シーズン後半戦のスタートとなった第10戦オーストリアGPは、終日、青空が広がる絶好のコンディションの中で決勝レースが行われました。最高気温は27℃を記録。寒さに震えた金曜日のフリー走行が嘘のように、8月らしい天候となりました。
マルク・マルケス
マルク・マルケス
19年ぶりに開催されたオーストリアGPは、9万5000人のファンがサーキットを埋め尽くしました。3日間を通じて詰めかけた21万5850人の観衆は、今季ここまでの大会で最多入場者数となりました。前日のフリー走行で左肩を脱臼するも5番グリッドを獲得したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)に、熱気あふれるスタンドから大きな声援が送られました。
その期待に応えようと、スタートから積極的に前に出たマルケス。アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、マーベリック・ビニャーレス(スズキ)らとトップグループを形成します。序盤は激しくポジションを入れ替える熱い走りを見せましたが、中盤以降は、ドゥカティ勢の2人とヤマハ勢の2人からじりじりと遅れ、最終的に5位でフィニッシュしました。
マルク・マルケス
マルク・マルケス
今大会は、金曜日の最高気温が15℃、土曜日が24℃、日曜日が27℃とコンディションが大きく変化。Repsol Honda Teamは事前テストに参加していなかったこともあり、急激に変化した天候にセットアップを完ぺきに合わせることができませんでした。
しかし、厳しい条件と土曜日に左肩を負傷するというハンディキャップを抱えたマルケスは、チャンピオンシップを視野に着実に走り切って5位でフィニッシュ。この結果、マルケスは、ロレンソに43点、ロッシに57点のリードをキープして、連戦となる第11戦チェコGPを迎えることになりました。
ダニ・ペドロサ
ダニ・ペドロサ
予選12番手から決勝に挑んだダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、7位でフィニッシュしました。オープニングラップは9番手。序盤はアレックス・エスパルガロ(スズキ)、ジャンプスタートのヘクトール・バルベラ(ドゥカティ)、ユージン・ラバティ(ドゥカティ)とグループを形成することになりますが、レース中盤には、このグループから抜け出すことに成功。それからは、6番手を走るビニャーレスを視界に入れながら、単独走のまま7位でフィニッシュしました。
予選18番手から決勝に挑んだティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、14位でフィニッシュ。今季6回目のポイントを獲得しました。決勝では、ポル・ エスパルガロ(ヤマハ)、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、ジャンプスタートでポジションを落としたカル・クラッチロー(LCR Honda)らと同じようなペースで周回しました。ラバトにとっては、期待したようなポジションではありませんでしたが、今大会でまた一歩前進、連戦となるチェコGPの走りが注目されます。
ティト・ラバト
カル・クラッチロー
予選7番手から決勝に挑んだクラッチローは、スタートに失敗して大きくポジションを落としました。その失敗がジャンプスタートと判定され、クラッチローはライドスルーのペナルティーが科せられます。そのため、ほとんど最後尾までポジションを落としますが、ポイント獲得を目指し、最後は15位でフィニッシュしました。今大会は4人の選手がジャンプスタートのペナルティーを科せられました。クラッチローはその一人となりましたが、決勝ではトップグループと変わらない1分25秒台で走っていただけに、悔しいレースとなりました。
前日の予選で転倒を喫し、20番グリッドを獲得したジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、朝のウォームアップで転倒し、右手首と第6胸椎に小さな骨折が認められたため出場停止となりました。次戦チェコGPの出場については、開幕前日の木曜日にメディカルチェックを受けることになります。
Moto2クラスの決勝は、フロントローから決勝に挑んだ3選手であるヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)、フランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)、トーマス・ルティ(Garage Plus Interwetten)と、2列目からスタートしたマルセル・シュローター(AGR Team)、そして3列目のアレックス・リンス(paginas Amarillas HP 40)の5人がトップグループを形成しました。
ヨハン・ザルコ
ヨハン・ザルコ
序盤はモルビデリがトップに立ち、それを後方の選手たちが追うという展開でした。その集団の最後尾につけていたザルコが、着実にポジションを上げて、レース中盤の11周目に3番手に浮上します。さらに14周目に2番手へとポジションを上げると、17周目にトップに立ちました。首位に立ったザルコは、ここから一気にペースを上げて後続を引き離し、25周のレースで真っ先にチェッカーを受けました。これで前戦ドイツGPから2連勝を達成し、通算5勝目。総合首位のザルコは、今大会の優勝で2位以下にリードを広げることに成功し、2年連続チャンピオンに向けて、また一歩前進しました。
フランコ・モルビデリ(左)、ヨハン・ザルコ(中央)、アレックス・リンス(右)
フランコ・モルビデリ
終盤、ザルコのペースについていけず、約3秒のリードを許しましたが、積極的な走りを見せたモルビデリは、2位でフィニッシュ。今季2回目の表彰台を獲得しました。その後方では、ルティとリンスの激しい3位争いとなり、最終コーナーで前に出たリンスが3位でフィニッシュ。3位表彰台を目前にしていたルティが、4位という結果でした。
5位には、トップグループからジリジリと後退したシュローター。6位にアレックス・マルケス(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)。予選8番手の中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)は終盤、マルケスを猛烈に追い上げますが、わずかに届かず、7位でチェッカーを受けました。以下、ロレンソ・バルダッサーリ(Foward Team)、アクセル・ポンス(AGR Team)、ドミニク・エガーター(CarXpert Interwetten)と続き、ここまでがトップ10フィニッシュでした。
フランコ・モルビデリ
アレックス・リンス(#40)、中上貴晶(#30)
総合3位のサム・ロース(Federal Oil Gresini Moto2)は転倒リタイア。総合6位のジョナス・フォルガー(Dynavolt Intact GP)も転倒し、再スタートを切りますがノーポイントに終わり、総合7位へとランキングを落としました。
Moto3クラスは、予選3番手からトップグループに加わったエネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Moto3)が、2戦連続、今季3回目の表彰台に立ちました。トップグループは5台。その中でHonda勢はバスティアニーニ一人でしたが、粘り強い走りで表彰台を獲得しました。バスティアニーニは、この4戦でポールポジション2回、3回の表彰台獲得と、やっと本来の力を発揮し始めました。これからの活躍が注目されます。
ファビオ・ディ・ジャンアントニオ
ヤコブ・コーンフェール
チームメートのファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Gresini Racing Moto3)が8位でフィニッシュ。フリー走行で好調も、予選22番手と厳しいポジションからスタートしたリビオ・ロイ(RW Racing GP BV)が追い上げのレースを見せて10位でフィニッシュしました。
予選で転倒を喫し、26番手と後方グリッドからスタートした尾野弘樹(Honda Team Asia)が、追い上げのレースで15位。4戦ぶりに完走してポイントを獲得しました。ジュール・ダニーロ(Ongetta-Rivacold)が16位、予選13番手から決勝に挑んだニッコロ・アントネッリ(Ongetta-Rivacold)が18位、ヤコブ・コーンフェール(Drive M7 SIC Racing Team)が19位と、Honda勢にとっては全体的に厳しいレースとなりました。ルーキーながら、すでに2勝を挙げているカイルール・イダム・パウィ(Honda Team Asia)は、初コースを攻略できず27位でした。
アダム・ノロディン
リビオ・ロイ
ヨハン・ザルコ(Moto2 優勝)
「とてもうれしいです。レースウイークを通してとてもいい状態でした。ポールポジションを獲得したことで、今大会は、とてもいい走りができるということと、自分の強さの確認ができました。ユーズドタイヤで最高のパフォーマンスができるようにがんばりました。スタートして最初のコーナーではたくさんポジションを落としましたが、周回していくうちにいいペースがつかめるようになり、レースが進むにつれてさらに感触はよくなりました。対照的にほかのライダーは少し苦戦していました。このサーキットは大きな差をつけることはとても難しいのですが、(フランコ)モルビデリをパスしたとき、引き離せると思いました。最高の気分です。もう来週のことを考えています。体力的に2週連続は簡単ではありませんが、チェコもいいレースができるようにがんばります」
フランコ・モルビデリ(Moto2 2位)
「とてもいいレースができました。期待以上の結果でした。今日は、すばらしいスタートを切ることができましたし、16周にわたってレースをリードすることができました。でもヨハン(ザルコ)に追いつかれてパスされたときには、とてもついていくことはできませんでした。最終ラップは(トーマス)ルティと激しいバトルになりましたが、2位を獲得でき、表彰台に立つことができました」
アレックス・リンス(Moto2 3位)
「とても難しいレースでした。ずっと後方にいたので、とにかく最後までプッシュし続けました。少しずつ上位のライダーに近づき、(フランコ)モルビデリに追いつきました。最終ラップでは限界でプッシュしました。3位を獲得できてとてもよかったです」
中上貴晶(Moto2 7位)
「ウイークを通して、かなり苦戦してしまいました。レッドブル・リンクは特殊なレイアウトで、セットアップを詰められなかったのが残念でした。それでも、土曜日のフリー走行を除けば、すべて前進することができましたし、今日のウォームアップでは4番手までポジションを上げられて、決勝に向けて可能性をつなぐことができました。チームのおかげです。言い訳になってしまいますけれど、やっぱり、2日間のテストに参加できなかったことで、特殊なレイアウトだったこともあり、テストをしたライバルチームには後れをとった感じがします。それでも決勝では今大会もっともいい状態にすることができたし、7位でフィニッシュできてよかったと思います。今大会は本来の力を発揮できなかったので、次のチェコGPでは、しっかり自分たちの力を出したいです」
エネア・バスティアニーニ(Moto3 3位)
「今日は速さがあったので優勝したかったです。いい感触があり、思ったようにマシンを走らせることができました。でもビンダー(KTM)のブレーキングはとても強く、彼とのバトルは簡単ではありませんでした。最終ラップの4コーナーでブレーキングをとても遅くしましたが、それでも彼はインサイドから僕をパスしてきたので、僕ははらんでしまいました。その件については、ビンダーが謝罪してくれたので、僕はそれを受け入れました。今日は勝てたと思うのでとても残念です。でもこれもレースです。最終ラップのバトルでもっと戦闘的になるために、この先のレースでは、ブレーキングに取り組まなければなりません。マシンはシーズン前半に比べれば、かなりよくなりました。とても楽です。レースウイークの最初からすべてのサーキットで速く走ることができるようになりました」
ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Moto3 8位)
「もっといい結果を期待してスタートしましたが、チャンピオンシップにおいて重要なポイントを持ち帰ることができました。レース中、左腕に問題が出てクラッチがうまく使えませんでした。そして、ブレーキングでも何度もミスをしてしまいましたし、ほかのライダーとのバトルでトップグループから遅れてしまいました。最終ラップはポジションを取り戻そうとがんばりましたが、8位がやっとでした。レースではとてもいいマシンが準備されました。全体的には満足のいくレースウイークでした。次のブルノが楽しみです」
リビオ・ロイ(Moto3 10位)
「ここでは力強い走りができることは分かっていました。昨日はミスしましたが、レースに向けて自信はありました。集団の前に出たとき、(ホルヘ)ナバロとのバトルになりました。お互いに何度かオーバーテイクをしましたが、コースの後半では僕の方が速かったです。でも、数周後、彼に抜かれてしまいました。きっと彼は僕のラインをよく見ていたのだと思います。そのあと、ナバロは転倒しますが、僕の前で転倒した唯一のライダーでした。最終ラップは、後方からぶつけられて、もう少しで転倒するところでした。持ちこたえられたのは奇跡です。ラッキーでした。6位になることができたと思うので10位という結果は残念です。でも、完走できたのでとてもうれしいです。特に今回のレース内容はよかったと思います。この自信をブルノにつなげて、さらに力強いレースをしたいです」
尾野弘樹(Moto3 15位)
「ピットに戻ってくるまで16位だと思っていたので、15位でポイントを獲得することができてよかったです。昨日の予選は転倒したことで、すべてが台なしになりました。グリッドも24番手と厳しいものでしたが、決勝では、大集団の中で前に出て行くことができました。朝のウォームアップでフロントのセッティングを変えたことで、集団の中のバトルでも、ハードブレーキングができることで、前に出ることができました。予選グリッドがよければ、もっと前でフィニッシュできたと思いますし、次のチェコGPでは、今回のような失敗をしないようにしたいです」
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 29 | A.イアンノーネ | ドゥカティ | 39'46.255 |
2 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | +0.938 |
3 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | +3.389 |
4 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | +3.815 |
5 | 93 | マルク・マルケス | ![]() | +11.813 |
6 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | +14.341 |
7 | 26 | ダニ・ペドロサ | ![]() | +17.063 |
8 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | +29.437 |
9 | 38 | B.スミス | ヤマハ | +29.785 |
10 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | +37.094 |
11 | 9 | D.ペトルッチ | ドゥカティ | +39.765 |
12 | 51 | M.ピロ | ドゥカティ | +39.766 |
13 | 76 | L.バズ | ドゥカティ | +44.284 |
14 | 53 | ティト・ラバト | ![]() | +45.004 |
15 | 35 | カル・クラッチロー | ![]() | +1'03.246 |
16 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | +1'12.448 |
17 | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | +1'14.517 |
18 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | +1'36.510 |
19 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | +1Lap |
RT | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | +4Laps |
- | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | - |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | 37'34.180 |
2 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | +3.058 |
3 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | +3.376 |
4 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | +3.467 |
5 | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | +4.740 |
6 | 73 | アレックス・マルケス | KALEX | +9.416 |
7 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | +10.178 |
8 | 7 | ロレンソ・バルダッサーリ | KALEX | +11.951 |
9 | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | +12.801 |
10 | 77 | ドミニク・エガーター | KALEX | +13.977 |
11 | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | +18.046 |
12 | 52 | ダニー・ケント | KALEX | +18.284 |
13 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | +18.424 |
14 | 44 | ミゲル・オリベイラ | KALEX | +18.830 |
15 | 60 | フリアン・シモン | SPEED UP | +20.022 |
16 | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | +28.885 |
17 | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | +28.970 |
18 | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | +29.032 |
19 | 87 | レミー・ガードナー | KALEX | +29.115 |
20 | 57 | エドガー・ポンス | KALEX | +29.424 |
21 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | +29.977 |
22 | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | +37.935 |
23 | 19 | ザビエル・シメオン | SPEED UP | +43.276 |
24 | 2 | イェスコ・ラフィン | KALEX | +44.206 |
25 | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | +48.835 |
26 | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | +1'12.148 |
RT | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | +13Laps |
RT | 22 | サム・ロース | KALEX | +16Laps |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 36 | J.ミル | KTM | 37'23.325 |
2 | 41 | B.ビンダー | KTM | +0.279 |
3 | 33 | エネア・バスティアニーニ | ![]() | +0.431 |
4 | 20 | F.クアルタラロ | KTM | +0.439 |
5 | 65 | P.エッテル | KTM | +0.600 |
6 | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | +4.134 |
7 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | +4.161 |
8 | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ![]() | +4.970 |
9 | 8 | N.ブレガ | KTM | +4.972 |
10 | 11 | リビオ・ロイ | ![]() | +5.262 |
11 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | +5.415 |
12 | 58 | J.ゲバラ | KTM | +5.871 |
13 | 55 | A.ロカテリ | KTM | +5.905 |
14 | 6 | M.エレーラ | KTM | +12.775 |
15 | 76 | 尾野弘樹 | ![]() | +12.839 |
16 | 95 | ジュール・ダニーロ | ![]() | +12.942 |
17 | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | +14.090 |
18 | 23 | ニッコロ・アントネッリ | ![]() | +14.406 |
19 | 84 | ヤコブ・コーンフェール | ![]() | +14.517 |
20 | 62 | S.マンツィ | マヒンドラ | +14.545 |
21 | 44 | アーロン・カネット | ![]() | +14.663 |
22 | 12 | A.アレナス | プジョー | +17.132 |
23 | 7 | アダム・ノロディン | ![]() | +17.443 |
24 | 17 | J.マクフィー | プジョー | +28.306 |
25 | 16 | A.ミニョ | KTM | +28.405 |
26 | 42 | M.ラミレス | マヒンドラ | +40.213 |
27 | 89 | カイルール・イダム・パウィ | ![]() | +40.361 |
28 | 43 | S.バルトリーニ | マヒンドラ | +1'04.040 |
29 | 3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | +1'04.058 |
30 | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | +1'04.513 |
RT | 9 | ホルヘ・ナバロ | ![]() | +5Laps |
RT | 19 | G.ロドリゴ | KTM | +9Laps |
RT | 53 | M.ベゼッキ | マヒンドラ | +18Laps |
RT | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | +18Laps |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 93 | マルク・マルケス | ![]() | 181 |
- | 2 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | 138 |
- | 3 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | 124 |
- | 4 | 26 | ダニ・ペドロサ | ![]() | 105 |
- | 5 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | 93 |
▲ | 6 | 29 | A.イアンノーネ | ドゥカティ | 88 |
▲ | 7 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | 79 |
▼ | 8 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | 78 |
▼ | 9 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | 65 |
▲ | 10 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | 53 |
▼ | 11 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | 53 |
▼ | 12 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | 51 |
- | 13 | 43 | ジャック・ミラー | ![]() | 42 |
▲ | 14 | 38 | B.スミス | ヤマハ | 42 |
▼ | 15 | 35 | カル・クラッチロー | ![]() | 41 |
▼ | 16 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | 37 |
- | 17 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | 35 |
- | 18 | 9 | D.ペトルッチ | ドゥカティ | 29 |
- | 19 | 51 | M.ピロ | ドゥカティ | 23 |
- | 20 | 53 | ティト・ラバト | ![]() | 20 |
- | 21 | 76 | L.バズ | ドゥカティ | 11 |
- | 22 | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | 3 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | ヤマハ | 202 |
- | 2 | ![]() | 196 |
- | 3 | ドゥカティ | 149 |
- | 4 | スズキ | 99 |
- | 5 | アプリリア | 51 |
チーム
順位 | チーム | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | Repsol Honda Team | 286 |
- | 2 | Movistar Yamaha MotoGP | 262 |
▲ | 3 | Ducati Team | 167 |
▼ | 4 | Team SUZUKI ECSTAR | 144 |
- | 5 | Monster Yamaha Tech 3 | 120 |
- | 6 | OCTO Pramac Yakhnich | 94 |
- | 7 | Avintia Racing | 77 |
- | 8 | Aprilia Racing Team Gresini | 72 |
- | 9 | Estrella Galicia 0,0 Marc VDS | 62 |
- | 10 | Pull & Bear Aspar Team | 56 |
- | 11 | LCR Honda | 41 |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | 176 |
- | 2 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | 142 |
- | 3 | 22 | サム・ロース | KALEX | 121 |
- | 4 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | 106 |
- | 5 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | 92 |
▲ | 6 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | 86 |
▼ | 7 | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | 83 |
▲ | 8 | 77 | ドミニク・エガーター | KALEX | 71 |
▼ | 9 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | 69 |
- | 10 | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | 59 |
- | 11 | 7 | ロレンソ・バルダッサーリ | KALEX | 55 |
▲ | 12 | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | 41 |
▼ | 13 | 39 | ルイス・サロム | KALEX | 37 |
▲ | 14 | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | 33 |
- | 15 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | 30 |
▼ | 16 | 19 | ザビエル・シメオン | SPEED UP | 28 |
▼ | 17 | 60 | フリアン・シモン | SPEED UP | 27 |
▼ | 18 | 44 | ミゲル・オリベイラ | KALEX | 26 |
▲ | 19 | 73 | アレックス・マルケス | KALEX | 23 |
▼ | 20 | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | 20 |
▼ | 21 | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | 20 |
▼ | 22 | 52 | ダニー・ケント | KALEX | 18 |
- | 23 | 2 | イェスコ・ラフィン | KALEX | 10 |
- | 24 | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | 10 |
- | 25 | 87 | レミー・ガードナー | KALEX | 5 |
- | 26 | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | 4 |
- | 27 | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | 3 |
- | 28 | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | 3 |
- | 29 | 57 | エドガー・ポンス | KALEX | 2 |
- | 30 | 42 | フェデリコ・フリーニ | KALEX | 0 |
- | 31 | 33 | アレッサンドロ・トヌッチ | KALEX | 0 |
- | 32 | 93 | ラムダン・ロスリ | KALEX | 0 |
- | 33 | 88 | リカルド・カルダス | SUTER | 0 |
- | 34 | 8 | エフレン・バスケス | SUTER | 0 |
- | 35 | 69 | ダニー・エスリック | SUTER | 0 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | KALEX | 250 |
- | 2 | SPEED UP | 89 |
- | 3 | TECH 3 | 13 |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 41 | B.ビンダー | KTM | 179 |
- | 2 | 9 | ホルヘ・ナバロ | ![]() | 112 |
- | 3 | 5 | R.フェナティ | KTM | 93 |
- | 4 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | 90 |
- | 5 | 8 | N.ブレガ | KTM | 82 |
- | 6 | 33 | エネア・バスティアニーニ | ![]() | 81 |
▲ | 7 | 36 | J.ミル | KTM | 75 |
- | 8 | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ![]() | 66 |
▼ | 9 | 23 | ニッコロ・アントネッリ | ![]() | 63 |
▼ | 10 | 84 | ヤコブ・コーンフェール | ![]() | 58 |
▼ | 11 | 89 | カイルール・イダム・パウィ | ![]() | 54 |
▼ | 12 | 55 | A.ロカテリ | KTM | 53 |
▲ | 13 | 20 | F.クアルタラロ | KTM | 52 |
▲ | 14 | 65 | P.エッテル | KTM | 43 |
▼ | 15 | 95 | ジュール・ダニーロ | ![]() | 41 |
▼ | 16 | 16 | A.ミニョ | KTM | 37 |
▼ | 17 | 44 | アーロン・カネット | ![]() | 34 |
▲ | 18 | 11 | リビオ・ロイ | ![]() | 30 |
▼ | 19 | 58 | J.ゲバラ | KTM | 29 |
▲ | 20 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | 27 |
▼ | 21 | 76 | 尾野弘樹 | ![]() | 21 |
▼ | 22 | 17 | J.マクフィー | プジョー | 20 |
- | 23 | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | 20 |
- | 24 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | 9 |
- | 25 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | 9 |
- | 26 | 48 | ロレンツォ・ダラ・ポルタ | ![]() | 7 |
▲ | 27 | 6 | M.エレーラ | KTM | 6 |
▼ | 28 | 7 | アダム・ノロディン | ![]() | 5 |
▼ | 29 | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | 4 |
- | 30 | 10 | A.マスボー | プジョー | 0 |
- | 31 | 43 | S.バルトリーニ | マヒンドラ | 0 |
- | 32 | 12 | A.アレナス | プジョー | 0 |
- | 33 | 97 | M.カプラー | KTM | 0 |
- | 34 | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | 0 |
- | 35 | 98 | K.ハニカ | マヒンドラ | 0 |
- | 36 | 62 | S.マンツィ | マヒンドラ | 0 |
▼ | 37 | 37 | D.ピッツォリ | KTM | 0 |
▼ | 38 | 3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | 0 |
▼ | 39 | 27 | T.ジョージ | KTM | 0 |
▼ | 40 | 22 | D.ウェッブ | マヒンドラ | 0 |
▼ | 41 | 99 | E.ボーラム | KTM | 0 |
- | 42 | 42 | M.ラミレス | マヒンドラ | 0 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | KTM | 217 |
- | 2 | Honda | 205 |
- | 3 | マヒンドラ | 107 |
- | 4 | プジョー | 20 |
マルク・マルケス(MotoGP 5位)
「昨日のことを考えれば今日の結果には満足しています。レース中に肩の痛みはなかったので言い訳はできません。今日はスタート前に5位だと言われても、それを受け入れたと思います。ドゥカティ勢とヤマハ勢が速いことは分かっていたので、これが考えられる最高の結果でした。しかし、ロレンソ(ヤマハ)に対してわずか5ポイントしか失わなかったのはポジティブなことです。難しいレースでしたが、目標はチャンピオンシップ争いを考えて走ることでした。今日はアグレッシブなスタートになりましたが、それが唯一、トップグループと戦う方法でした。でもいくつかミスをして、スリップストリームが使えなくなりました。そこからリカバーするのはとても難しいことでした」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 7位)
「フリー走行に比べたらレースはうまくいきました。今日は、前を走るライダーたちと同じようなタイムを出すことができました。フリーと予選では、彼らに少し離されていましたが、今日は一歩前進できました。これはポジティブなことです。次のチェコで前進できるように引き続きがんばっていきたいです」
カル・クラッチロー(MotoGP 15位)
「とても残念です。チームに謝らなければいけません。とても単純なミスをしてしまいました。スタートでクラッチをつなぐのが速すぎました。僕はすぐに止まり、そのときにシグナルが消えました。これでポジションを10個落とし、さらに、ペナルティーを科せられました。トップグループとそれほど変わらないタイムで走れていたので残念でした。とにかく完走することが大事だったので最後まで全力を尽くしました。ペナルティーがなければどのポジションでフィニッシュしていたかは分かりません。もしかしたらマルク(マルケス)とダニ(ペドロサ)の間だったかもしれません。次戦のブルノへはポジティブな気持ちで向かいます。マシンの感触はよく、いい形に仕上がっているからです。いい結果が出せることを願っています。ブルノでは、過去にとてもいい結果を出したことがあります。初めての表彰台もブルノだったので、とても楽しみです」
ティト・ラバト(MotoGP 14位)
「セットアップに関して、小さなことですが、一歩前進できたことがうれしいです。おかげで、さらに自信がつきました。レースでは、ポル・エスパルガロやダニーロ・ペトルッチ、そしてカル・クラッチローたちと同じようなペースで走れました。終盤、少しリアグリップが落ちて難しくなりました。そのため、バズ(ドゥカティ)とのバトルに負けてしまいフラストレーションがたまりました。ポイントを獲得できましたし、全体的にはポジティブな週末でした」
ジャック・ミラー(MotoGP 欠場)
「このような形でシーズン後半をスタートするとは思ってもみませんでした。今日は残念ですが、引き続き100%でがんばっていきたいです。ブルノはとても好きなサーキットなので、来週はレースに出られることを願っています。足を打ったので少し痛いです。手首や胸骨も少し骨折していますが、早く治ることを願っています」