■ニッキー・ヘイデン選手(MotoGP
4位)
「明日、どんなレースができるのか、そして、どんな結果を残せるのか、すごく楽しみにしている。今回はフロントローに並びたかった。新しくなったセクションは、パッシングポイントがないし、ラインも1本しかないからね。だから、明日はいいスタートを切ることが重要になる。今日は、レース用のセットで、1分37秒台のペースで走ることができなかったのが、ちょっと残念だった。今晩、若干の変更をして、明日のウオームアップで、マシンのセットアップを完全にしなくてはいけない。予選用タイヤのアタックも、何度かミスをして、完璧ではなかった。クリアラップも取れなかった。とにかく明日は、全力を尽くすよ」
■ダニ・ペドロサ選手(MotoGP 5位)
「昨日より少し良くなった。予選5番手というのは、決していいポジションではないが、前回のカタルニアの11位に比べたら良かった。今日の予選は、それほど悪くはなかった。ここまで、いくつかのサーキットでは、予選用タイヤで、いい走りができなかったからね。今日のアタックは、クリアラップが取れなかったけれど、それがタイムを出せなかった理由ではない。とにかく、明日は、いいスタートを切ることが重要になる。まだ、以前のコースのように攻める走りはできていないが、改修された新しいセクションにも慣れることもできた」
■マルコ・メランドリ選手(MotoGP 7位)
「今日の予選結果と、自分のパフォーマンスに満足している。この状況で7番手というのは、優勝したような気分だ。首と肩が痛くて、平均して、いいラップを刻むことはできなかった。だから、レースは厳しいと思う。26ラップを走り切れるかどうかもわからない。とにかく、いいスタートを切って、全力を尽くすだけだ」
■ケーシー・ストーナー選手(MotoGP 12位)
「予選ではブレーキの調子が悪くて、そのセットアップに時間を費やしてしまった。バイクのセットアップも間違った方向で、午前中のように走ることができなかった。それでセッティングを元に戻したのだが、予選用タイヤのアタックはうまくいかなかった。レース用タイヤのセッティングは、悪くない。ここは、抜きどころのないサーキット。スタートには自信があるが、明日は、焦らずに戦いたい」
■玉田誠選手(MotoGP 13位)
「今日はリアタイヤのテストをメインに行った。昨日のフロントタイヤも良かったが、リアタイヤも、いいテストができた。決勝で使うタイヤも決まった。昨日に続き、フィーリングは良かった。しかし、予選用タイヤでのアタックでは、うまく走れなかった。グリップが良すぎて、コーナーの旋回性が悪かった。予選が終わってみれば、いつもと同じポジションまで落ちてしまった。しかし、内容は、かなりいい。明日はいいスタートを切って、いいレースをしたい」
■田中誠 Repsol Honda Team監督
「今日の予選は新しいコースでどこまでタイムが上がるか分からなかったので、最後まで気合が入った。残念ながらわれわれRepsol
Honda Teamは、もう一歩のところでフロントローに手が届かなかった。それでもニッキー、ダニが並んでのセカンドローだ。悪いスタートポジションではない。明朝のウオームアップは20分間と長いセッションではないが、大切な時間だ。マシンのセットアップはまずまずだが、さらにどこまでセッティングを詰められるかが勝負だ。ここは少しのミスが命取りになる。明日もドライになることを期待するが、優勝に向かって集中力を持続させたい」
■アンドレア・ドヴィツィオーゾ選手(250cc 3位)
「昨日に比べて、マシンのセットアップは大きく進んだ。しかし、ロレンゾのパフォーマンスに比べれば、まだまだ十分とはいえない。とにかく、明日は晴れて欲しい。今回はムジェロ、そしてカタルニアとも違うコンディションだが、最後まで全力を尽くしたい」
■青山周平選手(250cc 4位)
「今年3回目のフロントローに並ぶことができて嬉しい。でも、トップとのタイム差が開いているので、素直には喜べない。今日は、午前中のフリーで苦労したが、予選ではいい感じに仕上がった。今回のタイムアタックは、単独で出すことができた。ただ、一度もクリアラップが取れなかったのが残念だった。アッセンは、どちらかというと嫌いなサーキットだったので、ここでフロントローに並べて、嬉しい。明日は表彰台を目指したい」
■高橋裕紀選手(250cc 5位)
「2日間を通じて、いい予選だった。バイクも順調に仕上がった。初日、うまく走れなかった終盤の高速セクションも、いろいろ車体のセッティングを試して、いい状態にすることができた。ここは、パッシングポイントがないので、いいグリッドに並びたいと思っていた。フロントローではないけど、2列目なら大丈夫。トップの2人が今回は抜けている。明日は、ちょっと無理をしても、トップグループについていって、優勝争いをしたい」 |