■ニッキー・ヘイデン選手(MotoGP 1位)
「ラグナセカでPPを取れて嬉しい。今週は日を追うごとに楽しくなっていく。明日はもっと楽しくなることを望んでいる。今日のPPは、ファンや家族に喜んでもらえたと思う。これで明日は、声援にも一段と力が入ると思うよ。昨日、今日と、チームのおかげで、気持ち良くマシンに乗ることができた。ミシュランのタイヤも良かったし、とにかく嬉しいことばかりだ。明日に向けて心配な事はない。とにかく楽しんで走りたい」
■アレックス・バロス選手(MotoGP 3位)
「今日はセットアップが進んで、グリップが改善された。全てが上手く進んだ。ただ、予選のタイムアタックでは、メランドリ選手や、ジョン・ホプキンス選手(スズキ)、ケニー・ロバーツ選手(スズキ)に引っかかってしまった。ヘイデン選手が素晴らしい走りをしていたので、クリアラップが取れたとしてもPPを獲得できたかどうかはわからないが、22秒台では走れたと思う。きっと明日のレースは、彼との戦いになる。チームメイトのベイリス選手がすぐ近くにいることも嬉しい。チームにとっていい一日になったね」
■トロイ・ベイリス選手(MotoGP 4位)
「今回は、2日間を通じて、上位で走ることができて嬉しい。午後の予選ではリアブレーキに問題があったが、午前中に転倒した影響だったと思う。そのために予選では少しストレスを感じたが、すぐに改善することができた。最初のタイムアタックで24秒00を出したとき、"もっと速く走らないといけない"と自分に言い聞かせた。2回目はもっとプッシュして、23秒30で走ることができた。アレックス(バロス選手)がすぐ前にいることはチームにとって素晴らしい。明日の決勝レースは気持ちよく走れそうだ」
■マックス・ビアッジ選手(MotoGP 7位)
「3列目スタートというのは、僕にもチームにとっても不満だ。昨日と今朝のフリー走行の走りを考えれば、もっと良い結果が出せたと思うからね。予選で試したリアサスペンションは、思ったほど結果が出なかったし、むしろ遅くなってしまった。決勝に向けて、セッティングを再調整したい。明日は良いレースができると思う。スタートがとても重要になるね」
■玉田誠選手(MotoGP 9位)
「予選タイヤのアタックは、かなり頑張った。しかし、レースに向けては、決していい状態とはいえない。トップグループのアベレージは24秒台。それから見れば、まだ、1秒足りない。遅いセクションは、自分でもわかっている。ブレーキングで思うように突っ込めないせいだが、ウオームアップで、それを改善したい。ここは、どのサーキットよりもスムーズに走ることが要求される。そのためのセッティングが難しい。決勝はどうなるかわからないが、全力を尽くす」
■マルコ・メランドリ選手(MotoGP 11位)
「セッティングを詰められなかった。昨日も今日も、いいフィーリングで走ることが出来なかった。午後の予選では、始まってすぐに転倒してしまったので、それからは、転ばないように気をつかった。明日は厳しいレースになると思うが、全力を尽くしたい」
■セテ・ジベルノー選手(MotoGP 13位)
「明日のウオームアップは、やらなくてはいけないことがたくさん残っている。今日は何をやってもうまくいかなかった。むしろ後退してしまった感じだ。昨日のほうがタイムが良かった。明日は、厳しいレースになることは間違いないが、最後まであきらめない」
■田中誠 Repsol Honda Team監督
「2日間を通じて、いい流れでセッションをこなすことが出来た。ニッキー(ヘイデン選手)は、地元グランプリということで初日からやや緊張気味だったが、そのプレッシャーをいい形で自分の力にした。初めての地元グランプリ、初めてアドバンテージのあるサーキットで、ニッキーの本来の力をきっちりと見せてくれた。1分22秒台というのは、想定していたタイムをはるかに超える素晴らしいものだった。勿論、決勝でも、いい結果を期待している。マックス(ビアッジ選手)は、やや問題を抱えていて予選は7番手だったが、レースではかなりいい走りをしてくれるはずだ。チームとしては今年になって最高のリザルトなので、この勢いを決勝につなげたい」
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