後半戦のスタートとなった第10戦オーストリアGPのフリー走行は、終日、雲が多く、肌寒い一日となりました。午前中のセッションは、気温9℃、午後のセッションは15℃。7月下旬に行われた合同テストは、30℃を超える猛暑の中で行われています。タイヤを供給するミシュランは、このときの天候をベースにタイヤを準備しているだけに、各チームともにマシンとタイヤのセットアップに多くの時間を割くことになりました。
カル・クラッチロー
午前中に行われたFP1で11番手だったカル・クラッチロー(LCR Honda)は、午後のセッションでタイムを約2秒短縮して5番手に浮上し、Honda勢最上位で初日を終えました。サマーブレイクとなった8月2日に長女が誕生。ヘルメットに長女の名前「ウィロー」を描き走行を行いました。新しい家族の誕生でモチベーションの高いクラッチロー。前戦ドイツGPに続き、2戦連続表彰台と初優勝に挑みます。
カル・クラッチロー
7月下旬に行われた合同テストに参加していないマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、この日が初走行となりました。そのため、レッドブル・リンクの攻略と走り込みに多くの時間を割きました。また、タイヤもソフトコンパウンドを使わずデータ収集に努め、2日目のフリー走行と予選に向けて、準備を進めました。2日目の天候が雨になっても、Q1進出となる10番手をキープ。合同テストに参加していない遅れを取り戻す一日となりました。
マルク・マルケス
マルク・マルケス
7月下旬の合同テストに参加したジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が、1回目の走行で8番手、2回目の走行でも14番手と、まずまずのスタートを切りました。ミラーは、シーズン序盤の第3戦アメリカズGPで右足を負傷、シーズン前半はケガに苦しみましたが、ケガの回復に合わせて調子を上げてきました。シーズン前半戦の第8戦オランダGPでは初優勝を達成したミラー。後半戦のスタートは、心身ともに最高の状態で迎えることとなりました。
ジャック・ミラー(左)、ティト・ラバト(右)
チームメートのティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)も、事前テストの成果を遺憾なく発揮し、今季ベストの15番手で初日のスタートを切りました。シーズン前半戦は、初めて経験するMotoGPマシンに苦戦。第6戦イタリアGPで左鎖骨を骨折し、左肩を痛めるなどケガにも苦しみました。後半戦のスタートとなったオーストリアGPは、体調も万全。本来のパフォーマンスを徐々に発揮する走りとなりました。
ダニ・ペドロサ
午前中の走行で転倒を喫したダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、この転倒でリズムを崩し、19番手で初日を終えました。2日目は、タイム短縮とポジションアップに挑みます。
19年ぶりの開催となったレッドブル・リンクは、シーズンを通してもっとハイスピードコースとなりました。Moto2クラスでトップタイムをマークしたトーマス・ルティ(Garage Plus Interwetten)のアベレージスピードは時速173.3km。高速サーキットならではのスリップストリームの使い合いとなり、ルティから1秒差に20台がひしめく、し烈な戦いとなりました。
トーマス・ルティ
過去2戦、転倒ノーポイントに終わっているルティは、1回目のセッションで3番手。2回目のセッションでさらにタイムを短縮して首位に浮上します。今季3回目の表彰台獲得に向けて、絶好のスタートを切りました。
アレックス・リンス
2番手には総合2位のアレックス・リンス(paginas Amarillas HP 40)で、リンスも前戦ドイツGPではリタイアに終わっています。今大会は、総合首位で初日3番手のヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)に先着する意気込み。そのザルコがリンスに僅差で続くなど、チャンピオン争いをする2人が初日から熱い走りを見せました。
ヨハン・ザルコ
フランコ・モルビデリ
以下、フランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)、ジョナス・フォルガー(Dynavolt Intact GP)、鈴鹿8時間耐久ロードレースに出場したドミニク・エガーター(CarXpert Interwetten)、アレックス・マルケス(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)、マルセル・シュローター(AGR Team)と続き、事前テストに参加せず、この日が初走行となった中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)は9番手スタート。中上も事前テストに参加しておらず、2日目のタイム短縮が期待されます。
中上貴晶
Moto3クラスは、エネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Moto3)が、トップとわずか0.005秒差の2番手となりました。リビオ・ロイ(RW Racing GP BV)が7番手で初日を終え、この日は首位から1秒差に13台という接戦。高速サーキットだけに、スリップを使い合うセッションとなりました。
リビオ・ロイ
ホルヘ・ナバロ(左)、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(右)
総合2位につけるホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)が11番手、ニッコロ・アントネッリ(Ongetta-Rivacold)が15番手。午前中1回目の走行でHonda勢トップの6番手につけた尾野弘樹(Honda Team Asia)は18番手でした。
尾野弘樹
ジュール・ダニーロ
以下、ジュール・ダニーロ(Ongetta-Rivacold)が21番手、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Gresini Racing Moto3)が24番手、アーロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)が26番手、ヤコブ・コーンフェール(Drive M7 SIC Racing Team)が28番手、前戦ドイツGPで今季2勝目を挙げたカイルール・イダム・パウィ(Honda Team Asia)が30番手。ほとんどのライダーがレッドブル・リンクを走るのは初めての経験で、コース攻略に多くの時間を割く一日となっただけに、2日目のHonda勢の巻き返しが注目されます。
カイルール・イダム・パウィ
トーマス・ルティ(Moto2 1番手)
「今日はとても寒い日でした。テストを行ったときとは違いました。路面温度は低く、グリップ力も低かったです。そのため、マシンのセットアップに取り組まなければなりませんでしたが、いい方法を見つけたような気がします。決勝に向けて天気がどうなるのかが一番気になります。明日は今日より暖かくなると思います。タイヤやグリップのためには、その方がいいです。過去2戦はノーポイントで終わっているので、そろそろポイントを獲得しなければなりません。再び自信を取り戻していきたいです」
アレックス・リンス(Moto2 2番手)
「初めてのサーキットの走りとしては、出だしは良かったと思います。事前テストとは路面コンディションなど、すべての条件が異なり、今日はサスペンションのセットアップに取り組みました。残りの9戦、とにかくプッシュしなければなりません。マシンは安定性がもう少し必要です。ベストを尽くします」
ヨハン・ザルコ(Moto2 3番手)
「いい初日になりました。マシンの感触はいいです。数週間前にテストを行ったときに比べて、とても寒い一日でしたが、少し慎重に走ればグリップ力も上がり、マシンもよく機能しました。たくさん周回できましたし、ほとんどの時間帯でトップをキープをしました。これは大事なことです。チームとともにいい仕事ができています。小さいサーキットなので、予選では接戦になると思います。そのため予選はとても重要になってきます。とても速いサーキットですが、自分のライディングスタイルに合ってると思うし、うまく走れると思います」
中上貴晶(Moto2 9番手)
「最終的に9番手でしたが、今日は思ったほど、気持ちよく走ることができませんでした。ここはハイスピードに加えてアップダウンが多く、他のサーキットに比べるとセットアップが独特なものになると感じました。特にフロントのセットアップが重要になりますし、その点では、今日は納得のいく走りができませんでした。正直、コースレイアウトを見たときはそれほど攻略は難しくないと思っていました。実際、前半区間は簡単すぎておもしろくなかったのですが、後半セクションは、中高速コーナーが連続して楽しい走りができました。ただ、出口がタイトなので、思っていた以上に攻略は難しいものでした。午前中はトップと1秒差で、午後は0.5秒差まで短縮しました。合同テストに参加していなかった遅れを、明日のフリー走行と予選で取り戻したいです」
エネア・バスティアニーニ(Moto3 2番手)
「ハードブレーキングと高速コーナーが混在していて、とても好きなレイアウトです。全く違うキャラクターを持つサーキットですが、すぐに慣れることができました。このサーキットは初めて走るので、セットアップに一生懸命取り組みました。午前中は寒くて難しいコンディションでしたが、午後はグリップも上がり、マシンのセットアップを一歩進めることができました。そのためかなり速く走れるようになりました。今はビンダー(KTM)だけが抜けている印象で、レースで彼と戦うためにはあと0.3秒縮めなければなりません。明日はもっとうまく走れると思います。僕自身もマシンのどこを改善できるか考えていきたいです」
リビオ・ロイ(Moto3 7番手)
「独特なサーキットですが、とても好きです。すぐにリズムをつかむことができました。午後はソフトタイヤを使いましたが、かなりいい感じでした。今日はタイトなコーナーで苦戦したので、明日はエンジンブレーキに取り組みます。2列目までに並べるようにがんばります。一人でいいラップタイムを出せていますし、かなり安定しています」
尾野弘樹(Moto3 18番手)
「今日はコースに慣れることに集中する一日でした。走っていて楽しかったです。ここはストレート部分が長く、スリップの使い合いになるので、頭を使って走らないといけないなあと思いました。今日の順位も、うまくスリップを使った選手が上位にいるという感じなので、明日はその辺もしっかり考えて走りたいです。コースのアベレージスピードではシーズン通して1番速いサーキットだと思います。昨年、オーストラリアGPの行われるフィリップアイランドはケガのために行っていないので比較できませんが、ヨーロッパで1番速いムジェロよりはアベレージの高いサーキットでした」
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | 1'23.617 |
2 | 29 | A.イアンノーネ | ドゥカティ | +0.238 |
3 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | +0.854 |
4 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | +0.866 |
5 | 35 | カル・クラッチロー | ![]() | +1.071 |
6 | 9 | D.ペトルッチ | ドゥカティ | +1.249 |
7 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | +1.339 |
8 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | +1.371 |
9 | 51 | M.ピロ | ドゥカティ | +1.371 |
10 | 93 | マルク・マルケス | ![]() | +1.422 |
11 | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | +1.425 |
12 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | +1.523 |
13 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | +1.604 |
14 | 43 | ジャック・ミラー | ![]() | +1.704 |
15 | 53 | ティト・ラバト | ![]() | +2.153 |
16 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | +2.265 |
17 | 38 | B.スミス | ヤマハ | +2.324 |
18 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | +2.328 |
19 | 26 | ダニ・ペドロサ | ![]() | +2.513 |
20 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | +2.532 |
21 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | +2.852 |
22 | 76 | L.バズ | ドゥカティ | +2.874 |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | 1'29.695 |
2 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | +0.078 |
3 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | +0.242 |
4 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | +0.284 |
5 | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | +0.438 |
6 | 77 | ドミニク・エガーター | KALEX | +0.448 |
7 | 73 | アレックス・マルケス | KALEX | +0.465 |
8 | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | +0.510 |
9 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | +0.514 |
10 | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | +0.691 |
11 | 7 | ロレンソ・バルダッサーリ | KALEX | +0.713 |
12 | 44 | ミゲル・オリベイラ | KALEX | +0.756 |
13 | 22 | サム・ロース | KALEX | +0.786 |
14 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | +0.808 |
15 | 57 | エドガー・ポンス | KALEX | +0.831 |
16 | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | +0.879 |
17 | 52 | ダニー・ケント | KALEX | +0.893 |
18 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | +0.904 |
19 | 60 | フリアン・シモン | SPEED UP | +0.913 |
20 | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | +0.982 |
21 | 19 | ザビエル・シメオン | SPEED UP | +1.277 |
22 | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | +1.396 |
23 | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | +1.524 |
24 | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | +1.567 |
25 | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | +1.578 |
26 | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | +1.583 |
27 | 87 | レミー・ガードナー | KALEX | +1.641 |
28 | 2 | イェスコ・ラフィン | KALEX | +1.839 |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 41 | B.ビンダー | KTM | 1'37.070 |
2 | 33 | エネア・バスティアニーニ | ![]() | +0.005 |
3 | 20 | F.クアルタラロ | KTM | +0.120 |
4 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | +0.254 |
5 | 5 | R.フェナティ | KTM | +0.410 |
6 | 58 | J.ゲバラ | KTM | +0.578 |
7 | 11 | リビオ・ロイ | ![]() | +0.594 |
8 | 65 | P.エッテル | KTM | +0.748 |
9 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | +0.835 |
10 | 36 | J.ミル | KTM | +0.864 |
11 | 9 | ホルヘ・ナバロ | ![]() | +0.901 |
12 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | +0.916 |
13 | 55 | A.ロカテリ | KTM | +0.985 |
14 | 16 | A.ミニョ | KTM | +1.045 |
15 | 23 | ニッコロ・アントネッリ | ![]() | +1.184 |
16 | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | +1.230 |
17 | 12 | A.アレナス | プジョー | +1.280 |
18 | 76 | 尾野弘樹 | ![]() | +1.350 |
19 | 53 | M.ベゼッキ | マヒンドラ | +1.443 |
20 | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | +1.470 |
21 | 95 | ジュール・ダニーロ | ![]() | +1.477 |
22 | 17 | J.マクフィー | プジョー | +1.544 |
23 | 8 | N.ブレガ | KTM | +1.593 |
24 | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ![]() | +1.648 |
25 | 42 | M.ラミレス | マヒンドラ | +1.665 |
26 | 44 | アーロン・カネット | ![]() | +1.681 |
27 | 62 | S.マンツィ | マヒンドラ | +2.019 |
28 | 84 | ヤコブ・コーンフェール | ![]() | +2.209 |
29 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | +2.332 |
30 | 89 | カイルール・イダム・パウィ | ![]() | +2.618 |
31 | 43 | S.バルトリーニ | マヒンドラ | +2.645 |
32 | 7 | アダム・ノロディン | ![]() | +2.667 |
33 | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | +2.719 |
34 | 6 | M.エレーラ | KTM | +2.930 |
35 | 3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | +3.221 |
カル・クラッチロー(MotoGP 5番手)
「正直、今日の結果に満足しています。今日はとても寒く、それがタイヤのパフォーマンスに影響しました。すべてのライダーにとって難しいコンディションになりました。後半のスタートとなったオーストリアGPの初日は厳しいものになりましたが、これが僕たちの仕事であり、できる限り、フィードバックすることが重要になります。今日のようなコンディションで、Hondaのトップになったとしても、あまり意味はありません。マルク(マルケス)が限界までプッシュしているかどうかもわからないですし、ダニ(ペドロサ)はグリップに苦戦しています。今大会は戦闘的になれることはわかっています。今日はマシンのスピードに苦戦しましたが、ほかのマニュファクチャーに対しては、すべての場所においてタイムを縮めることができました」
マルク・マルケス(MotoGP 10番手)
「今日は基本的にレースに向けてデータを収集する日でした。そして、この新しいサーキットで、市販車で走った経験と、MotoGPマシンで走ったときの違いを見つける日でした。コースは短いですが、ブレーキングポイントは多いです。全体的に満足しています。10番手ですが、新品のソフトタイヤを使っていないですし、これは本当の順位ではありません。明日も同じ方向性で取り組みます。この方向性は正しいと思っています。日曜日の目標は、少なくともトップ5に入ること。そして表彰台争いをすることです」
ジャック・ミラー(MotoGP 14番手)
「今朝はいいスタートを切ることができましたが、FP2ではトップとの差がわずかに広がりました。もっといいラップタイムが出せることはわかっているので、心配はしていません。今日は、ミシュランが用意した新しいタイヤでセットアップを進めました。テストで使用したタイヤとは違うので、もっとうまく機能するようにセットアップしなければなりません。テストの時はとても暑かったので、ミシュランの新しいタイヤは、それをベースに準備されました。タイヤライフをよくする方向でしたが、今日は寒かったです。今日の内容には、かなり満足しています。特に最後2つのセクターでのペースにとても満足しています」
ティト・ラバト(MotoGP 15番手)
「先月テストを行ったときとは路面コンディションが全く違いました。とても温度が低かったのですが、それでも、フロントエンドのフィーリングがとてもよかったです。こんなに寒いコンディションは今年になって初めてです。一番改善しなければならない部分は、1コーナーの出口でウイリーしてしまうことです。ここはとてもアグレッシブな加速ポイントで、ここを改善しなければなりません。今日は、今シーズンになって最もうまくいった初日になりました。もっと気温が上がれば、さらにパフォーマンスがよくなると思います」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 19番手)
「とても気温が低く難しかったです。特に午前中は苦戦しました。かなりの高速で転倒し、そのためタイムを出せず、正直、自信も少しなくしました。午後は気温が上がりましたが、タイヤを温めるのは難しかったです。それでも少しづつよくなりました。このサーキットをよく知らないということが、転倒の原因でした。しかし、引き続き仕事に取組み、明日は前進しなければなりません」