2番手にはマルコ・メランドリ(Team Honda Gresini)。3番手ジョン・ホプキンス(スズキ)、4番手コーリン・エドワーズ(ヤマハ)と続き、2年連続表彰台と前戦ドイツGPからの2連勝を狙うダニ・ペドロサ(Repsol
Honda Team)は5番手、アメリカGP3連覇を狙うニッキー・ヘイデン(Repsol Honda Team)は8番手で初日を終えた。以下、Honda勢は、カルロス・チェカ(Honda
LCR)11番手。カーティス・ロバーツ(Team Roberts)17番手。中野真矢(KONICA MINOLTA Honda)は18番手。負傷欠場のエリアスの代役で出場のミゲール・デュハメル(Team
Honda Gresini)は19番手だった。
快晴となった初日は、昨年の大会で3位表彰台に立っているメランドリが、好調なスタートを切った。メランドリは1回目の走行で2番手、午後も2番手と一日を通じて好調だった。前戦ドイツGPはニューパーツが投入されて調子を上げている。その勢いで、今大会は今季2回目の表彰台と今季初優勝を狙う。
前戦ドイツGPで今季初優勝を飾り、勢いに乗るペドロサも、アメリカGP2年連続表彰台と2戦連続優勝を狙う。午前中1回目の走行では、全面改修された新しい路面のフィーリングをつかむために慎重な走りで11番手だったが、午後の走行では着実にタイムを上げて、5番手で初日を終えた。
アメリカGP3連覇を狙うヘイデンは、チャンピオンナンバー「1」をつけてホームGP凱旋を果たした。金曜日からサーキットには大勢のファンが詰めかけ、コース上だけではなくパドックでもファンの熱狂的な声援を受け、期待の大きさを感じさせた。1回目の走行では8番手、2回目の走行も8番手だったが、ペドロサ同様、着実にセットアップを進め、2日目からのばん回に期待をつないだ。
チェカは1回目の走行で14番手とやや出遅れたが、2回目の走行では大幅にタイムを上げて11番手に浮上した。チェカも前戦ドイツGPからニューシャシーが投入されている。今大会は、引き続き新しい車体のセットアップを進め、手ごたえを感じさせる走りを披露していた。中野も、車体とミッションのセッティングに多くの時間を費やして18番手。「セッティングの方向が見えた」と語るだけに2日目のばん回に期待。エリアスの代役としてMotoGPマシン初ライドとなるデュハメルは、RC212Vに慣れることに専念して、19番手で初日を終えた。
初日は20台が出走。1回目の走行でアレックス・ホフマン(ドゥカティ)が転倒負傷、午後2回目のセッションからは、チャズ・デービスが代役として出場した。 |