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 ロードレース世界選手権

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オランダ DUTCH TT
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ROUND
#09
JUNE 29, 2007
 
リザルト

メランドリ今季最高位の4番手。ペドロサ、ヘイデンはそれぞれ9、13番手から決勝に挑む

第9戦 オランダGP

2007年6月29日(金)・予選
サーキット:アッセン・サーキット
気温:14℃
天候:曇り/雨
コースコンディション:ドライ/ウエット

オランダGP2日目は、雨と風という厳しいコンディションの中で予選が行われた。PPを獲得したのは、クリス・バーミューレン(スズキ)。2番手にケーシー・ストーナー(ドゥカティ)、3番手にランディ・デ・ピュニエ(カワサキ)とブリヂストン(BS)勢がフロントローを独占。以下、トップ10にもBS勢が8台という圧倒的な強さを見せた。

第9戦 オランダGP

Honda勢は、BSタイヤを使うマルコ・メランドリ(Team Honda Gresini)が今季最高位の4番手。ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)がミシュラン勢2番手となる9番手、ニッキー・ヘイデン(Repsol Honda Team)13番手。以下、Hondaエンジンを搭載するKR212Vのカーティス・ロバーツ(Team Roberts)が14番手、中野真矢(KONICA MINOLTA Honda)15番手、カルロス・チェカ(Honda LCR)16番手と、厳しい戦いを強いられた。

Honda勢トップのメランドリは、初日のフリー走行で16番手、2日目のフリー走行でもタイムを更新できず16番手と苦しい走りだったが、ウエットコンディションとなった予選では一気に4番手に浮上した。

ペドロサは、初日5番手とまずまずのスタートを切った。しかし、2日目午前のフリー走行はタイムを更新できず8番手にダウン。ウエットとなった予選では、セッション序盤から積極的な走りを見せたが9番手。フリー走行で2日連続3番手とまずまずの走りを見せたヘイデンも、雨の予選では13番手へとポジションを落とした。

カーティス・ロバーツは、ドライコンディションのフリーでは最下位と苦戦したが、ウエットコンディションでは14番手に浮上。フリー走行で総合10番手につけた中野は、予選15番手へ。フリー走行で総合14番手のチェカも予選では16番手へとポジションを落とした。

250ccクラスは、ドライコンディションで行われた初日の順位でグリッドが確定。ホルヘ・ロレンゾ(アプリリア)がPPを獲得。アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Scot Racing Team)は、今季5回目のフロントローとなる2番手から決勝に挑む。以下、フリアン・シモン(Repsol Honda 250)9番手、青山周平(Repsol Honda 250)14番手、高橋裕紀(Scot Racing Team)15番手。ウエットコンディションのためにポジションを上げるチャンスを逃し、それぞれ追い上げのレースとなる。

125ccクラスも、初日の順位でグリッドが確定。マティア・パシーニ(アプリリア)がPPを獲得。マイク・ディ・ミリオ(Honda)が16番手。エスティーブ・ラバト(Honda)は19番手から決勝に挑む。

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COMMENT

コメント

Marco Melandri マルコ・メランドリ(MotoGP 4番手)
「ウエットコンディションでは、セッティングが進んだ。フィーリングもよく、いい状態を見つけることができた。しかし、ドライコンディションでは、まだまだ改善しなくてはいけないことがたくさんある。決勝の天気がどうなるかわからないが、できることならウエットでレースがしたい」
Dani Pedrosa ダニ・ペドロサ(MotoGP 9番手)
  「9番手と、期待したグリッドが得られず、明日はいいスタートを切らなければならない。午前中、ドライコンディションのフリーでも、昨日から大きな変化はなく、いいラップを刻むことができなかった。ウエットになった予選では、走り出しから快調でセットアップに全力を尽くした。明日の天候がどうなるかわからないし、すべては、明日の朝になってから考えたい」
Nicky Hayden ニッキー・ヘイデン(MotoGP 13番手)
「フリー走行では3番手だったが、ウエットになった予選では13番手までポジションを落としてしまった。セッション中盤までは、いいペースで走ることができたのだが、トラックのコンディションが一番いい状態のときに、いいフィーリングを得ることができず、タイムを伸ばせなかった。ドライセッティングはかなりいいと思う。しかし、13番手という厳しいグリッドなので、明日はいいスタートを切らなくてはいけない。とにかく、雨が降らないことを祈っている」
Kurtis Roberts カーティス・ロバーツ(MotoGP 14番手)
「ウエットでは、かなりいいフィーリングだった。バイクの状態もよかった。タイヤもよかったし、まずまずの走りができたと思う。明日は、自分より前にいる5人のライダーのグループでレースができたらうれしい。できることならウエットでレースがしたいね」
Shinya Nakano 中野真矢(MotoGP 15番手)
「昨日から今日の午前中にかけて、セッティングはかなり前進した。初日のタイムは更新できなかったが、レース用タイヤでアベレージを上げることができた。雨の予選も、ウエット状態ではまずまずだったと思うが、一番コンディションがいい中盤にタイムを出せなかった。前回のイギリスもそうだが、乾き始めのときにペースを上げられなかった。できることなら、明日はドライでレースがしたい」
Carlos Checa カルロス・チェカ(MotoGP 16番手)
「雨になった予選では、先週のドニントンと同じフィーリングで、うまく走ることができなかった。リアのトラクションを感じられず、アクセルを開けられなかった。今日はドライコンディションで走りたかった。しかし、ドライコンディションになっても、トップグループとの差はあるし、今回は厳しいレースになりそうだ」
Makoto Tanaka 田中誠
Repsol Honda Team 監督
「ドライコンディションでは、まずまず順調にセットアップは進んだ。しかし、予選が雨になり、残念な結果に終わった。今日は、タイヤのパフォーマンスがリザルトに反映した。ニッキーは、ドライではかなりいい走りをしていた。決勝がドライなら、かなりのリザルトが期待できる。ダニもそれは同じだが、ウエットの予選では、厳しい走りを強いられた。今日の結果については、あまりコメントすることはない。明日の決勝がドライで行われることを願っている」
Andrea Dovizioso アンドレア・ドヴィツィオーゾ(250cc 2番手)
「今日は、ドライもウエットも、いい感じで走ることができた。ウエットコンディションでは、水の量が多いときも、乾き始めた終盤もよかった。できることなら明日はドライでレースがしたい。ウオームアップがドライなら、今日できなかったことを試して決勝に挑みたい」
Shuhei Aoyama 青山周平(250cc 14番手)
「ドライコンディションで走れた午前中のフリー走行は、あまりいい感じではなかった。昨日に引き続き、サスペンションのセッティングを重点的に行ったのだが、あまりよくはならなかった。しかし、ウエットになった予選は、いいフィーリングだった。トップグループについていけるかどうかはわからないが、ウエットのレースなら自信はある。明日は、雨でレースがしたい」
Yuki Takahashi 高橋裕紀(250cc 15番手)
「午前中のフリー走行は、セッティングも進んで、かなりいい感じで走ることができた。しかし、ウエットの予選は、グリップが全く感じられず、全然ダメだった。セッティングを変え、乗り方も変えたりしたが、いい状態を見つけられないうちにセッションが終わってしまった。明日の決勝は、できることならドライで走りたい」
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RESULT

予選リザルト

MotoGP
ROUND
#09
JUNE 29, 2007
順位 No. ライダー マシン タイヤ タイム/差
1 71 C.バーミューレン スズキ B 1:48.555
2 27 C.ストーナー ドゥカティ B +0.017
3 14 R.デ・ピュニエ カワサキ B +1.024
4 33 マルコ・メランドリ Honda B +1.124
5 21 J.ホプキンス スズキ B +1.129
6 5 C.エドワーズ ヤマハ M +1.136
7 13 A.ウェスト カワサキ B +1.252
8 66 A.ホフマン ドゥカティ B +1.372
9 26 ダニ・ペドロサ Honda M +1.577
10 65 L.カピロッシ ドゥカティ B +1.614
11 46 V.ロッシ ヤマハ M +1.837
12 4 A.バロス ドゥカティ B +1.847
13 1 ニッキー・ヘイデン Honda M +2.026
14 80 カーティス・ロバーツ KR212V M +2.704
15 56 中野真矢 Honda M +3.272
16 7 カルロス・チェカ Honda M +4.716
17 50 S.ギュントーリ ヤマハ D +5.698
DNQ 6 玉田誠 ヤマハ D +8.970
DNQ 24 トニ・エリアス Honda B -
250cc
 
順位 No. ライダー マシン タイム/差
1 1 J.ロレンゾ アプリリア 1:39.958
2 34 アンドレア・ドヴィツィオーゾ Honda +0.723
3 19 A.バウティスタ アプリリア +1.170
4 4 青山博一 KTM +1.268
5 80 H.バルベラ アプリリア +1.409
6 12 T.ルシ アプリリア +1.450
7 3 A.デ・アンジェリス アプリリア +1.485
8 58 M.シモンセリ ジレラ +1.574
9 60 フリアン・シモン Honda +1.616
10 36 M.カリオ KTM +1.934
14 73 青山周平 Honda +3.029
15 55 高橋裕紀 Honda +3.038
125cc
 
順位 No. ライダー マシン タイム/差
1 75 M.パシーニ アプリリア 1:45.603
2 52 L.ペセック デルビ +0.180
3 24 S.コルシ アプリリア +0.595
4 33 S.ガデア アプリリア +0.601
5 11 S.コルセテ アプリリア +0.613
6 14 G.タルマクシ アプリリア +0.813
7 55 H.ファウベル アプリリア +1.250
8 33 R.デ・ローザ アプリリア +1.343
9 17 S.ブランドル アプリリア +1.396
10 60 M.ランセダー デルビ +1.418
   
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