第4戦スペインGPの決勝は、青空が広がる絶好のコンディションのもとで行われ、予選3番手から決勝に挑んだマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、開幕から4戦連続の表彰台獲得となる3位でチェッカーを受けました。今大会は、予選、決勝ともにヤマハ勢が好調で、マルケスはバレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンソの後塵を拝するも、チャンピオンシップをにらんでしっかりと3位でフィニッシュ。総合首位をキープしました。
マルク・マルケス
今大会は、4月22日(金)、23日(土)、24日(日)と、日を追うごとにスペインらしい天候に。決勝日は、3日間で最も日差しが強く、路面温度が高くなりました。その影響もあり、予選までとフィーリングが変わったというマルケスは、序盤こそヤマハ勢の2人を追走しましたが、中盤以降は3番手をキープする作戦に切り替えました。第2戦アルゼンチンGP、第3戦アメリカズGPに続く3連勝は果たせませんでしたが、これでマルケスは、開幕から4戦連続で表彰台を獲得。総合首位のままヨーロッパラウンドのスタートを切りました。
マルク・マルケス
マルク・マルケス(右)
チームメートのダニ・ペドロサは、予選7番手から好スタートを切り、序盤はトップグループに加わりました。その後、トップグループからジリジリと引き離され、中盤以降は、アレイシ・エスパルガロ(スズキ)と4番手を争った末、エスパルガロを引き離して4位でチェッカー。総合4位をキープしました。
ダニ・ペドロサ
ダニ・ペドロサ
予選10番手から決勝に挑んだカル・クラッチロー(LCR Honda)が11位でフィニッシュ。今季初めてポイントを獲得しました。今年は開幕から3戦、転倒などでノーポイントのレースが続いていました。今大会もRC213Vのパフォーマンスを完全に引き出せたとは言えませんが、次戦に向けて一歩前進するレースとなりました。
カル・クラッチロー(#35)
第3戦アメリカズGPで痛めた右足が、まだ完全ではないジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は17位。ミラーと接近戦を続けたティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が18位でチェッカーを受けました。ミラーとラバトは今大会、ポイントの獲得は果たせませんでしたが、Honda勢の5台すべてが完走しました。
大接戦となっているMoto2クラスは、今季2度目のポールポジションから好スタートを切ったサム・ロース(Federal Oil Gresini Moto2)が、2周目にトップに浮上すると快調にラップを刻み、今季初優勝を達成しました。昨年のアメリカズGPでのクラス初優勝以来、20戦目にして2勝目を上げたロースは、パルクフェルメと表彰台で、喜びを噛みしめていました。
サム・ロース
ジョナス・フォルガー(左)、サム・ロース(中央)、アレックス・リンス(右)
2位にはジョナス・フォルガー(Dynavolt Intact GP)。2年連続の大会制覇こそ果たせませんでしたが、ローズを追いかける走りはファンを魅了しました。これで今季2度目の表彰台を獲得。総合6位から総合5位へとランクを上げました。
地元ファンの声援を受けたアレックス・リンス(Paginas Amarillas HP 40)が、予選7番手から好スタートを切ってトップグループに加わり、3位でチェッカーを受けました。そのリンスを激しく追ったフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が今季ベストの4位でフィニッシュ。予選16番手と中団からスタートしたヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)が追い上げて5位でチェッカーを受けました。
ジョナス・フォルガー
以下、トーマス・ルティ(Garage Plus Interwetten)が6位。予選12番手から決勝に挑んだ中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)は、ドミニク・エガーター(CarXpert Interwetten)とし烈なバトルを繰り広げて7位。エガーターが8位という結果でした。
4戦を終えてローズ、リンス、ザルコ、ルティの上位4位までは変わらず。フォルガーが5位、エガーターが6位。中上は14位から11位へとランクを上げました。
Moto3クラスは、予選3番手から好スタートを切ったホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)が4位でフィニッシュしました。ナバロは、レース中盤まで4台で繰り広げられたトップグループのリーダーを務めました。地元ファンの声援を受けて、初優勝に期待が膨らみましたが、終盤に追い上げてきたブラッド・ビンダー(KTM)にリードを許し、その後、3台で繰り広げられた2番手争いの末に4位となりました。最終ラップの最終コーナーで2位に浮上したナバロですが、惜しくも表彰台を逃しました。しかし、総合2位の座はしっかりキープしました。
ホルヘ・ナバロ(#9)
ホルヘ・ナバロ(#9)
ヤコブ・コーンフェール(Drive M7 SIC Racing Team)が今季ベストの5位でチェッカーを受け、総合10位から総合8位に浮上。8位でフィニッシュのエネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Moto3)が総合8位から7位へとランクを上げました。
予選15番手から追い上げのレースを見せたジュール・ダニーロ(Ongetta-Rivacold)が2戦連続の9位。第2戦アルゼンチンGPで初優勝を果たしたカイルール・イダム・パウィ(Honda Team Asia)が14位でフィニッシュしました。
カイルール・イダム・パウィ(先頭)
予選19番手から決勝に挑んだ尾野弘樹(Honda Team Asia)は、3周目の6コーナーで前を走るマシンの転倒に端を発する多重クラッシュに巻き込まれてリタイア。幸い、今大会の転倒でのケガはなく、完治していない右足へのダメージもありませんでした。今大会は35台が出場し、完走が23台という厳しいレース。2戦連続でノーポイントに終わった尾野は、次戦フランスGPではその雪辱に挑みます。
サム・ロース(Moto2 優勝)
「本当に長いレースでした。(ジョナス)フォルガーにいいペースがあることは分かっていたし、リンスも強いので、厳しいレースになると思っていました。路面コンディションはレースウイーク中に何度も変わりました。今日も気温が高くなり、路面コンディションにも大きな変化がありました。でも、ウインターテストでたくさんテストをしたおかげで、マシンのセットアップが決まりました。今年は3戦を終えて2位を2度獲得していたので、今回は自信がありました。勝ちたいと思っていたし、こうして勝つことができたので、とてもうれしいです。次のル・マンと残りのシーズンが楽しみです」
ジョナス・フォルガー(Moto2 2位)
「サムのペースについていくのは大変でした。今日は彼の方が速かったです。とにかく、できる限りついていこうとがんばりました。そして、後ろにいる(アレックス)リンスに対してはリードを広げようとがんばりました。それができたし、2位になれてとてもうれしいです。チームはいい仕事をしてくれました。20ポイントを獲得できてよかったです」
アレックス・リンス(Moto2 3位)
「序盤は一生懸命プッシュし、(フランコ)モルビデリとの間にギャップを作ろうとがんばりました。そして、最後まで3番手をキープできました。厳しいレースでしたが、僕をここまで強くしてくれたライバルのヨハン・ザルコにお礼を言いたいです。そして、僕の応援に来てくれたみんなにもお礼を言いたいです。次回はもっとがんばります」
ヨハン・ザルコ(Moto2 5位)
「5位になれてうれしいです。スタートでオーバーテイクをしようと思ったのですが、あまりにもリスキーだったので無理はしませんでした。でも、最後はいいペースをつかめたし、次第にポジションを上げられました。最後はほかのライダーの転倒でポジションを上げられました。今日は多くのライダーが転倒しました。難しい戦いでしたが、全体的にはポジティブなレースでした。マシンの感触がよくなり、さらにマシンを理解することができました」
中上貴晶(Moto2 7位)
「ウォームアップが終わってから一気に晴れ、ウイークで最も暑いコンディションになりました。路面温度が上がったせいで、フロントタイヤのフィーリングがつかみづらく、中盤あたりまでは探り探りの走りになってしまい、ペースを上げられませんでした。正直、7位という結果には満足していません。残念な結果ですが、これからのことを考えればいいデータを得るレースになりましたし、路面コンディションの変化に合わせていくという経験を積めたことは、よかったです。今週はバルセロナで一日テストを予定しているので、土曜日に使ったニューサスペンションのテストをしっかり行いたいです」
ホルヘ・ナバロ(Moto3 4位)
「今日はいいスタートを切って、できるだけリードを広げようという作戦でした。しかし、(ブラッド)ビンダーがすばらしい追い上げを披露して、終盤にパスされました。それからは3台のバトルになり、今日は2位でフィニッシュしようと決めました。最終ラップで、集団の前に出ることに成功したのですが、スリップの使い合いになり、最終コーナーの進入でインを差されてしまいました。4位というのは望んでいた結果ではありませんが、今日は初めてトップを走ることができました。総合2位の座をキープしたこともよかったです。次のフランスGPでは、今回の雪辱を果たしたいです」
エネア・バスティアニーニ(Moto3 8位)
「残念ながら、今大会もコーナーの進入に苦戦し、出口でも速く走れませんでした。ほかのライダーにブレーキングでパスされる苦しい戦いになりました。全力を尽くしましたが、残念ながら今日はこれ以上の結果を出せませんでした。ポテンシャルがあることは分かっているので、今日の結果は残念です。マシンも僕も、もっと速くなれることは分かっています。一日も早く、現在抱えている問題の解決策を見つけなければなりません」
尾野弘樹(Moto3 リタイア)
「18番グリッドからスタートして大混戦の中にいたのですが、3周目の6コーナーで前を走る選手が転倒。そのマシンに接触し、さらに、後ろからぶつけられて転倒してしまいました。そのときにマシンの下敷きになり、足と肩を痛めましたが、骨折がなかったのでよかったです。レース結果を見れば、ちゃんと最後まで走れていたらポイントは獲得できたと思います。残念です。次のフランスGPではしっかり結果を残したいです」
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | 45'28.834 |
2 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | +2.386 |
3 | 93 | マルク・マルケス | ![]() | +7.087 |
4 | 26 | ダニ・ペドロサ | ![]() | +10.351 |
5 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | +14.143 |
6 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | +16.772 |
7 | 29 | A.イアンノーネ | ドゥカティ | +26.277 |
8 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | +30.750 |
9 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | +32.325 |
10 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | +32.624 |
11 | 35 | カル・クラッチロー | ![]() | +38.497 |
12 | 38 | B.スミス | ヤマハ | +39.669 |
13 | 76 | L.バズ | ドゥカティ | +45.227 |
14 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | +47.886 |
15 | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | +47.988 |
16 | 51 | M.ピロ | ドゥカティ | +49.414 |
17 | 43 | ジャック・ミラー | ![]() | +49.513 |
18 | 53 | ティト・ラバト | ![]() | +53.334 |
19 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | +1'05.555 |
RT | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | +18Laps |
RT | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | +22Laps |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 22 | サム・ロース | KALEX | 44'58.624 |
2 | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | +2.480 |
3 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | +8.113 |
4 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | +10.659 |
5 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | +14.594 |
6 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | +16.019 |
7 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | +16.352 |
8 | 77 | ドミニク・エガーター | KALEX | +18.433 |
9 | 39 | ルイス・サロム | KALEX | +21.502 |
10 | 19 | ザビエル・シメオン | SPEED UP | +31.300 |
11 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | +35.980 |
12 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | +37.348 |
13 | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | +37.454 |
14 | 2 | イェスコ・ラフィン | KALEX | +48.923 |
15 | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | +55.832 |
16 | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | +1'01.795 |
17 | 7 | ロレンソ・バルダッサーリ | KALEX | +1'09.465 |
18 | 42 | フェデリコ・フリーニ | KALEX | +1'10.201 |
19 | 33 | アレッサンドロ・トヌッチ | KALEX | +1'10.642 |
RT | 44 | ミゲル・オリベイラ | KALEX | +6Laps |
RT | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | +15Laps |
RT | 52 | ダニー・ケント | KALEX | +21Laps |
RT | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | +21Laps |
RT | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | +22Laps |
RT | 73 | アレックス・マルケス | KALEX | +24Laps |
RT | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | +25Laps |
RT | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | - |
RT | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | - |
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 41 | B.ビンダー | KTM | 41'29.882 |
2 | 8 | N.ブレガ | KTM | +3.336 |
3 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | +3.441 |
4 | 9 | ホルヘ・ナバロ | ![]() | +3.513 |
5 | 84 | ヤコブ・コーンフェール | ![]() | +13.728 |
6 | 36 | J.ミル | KTM | +13.933 |
7 | 5 | R.フェナティ | KTM | +13.993 |
8 | 33 | エネア・バスティアニーニ | ![]() | +14.052 |
9 | 95 | ジュール・ダニーロ | ![]() | +14.409 |
10 | 65 | P.エッテル | KTM | +14.588 |
11 | 16 | A.ミニョ | KTM | +14.874 |
12 | 58 | J.ゲバラ | KTM | +30.317 |
13 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | +30.668 |
14 | 89 | カイルール・イダム・パウィ | ![]() | +35.746 |
15 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | +35.783 |
16 | 7 | アダム・ノロディン | ![]() | +35.907 |
17 | 11 | リビオ・ロイ | ![]() | +36.085 |
18 | 12 | A.アレナス | マヒンドラ | +36.307 |
19 | 6 | M.エレーラ | KTM | +45.591 |
20 | 37 | D.ピッツォリ | KTM | +50.768 |
21 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | +53.795 |
22 | 99 | E.ボーラム | KTM | +53.985 |
23 | 3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | +1'22.026 |
RT | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ![]() | +1Lap |
RT | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | +7Laps |
RT | 10 | A.マスボー | プジョー | +7Laps |
RT | 23 | ニッコロ・アントネッリ | ![]() | +12Laps |
RT | 17 | J.マクフィー | プジョー | +15Laps |
RT | 20 | F.クアルタラロ | KTM | +17Laps |
RT | 44 | アーロン・カネット | ![]() |
+18Laps |
RT | 98 | K.ハニカ | マヒンドラ | +21Laps |
RT | 76 | 尾野弘樹 | ![]() | +21Laps |
RT | 55 | A.ロカテリ | KTM | +21Laps |
RT | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | +21Laps |
RT | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | - |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 93 | マルク・マルケス | ![]() | 82 |
- | 2 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | 65 |
- | 3 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | 58 |
▲ | 4 | 26 | ダニ・ペドロサ | ![]() | 40 |
▼ | 5 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | 36 |
▲ | 6 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | 33 |
▲ | 7 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | 32 |
▼ | 8 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | 31 |
- | 9 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | 28 |
▲ | 10 | 29 | A.イアンノーネ | ドゥカティ | 25 |
▼ | 11 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | 23 |
▲ | 12 | 38 | B.スミス | ヤマハ | 20 |
▲ | 13 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | 17 |
▼ | 14 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | 16 |
- | 15 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | 14 |
- | 16 | 51 | M.ピロ | ドゥカティ | 12 |
- | 17 | 53 | ティト・ラバト | ![]() | 11 |
▲ | 18 | 35 | カル・クラッチロー | ![]() | 5 |
▲ | 19 | 76 | L.バズ | ドゥカティ | 4 |
▼ | 20 | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | 3 |
▼ | 21 | 43 | ジャック・ミラー | ![]() | 2 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
▲ | 1 | ヤマハ | 90 |
▼ | 2 | ![]() | 82 |
- | 3 | ドゥカティ | 58 |
- | 4 | スズキ | 39 |
- | 5 | アプリリア | 20 |
チーム
順位 | チーム | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
▲ | 1 | Movistar Yamaha MotoGP | 123 |
▼ | 2 | Repsol Honda Team | 122 |
▲ | 3 | Team SUZUKI ECSTAR | 65 |
▼ | 4 | Monster Yamaha Tech 3 | 56 |
- | 5 | Ducati Team | 48 |
▲ | 6 | Avintia Racing | 35 |
▼ | 7 | Aprilia Racing Team Gresini | 31 |
▲ | 8 | Aspar Team MotoGP | 31 |
▼ | 9 | OCTO Pramac Yakhnich | 28 |
- | 10 | Estrella Galicia 0,0 Marc VDS | 13 |
- | 11 | LCR Honda | 5 |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 22 | サム・ロース | KALEX | 72 |
- | 2 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | 62 |
- | 3 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | 56 |
- | 4 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | 53 |
▲ | 5 | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | 47 |
▼ | 6 | 77 | ドミニク・エガーター | KALEX | 43 |
▲ | 7 | 39 | ルイス・サロム | KALEX | 31 |
▲ | 8 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | 28 |
▼ | 9 | 24 | シモーネ・コルシ | SPEED UP | 26 |
▲ | 10 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | 24 |
▲ | 11 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | 19 |
▼ | 12 | 19 | ザビエル・シメオン | SPEED UP | 18 |
▼ | 13 | 23 | マルセル・シュローター | KALEX | 11 |
▼ | 14 | 52 | ダニー・ケント | KALEX | 10 |
▲ | 15 | 54 | マティア・パシーニ | KALEX | 10 |
▼ | 16 | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | 8 |
▼ | 17 | 60 | フリアン・シモン | SPEED UP | 7 |
- | 18 | 10 | ルカ・マリーニ | KALEX | 6 |
- | 19 | 44 | ミゲル・オリベイラ | KALEX | 5 |
▲ | 20 | 73 | アレックス・マルケス | KALEX | 5 |
▼ | 21 | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | 5 |
- | 22 | 14 | ラタパーク・ウィライロー | KALEX | 3 |
- | 23 | 7 | ロレンソ・バルダッサーリ | KALEX | 3 |
▲ | 24 | 32 | アイザック・ビニャーレス | TECH 3 | 3 |
▼ | 25 | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | 2 |
▼ | 26 | 2 | イェスコ・ラフィン | KALEX | 2 |
- | 27 | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | 1 |
- | 28 | 33 | アレッサンドロ・トヌッチ | KALEX | 0 |
- | 29 | 8 | エフレン・バスケス | SUTER | 0 |
- | 30 | 42 | フェデリコ・フリーニ | KALEX | 0 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
- | 1 | KALEX | 100 |
- | 2 | SPEED UP | 36 |
- | 3 | TECH 3 | 5 |
ライダー
順位 | No. | ライダー | マシン | 総合ポイント | |
---|---|---|---|---|---|
- | 1 | 41 | B.ビンダー | KTM | 77 |
- | 2 | 9 | ホルヘ・ナバロ | ![]() | 62 |
- | 3 | 5 | R.フェナティ | KTM | 47 |
▲ | 4 | 8 | N.ブレガ | KTM | 36 |
▲ | 5 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | 34 |
▼ | 6 | 23 | ニッコロ・アントネッリ | ![]() | 31 |
▲ | 7 | 33 | エネア・バスティアニーニ | ![]() | 29 |
▲ | 8 | 84 | ヤコブ・コーンフェール | ![]() | 29 |
▼ | 9 | 89 | カイルール・イダム・パウィ | ![]() | 27 |
▼ | 10 | 65 | P.エッテル | KTM | 27 |
▲ | 11 | 36 | J.ミル | KTM | 25 |
▼ | 12 | 55 | A.ロカテリ | KTM | 24 |
▲ | 13 | 95 | ジュール・ダニーロ | ![]() | 19 |
▼ | 14 | 11 | リビオ・ロイ | ![]() | 16 |
▲ | 15 | 58 | J.ゲバラ | KTM | 12 |
▼ | 16 | 76 | 尾野弘樹 | ![]() | 10 |
▼ | 17 | 44 | アーロン・カネット | ![]() | 10 |
▼ | 18 | 17 | J.マクフィー | プジョー | 9 |
▼ | 19 | 20 | F.クアルタラロ | KTM | 9 |
▼ | 20 | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | 8 |
▲ | 21 | 16 | A.ミニョ | KTM | 6 |
▼ | 22 | 7 | アダム・ノロディン | ![]() | 5 |
▲ | 23 | 19 | G.ロドリゴ | KTM | 3 |
▼ | 24 | 6 | M.エレーラ | KTM | 2 |
▼ | 25 | 64 | B.ベンドスナイダー | KTM | 2 |
▲ | 26 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | 1 |
▼ | 27 | 10 | A.マスボー | プジョー | 0 |
▲ | 28 | 4 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | ![]() | 0 |
▼ | 29 | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | 0 |
▼ | 30 | 98 | K.ハニカ | マヒンドラ | 0 |
▲ | 31 | 77 | L.ペトラルカ | マヒンドラ | 0 |
▲ | 32 | 3 | F.スピラネッリ | マヒンドラ | 0 |
▼ | 33 | 43 | S.バルトリーニ | マヒンドラ | 0 |
- | 34 | 12 | A.アレナス | マヒンドラ | 0 |
- | 35 | 37 | D.ピッツォリ | KTM | 0 |
- | 36 | 99 | E.ボーラム | KTM | 0 |
コンストラクター
順位 | コンストラクター | 総合ポイント | |
---|---|---|---|
▲ | 1 | KTM | 86 |
▼ | 2 | Honda | 83 |
- | 3 | マヒンドラ | 42 |
- | 4 | プジョー | 9 |
マルク・マルケス(MotoGP 3位)
「正直、今日のバレンティーノはレベルが違いました。オースティンのときの僕のようでした。しかし、今日一番大事なことは、3位でゴールしたことです。昨年の経験からいろいろなことを学び、ミスはしたくありませんでした。スタートから集中しました。力強い走りをしようとがんばりました。そして、ホルヘ(ロレンソ)についていこうとがんばりましたが、昨日より11℃高い路面温度では、フロントタイヤをうまくマネジメントできませんでした。何度か転倒しそうになりました。ファンの期待に応えられなかったのは残念ですが、最後は難しい決断をしました。今日は確実に16ポイントを獲得することにしましたが、長いシーズンの最後には非常にポジティブな決断になると思いました。マシンの加速に関しては、まだ完全ではありませんが、優勝争いができるように次戦も全力を尽くします」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 4位)
「難しいレースになることは分かっていました。レースウイークを通して、トップの3人は僕たちよりも速かったからです。レースではいいスタートを切ることができました。そして、序盤はプッシュすることもできました。その後、フロントもリアも厳しくなり、自分のポジションをキープすることに集中しました。最後は安全なペースで走り、リアタイヤが消耗しないように気をつけました。アレックス(エスパルガロ)が追い上げてきているのが分かりましたが、タイヤを温存しつつ、抜かれないように集中しました。終盤は再びペースを上げてマルクに近づくことができました。マルクは序盤に一生懸命プッシュしたことが、最後に影響したのかもしれません。明日はテストがあります。マシンの感触を上げるためにがんばりたいです」
カル・クラッチロー(MotoGP 11位)
「難しいレースでしたが、完走できてうれしいです。今日はレースディスタンスをうまく走れると思っていましたが、そうはいきませんでした。残り10周は、本当に苦戦しました。理由は分かりませんが、スライドが激しく、スピンを止めるために通常5速で走るストレートで6速にしなければなりませんでした。しかし、言い訳をするつもりはありません。正直、レース前はダニとバトルができると思っていました。今日は上位でバトルができると思っていたのですが、なぜか残り10周でペースが落ちました。次のレースに役立つことを願って最後までがんばりました」
ジャック・ミラー(MotoGP 17位)
「厳しい週末でしたが、オースティンのケガも確実によくなり、きちんと完走できました。序盤はヘアピンで苦戦しました。ブレーキングに自信が持てず、パスできませんでしたが、気分はポジティブでした。なぜなら、暑さで体力的にとても大変なレースの中、トレーニングをしていたおかげで体力を維持できたからです。タイヤを温存することを心がけたので、レース後半の感触はよかったです。もしかしたら温存しすぎたかもしれませんが、完走することは大事なことでした。今日は多くのことを学びました。明日のテストはプレッシャーがないので楽しみです。ヘアピンに集中して取り組むことができます。これは、次のル・マンでのレースまでに改善しなければなりません」
ティト・ラバト(MotoGP 18位)
「今日の結果はそれほど喜べませんが、加速時のウイリーの問題に関して、重要な進展があったので満足しています。この部分にはかなり苦労していましたが、いい方向性を見つけられました。今回はポイントを獲得できませんでしたが、レースを完走できました。これからのためにも、データと経験を積むことは重要なことでした。レース序盤の自分のリズムには満足しています。タイヤのグリップが落ちた終盤は苦戦しましたが、また一歩前進できたと思います。何人かのライダーについていけましたし、遅れたのはタイヤが消耗し始めた終盤だけでした。明日はヘレスでテストがあります。自分のライディングスタイルを改善するために、最初の4レースで学んだことを試してみたいです」