのは不可能だとわかったので、少し力を抜きました。そして、終盤に向けてタイヤと自分のエネルギーを温存しました。周りにも後ろにもたくさんのライダーがいたので、残り5周でアタックしました。快適でした。一番の戦略はバックストレートで2番手になることでした。バスティアニーニをオーバーテイクしているときに僕をパスしたビンダーには驚きました。でも勝ちたかったので、最終コーナーで全力を尽くしました。ここで優勝できて最高の気分です。タイトルを獲得したブラッド(ビンダー)におめでとうと言いたいです」
エネア・バスティアニーニ(Moto3 3位)
「レース序盤は、ナバロと一緒にレースをリードしていました。そしてほかのライダーとギャップを作るために、かなりプッシュしましたが、ビンダーとほかのライダーが追いついてきたので、リラックスしてタイヤを温存することにしました。リスクをあまり負わずに、トップ3のポジションをキープしようとがんばりました。ビンダーが最終コーナー前のロングストレートで速いことはわかっていました。最終ラップの戦いでは、僕が一番いいインサイドのラインを維持しましたが、すでにマシンは限界で挙動が激しかったので勝てませんでした。残念です。何度も優勝争いをしていますが、今シーズンはまだ一度も優勝していません。引き続きがんばって優勝を目指します」
ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Moto3 4位)
「レースでは最高の走りができたのですが、最終ラップだけは残念でした。正直、僕の戦略はあまりよくありませんでした。アタックするのが少し早すぎました。その結果4位でした。序盤は渋滞にはまりましたが、なんとか集団から抜けだして、自分のリズムをつかむことができました。最後は全力を尽くしましたが、表彰台には立てませんでした。でもこの結果と、すばらしいパフォーマンスに満足しています」
尾野弘樹(Moto3 20位)
「原因はわからないのですが、1周目からバイブレーションが出始めて、思うようにペースを上げられませんでした。レースを終えて、その原因をチェックしていますが、タイヤと車体には問題はありませんでした。とにかく、何もできないままレースを終えてしまったという感じで、とても残念でした」
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 93 | マルク・マルケス | ![]() | 41'57.678 |
2 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | +2.740 |
3 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | +5.983 |
4 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | +8.238 |
5 | 35 | カル・クラッチロー | ![]() | +13.221 |
6 | 26 | ダニ・ペドロサ | ![]() | +17.072 |
7 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | +18.522 |
8 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | +19.432 |
9 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | +23.071 |
10 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | +27.898 |
11 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | +32.448 |
12 | 51 | M.ピロ | ドゥカティ | +35.033 |
13 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | +36.224 |
14 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | +37.621 |
15 | 69 | ニッキー・ヘイデン | ![]() | +40.509 |
16 | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | +43.906 |
17 | 9 | D.ペトルッチ | ドゥカティ | +56.740 |
18 | 76 | L.バズ | ドゥカティ | +59.681 |
19 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | +1'34.126 |
RT | 53 | ティト・ラバト | ![]() | +7Laps |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 22 | サム・ロース | KALEX | 40'00.885 |
2 | 73 | アレックス・マルケス | KALEX | +3.289 |
3 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | +3.321 |
4 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | +5.181 |
5 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | +10.722 |
6 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | +12.164 |
7 | 7 | ロレンソ・バルダッサーリ | KALEX | +12.385 |
8 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | +12.612 |
9 | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | +14.004 |
10 | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | +18.164 |
11 | 19 | ザビエル・シメオン | SPEED UP | +22.413 |
12 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | +22.671 |
13 | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | +22.909 |
14 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | +23.437 |
15 | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | +25.293 |
16 | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | +25.828 |
17 | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | +26.404 |
18 | 4 | スティーブン・オーデンダール | KALEX | +26.525 |
19 | 87 | レミー・ガードナー | KALEX | +30.341 |
20 | 2 | イェスコ・ラフィン | KALEX | +30.438 |
21 | 60 | フリアン・シモン | SPEED UP | +30.505 |
22 | 77 | ドミニク・エガーター | KALEX | +41.767 |
23 | 45 | 長島哲太 | KALEX | +42.019 |
24 | 57 | エドガー・ポンス | KALEX | +42.058 |
25 | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | +45.444 |
26 | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | +45.629 |
27 | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | +55.886 |
28 | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | +55.889 |
29 | 52 | ダニー・ケント | KALEX | +1Lap |
RT | 89 | アラン・ティーチャー | NTS | +14Laps |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 9 | ホルヘ・ナバロ | ![]() | 39'56.973 |
2 | 41 | B.ビンダー | KTM | +0.030 |
3 | 33 | エネア・バスティアニーニ | ![]() | +0.107 |
4 | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ![]() | +0.162 |
5 | 36 | J.ミル | KTM | +1.724 |
6 | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | +1.903 |
7 | 44 | アーロン・カネット | ![]() | +1.979 |
8 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | +3.008 |
9 | 58 | J.ゲバラ | KTM | +3.101 |
10 | 65 | P.エッテル | KTM | +3.559 |
11 | 16 | A.ミニョ | KTM | +3.594 |
12 | 20 | F.クアルタラロ | KTM | +6.883 |
13 | 17 | J.マクフィー | プジョー | +9.742 |
14 | 23 | ニッコロ・アントネッリ | ![]() | +9.758 |
15 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | +9.776 |
16 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | +9.931 |
17 | 55 | A.ロカテリ | KTM | +13.358 |
18 | 11 | リビオ・ロイ | ![]() | +13.645 |
19 | 95 | ジュール・ダニーロ | ![]() | +18.776 |
20 | 76 | 尾野弘樹 | ![]() | +22.193 |
21 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | +22.800 |
22 | 89 | カイルール・イダム・パウィ | ![]() | +30.459 |
23 | 7 | アダム・ノロディン | ![]() | +30.749 |
24 | 12 | A.アレナス | プジョー | +36.510 |
25 | 48 | L.ダラ・ポルタ | KTM | +43.028 |
26 | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | +43.441 |
27 | 42 | M.ラミレス | マヒンドラ | +43.478 |
28 | 6 | M.エレーラ | KTM | +1'10.624 |
29 | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | +1'14.198 |
30 | 18 | G.マルチネス | マヒンドラ | +1'45.935 |
RT | 43 | S.バルトリーニ | マヒンドラ | +11Laps |
RT | 8 | N.ブレガ | KTM | - |
RT | 84 | ヤコブ・コーンフェール | ![]() | - |
RT | 3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | - |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 93 | マルク・マルケス | ![]() | 248 |
- | 2 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | 196 |
- | 3 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | 182 |
- | 4 | 26 | ダニ・ペドロサ | ![]() | 155 |
- | 5 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | 149 |
▲ | 6 | 35 | カル・クラッチロー | ![]() | 105 |
▼ | 7 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | 104 |
▼ | 8 | 29 | A.イアンノーネ | ドゥカティ | 96 |
- | 9 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | 96 |
- | 10 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | 84 |
- | 11 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | 71 |
- | 12 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | 69 |
- | 13 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | 55 |
▲ | 14 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | 54 |
▼ | 15 | 9 | D.ペトルッチ | ドゥカティ | 50 |
- | 16 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | 49 |
- | 17 | 43 | ジャック・ミラー | ![]() | 42 |
- | 18 | 38 | B.スミス | ヤマハ | 42 |
- | 19 | 51 | M.ピロ | ドゥカティ | 36 |
- | 20 | 53 | ティト・ラバト | ![]() | 27 |
- | 21 | 76 | L.バズ | ドゥカティ | 24 |
- | 22 | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | 13 |
- | 23 | 22 | A.ロース | ヤマハ | 3 |
▲ | 24 | 69 | ニッキー・ヘイデン | ![]() | 1 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | ![]() | 291 |
- | 2 | ヤマハ | 278 |
- | 3 | ドゥカティ | 187 |
- | 4 | スズキ | 155 |
- | 5 | アプリリア | 72 |
チーム
順位 | チーム | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | Repsol Honda Team | 403 |
- | 2 | Movistar Yamaha MotoGP | 378 |
▲ | 3 | Team SUZUKI ECSTAR | 218 |
▼ | 4 | Ducati Team | 213 |
- | 5 | Monster Yamaha Tech 3 | 141 |
- | 6 | OCTO Pramac Yakhnich | 117 |
- | 7 | Avintia Racing | 109 |
- | 8 | LCR Honda | 105 |
- | 9 | Aprilia Racing Team Gresini | 103 |
- | 10 | Pull & Bear Aspar Team | 84 |
- | 11 | Estrella Galicia 0,0 Marc VDS | 70 |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | 202 |
- | 2 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | 201 |
▲ | 3 | 22 | サム・ロース | KALEX | 162 |
▼ | 4 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | 154 |
▲ | 5 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | 141 |
▲ | 6 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | 135 |
▼ | 7 | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | 133 |
- | 8 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | 103 |
- | 9 | 7 | ロレンソ・バルダッサーリ | KALEX | 99 |
▲ | 10 | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | 74 |
▼ | 11 | 77 | ドミニク・エガーター | KALEX | 71 |
▲ | 12 | 73 | アレックス・マルケス | KALEX | 60 |
▼ | 13 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | 54 |
▼ | 14 | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | 47 |
▼ | 15 | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | 44 |
- | 16 | 39 | ルイス・サロム | KALEX | 37 |
▲ | 17 | 19 | ザビエル・シメオン | SPEED UP | 34 |
▲ | 18 | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | 34 |
▼ | 19 | 44 | ミゲル・オリベイラ | KALEX | 33 |
▼ | 20 | 60 | フリアン・シモン | SPEED UP | 32 |
- | 21 | 52 | ダニー・ケント | KALEX | 28 |
- | 22 | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | 23 |
- | 23 | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | 14 |
- | 24 | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | 12 |
- | 25 | 2 | イェスコ・ラフィン | KALEX | 11 |
- | 26 | 95 | アンソニー・ウエスト | SUTER | 6 |
- | 27 | 87 | レミー・ガードナー | KALEX | 5 |
- | 28 | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | 5 |
- | 29 | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | 4 |
- | 30 | 57 | エドガー・ポンス | KALEX | 2 |
- | 31 | 42 | フェデリコ・フリーニ | KALEX | 0 |
▲ | 32 | 4 | スティーブン・オーデンダール | KALEX | 0 |
▼ | 33 | 33 | アレッサンドロ・トヌッチ | KALEX | 0 |
▼ | 34 | 27 | イケル・レクオナ | KALEX | 0 |
▼ | 35 | 93 | ラムダン・ロスリ | KALEX | 0 |
▼ | 36 | 88 | リカルド・カルダス | SUTER | 0 |
▼ | 37 | 8 | エフレン・バスケス | SUTER | 0 |
▲ | 38 | 45 | 長島哲太 | KALEX | 0 |
▼ | 39 | 69 | ダニー・エスリック | SUTER | 0 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | KALEX | 350 |
- | 2 | SPEED UP | 107 |
- | 3 | TECH 3 | 24 |
- | 4 | SUTER | 6 |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 41 | B.ビンダー | KTM | 249 |
▲ | 2 | 9 | ホルヘ・ナバロ | ![]() | 143 |
▼ | 3 | 33 | エネア・バスティアニーニ | ![]() | 139 |
▲ | 4 | 36 | J.ミル | KTM | 117 |
▼ | 5 | 8 | N.ブレガ | KTM | 113 |
▲ | 6 | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ![]() | 111 |
▼ | 7 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | 110 |
- | 8 | 5 | R.フェナティ | KTM | 93 |
▲ | 9 | 23 | ニッコロ・アントネッリ | ![]() | 81 |
▼ | 10 | 84 | ヤコブ・コーンフェール | ![]() | 80 |
- | 11 | 55 | A.ロカテリ | KTM | 65 |
- | 12 | 65 | P.エッテル | KTM | 62 |
▲ | 13 | 44 | アーロン・カネット | ![]() | 60 |
▲ | 14 | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | 56 |
- | 15 | 20 | F.クアルタラロ | KTM | 56 |
▼ | 16 | 89 | カイルール・イダム・パウィ | ![]() | 54 |
▼ | 17 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | 53 |
▼ | 18 | 95 | ジュール・ダニーロ | ![]() | 51 |
- | 19 | 17 | J.マクフィー | プジョー | 48 |
- | 20 | 16 | A.ミニョ | KTM | 47 |
▲ | 21 | 58 | J.ゲバラ | KTM | 40 |
▼ | 22 | 11 | リビオ・ロイ | ![]() | 35 |
- | 23 | 76 | 尾野弘樹 | ![]() | 28 |
- | 24 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | 22 |
- | 25 | 62 | S.マンツィ | マヒンドラ | 13 |
- | 26 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | 12 |
- | 27 | 48 | L.ダラ・ポルタ | KTM | 7 |
- | 28 | 6 | M.エレーラ | KTM | 6 |
- | 29 | 7 | アダム・ノロディン | ![]() | 5 |
- | 30 | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | 4 |
- | 31 | 10 | A.マスボー | プジョー | 0 |
- | 32 | 98 | K.ハニカ | KTM | 0 |
- | 33 | 12 | A.アレナス | プジョー | 0 |
- | 34 | 43 | S.バルトリーニ | マヒンドラ | 0 |
- | 35 | 42 | M.ラミレス | マヒンドラ | 0 |
- | 36 | 97 | M.カプラー | KTM | 0 |
- | 37 | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | 0 |
- | 38 | 37 | D.ピッツォリ | KTM | 0 |
- | 39 | 3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | 0 |
- | 40 | 27 | T.ジョージ | KTM | 0 |
- | 41 | 22 | D.ウェッブ | マヒンドラ | 0 |
- | 42 | 99 | E.ボーラム | KTM | 0 |
- | 43 | 53 | M.ベゼッキ | マヒンドラ | 0 |
▲ | 44 | 18 | G.マルチネス | マヒンドラ | 0 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | KTM | 296 |
- | 2 | Honda | 276 |
- | 3 | マヒンドラ | 157 |
- | 4 | プジョー | 48 |
マルク・マルケス(MotoGP 優勝)
「ホームグランプリであり、そして大好きなサーキットで優勝することができて、とてもうれしいです。このグランプリを待ち望んでいました。ここはアタックしたいコースであり、勝てると思うサーキットの1つです。今回の優勝は重要ですが、戦いはまだまだ続きます。昨日も言ったように、レースではどんなことも起こりえます。3周目の7コーナーで転倒しなかったのは奇跡でした。その時に、少しリラックスしようと思い、正確に、そして正しいところでブレーキングをするという練習のメンタルに戻しました。このおかげで、おもしろいレースになりました。序盤はオーバーテイクが多かったし、後半はバレンティーノとのギャップを広げることができました。これは大事なことでした。ここ数戦、バレンティーノはポイントを縮めてきていたし、それを止めたいと思っていました。そうしなければ、さらに彼がやる気を出すことになります。アドバンテージをさらに広げることができました。表彰台に上がることができて、とてもうれしかったです。弟のアレックスが初のMoto2での表彰台に登壇したことは、もっとうれしい出来事でした」
カル・クラッチロー(MotoGP 5位)
「リアタイヤがいいフィーリングになるまで苦戦しました。これはレースウイークを通して問題となっていた部分で、ダニやドヴィツィオーゾ、(アレイシ)エスパルガロにつかまってしまいました。序盤、彼らとバトルをすることになりましたが、ダニは、コーナー出口の加速が僕より少しよかったので抜けませんでした。終盤、やっといいペースになりましたが遅すぎました。LCR Hondaは、今週とてもいい仕事をしてくれました。昨日はフロントローを獲得できると思っていましたが、ミスをしてしまいました。そして今日は表彰台に立てると思っていましたが、トップグループについていけませんでした。MotoGPクラスでは、後方から上がっていくのは大変です。でも楽しいレースでした。アラゴンでトップ5というのは悪くはありません。もちろん、表彰台に立ちたかったですが、全体的に満足しています」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 6位)
「残念ながら、今日はいい結果を出すことができませんでした。難しいレースでした。レース序盤からグリップがなく、コーナーの出口でうまく立ち上がれませんでした。それが序盤の一番の問題でした。コーナーでスロットルを開けることができず、前のライダーたちに引き離されてしまいました。できる限りのことはしましたが、その後、フロントタイヤにも問題が出始めました。挙動が出始めて、レース終盤は何か問題があるのは明らかでした。クラッチローと戦おうとしましたが、できませんでした。とにかく、完走することを考えて走りました」
ニッキー・ヘイデン(MotoGP 15位)
「今週で一番の走りができました。このマシンを乗りこなすのに、思ったよりも時間がかかりました。特にフロントタイヤには時間がかかりました。レースでは金曜日に僕より2秒も速かった(ミケーレ)ピロや(ヘクター)バルベラ、そして(ユージン)ラバティ(3選手ともドゥカティ)とバトルができました。周回するごとに感触がよくなりました。テストをしないで走るのは非常に難しいということはわかっていましたが、全力を尽くしました。いい経験になりました。このような機会を与えてくれたチーム、Estrella Galicia 0,0 Marc VDSに感謝しています。このようなすばらしいチームと仕事ができて、誇りに思っています」
ティト・ラバト(MotoGP リタイア)
「気温が低い朝のウォームアップで転倒したため、自信はあまりありませんでした。スタートは悪く、最初の2周はかなり慎重になっていました。フロントタイヤの感触をつかめないことが心配だったからです。リズムをつかんでからは、かなり快適になりペースも上がりました。しかし、またフロントから転倒してしまいました。今日はポイント圏内でフィニッシュできたと思うので残念です。フロントの感触をよくするために調整が必要なことは明らかです。ミサノではフロントから3度転倒しました。ここアラゴンでも同じことが起きています。何かがおかしいのではないかと思います。解決策を見つけるために、引き続き仕事に取り組まなければなりません」