■ケニー・ロバーツJr.選手(MotoGP
3位)
「昨日、走り始めたときはコーナーの進入に苦労したが、いいセッティングを見つけた。ドイツGP以降、バイクは変わっていないが、この3戦は十分に戦える状態にある。明日の決勝で、いいレースができないようなら、もっとバイクをよくしなければならないということだね。予選は燃料タンクに問題が発生した。今晩はその対策をしなければいけない。今朝はトップ6に入れればいいかなと思っていたが、予選を終えた今は、表彰台を狙えると信じている」
■ニッキー・ヘイデン選手(MotoGP 4位)
「フロントローに並ぶことはできなかったが、我々はすばらしい仕事をしたと思う。昨日から前進することができたし、これからの方向性も見つけることができたからね。予選は、今週末の中ではベストなセッションだった。数週間の休みがあったけれど、今回もおもしろいレースになりそうだ。明日のレースが楽しみだね。今の状態も悪くないが、もし天気が持てば、20分間のウオームアップで、さらにセッティングを煮詰めたい。それがうまくいけば、もっといい走りができるはずだ」
■トニ・エリアス選手(MotoGP 6位)
「今日の結果に満足している。シーズン序盤はいいスタートを切れたが、ケガをしたことで厳しいレースが続いていた。でも、今日の結果は、がんばってくれたチームのおかげなので感謝している。明日はいいスタートを切って、トップグループでレースをしたい」
■ダニ・ペドロサ選手(MotoGP 9位)
「今朝のセッションは、いい仕事ができたし、昨日より大きく前進することができた。路面のグリップがよかったことにも助けられた。バイクのセットアップはよくなった。午後はギアのセッティングにいくつかの問題が出てバイクを交換しなければならず、時間をロスしてしまった。予選用タイヤでは限界まで攻めたが、今回も速く走ることができなかった。9番手というポジションは完ぺきではないが、すばらしいスタートを切って、トップグループに入れることを願っている。セットアップは完全ではないが、まだよくなると思う。天気がどうなるか分からないが、ドライで走りたい」
■マルコ・メランドリ選手(MotoGP 11位)
「今日は2回のセッションともに、いいペースで走ることができた。レースに向けて自信を持てたので、明日が楽しみだ。予選用タイヤのアタックでは、完ぺきな走りをすることができず、11位に終わって残念だ。しかし、決勝用のセットアップが決まっているので、それほどがっかりはしていない。明日はいいスタートを切って、トップグループについていきたい。天気予報によると、明日は雨が降るかもしれないそうだが、ドライでやりたい」
■ケーシー・ストーナー選手(MotoGP 12位)
「フリー走行では、予選用タイヤを使って好タイムを出していた選手もいたが、その間に自分はいいセットアップを見つけたし、前進することができた。ブルノ・サーキットでMotoGPマシンのレースをするのは初めてだが、いくつかのパッシングポイントがあるし、レースに向けて自信はある。今回はアベレージもいいし、安定していた。もう1周アタックできていれば、もっといいタイムをマークすることができたと思う」
■玉田誠選手(MotoGP 15位)
「午前中のフリー走行で使ったタイヤのフィーリングがよく、決勝はこのタイヤでいこうと決めた。午後の予選の序盤は、フリー走行で使った中古タイヤを使用したが、路面温度が変わったせいなのかフィーリングが変わった。予選用タイヤのアタックも、最初のアタックはまずまずだったが、2回目、3回目はタイムを伸ばすことができなかった。今日はリアのスイングアームを長いものに換えて、フィーリングが向上した。決勝に向けて不安はあるが、今日の午前中のセッティングとタイヤで決勝に挑みたい」
■田中誠 Repsol Honda Team 監督
「ニッキー(ヘイデン選手)は今日、おおいにタイムを更新してくれたが、わずかな差でフロントローを逃してしまった。レースタイヤでのタイムはまずまずだが、明朝のウオームアップでもう一詰めしなければいけない。ダニ(ペドロサ選手)もレースタイヤでのペースはいい仕上がりだが、今日の午後は予選タイヤでタイムを上げることができず、悔しい結果となった。明日はスタートに集中し、レース序盤にどれだけ順位を上げられるかが勝負だ。いずれにしても、今回のライバルは手強く、明日のレースは混戦になるだろう。ウオームアップ・セッションを有効に使って、レースに臨みたい。きっと、エキサイティングなレースになるだろう」
■アンドレア・ドヴィツィオーゾ選手(250cc 2位)
「ベストな状態にはならなかったが、昨日に比べて前進することができた。フロントにちょっと問題を抱えていて、それを解決することができなかった。明日のウオームアップで最後の調整をすることになるが、このセッションがとても大事になる。ロレンゾ選手は速いし、彼のバイクにはアドバンテージがある。しかし、明日は優勝を目指したい」
■青山周平選手(250cc 6位)
「今日も順調な一日だった。昨日と同様、単独ではスムーズな走りができなかったが、速い選手の後ろについてタイムを伸ばした。明日は、前のグループについていきたい。今の状態では、最後までトップグループについていくのは厳しいかもしれないが、最後まで粘り強く走りたい」 |