■アレックス・バロス(MotoGP 1位) 「本当に嬉しい。今週は、すべてがうまくいっている。走り始めから、セットアップができ上がっていた感じだった。タイヤも、ミシュランが素晴らしい仕事をしてくれた。去年よりも路面温度は低いが、いい状態に仕上がった。予選最初の40分はレース用のセッティングに時間を費やした。終盤にかけてソフトタイヤでアタックして、ポールを獲得することができた。今日はチームに感謝している。自分も褒めてあげたい。明日はいいレースをしたい」
■セテ・ジベルノー(MotoGP 2位) 「今回のレースは、体調が完全じゃないので、厳しい戦いになりそうだ。今朝の転倒で、また、肩にダメージを受けたので、状況はより厳しくなってしまった。今日は、痛み止めのおかげでいいペースで走ることができたが、レースでは、このペースで走るのは難しいかも知れない。それだけに、今晩のトリートメントがすごく重要になる。明日は、できるだけポイントを取るようにしたい。シーズンはまだ長いからね」
■マルコ・メランドリ(MotoGP 5位) 「昨日からかなりセットアップは進んだ。それにしても今日の転倒は、まるで初心者のようだった。ギアを間違えて転んでしまったんだ。その後に乗り換えた2号車は、リアのスプリングが硬かった。セッティングが違っていたのでアタックするのは大変だった。まだ、フロント周りのセッティングをつめないといけない状態だが、明日のレースが楽しみだ。明日は5位までに入りたい」
■マックス・ビアッジ(MotoGP 8位) 「確実に昨日よりは、良くなっている。電気系をいろいろと変更して、かなり進歩した。しかし、いくつかのコーナーで、まだ、いい走りができていない。予選では、もっといいタイムを狙えたが、レースセットのために時間を割いた。もうあまり時間はないが、決勝までに何をすればいいかはわかっている。明日はいいレースをしたい」
■ニッキー・ヘイデン(MotoGP 9位) 「本当に思うようにいかなかった。最初は良かったのだが、それからが、うまくいかなかった。少しバイクがよくなったところで、ピットインする周に転倒してしまった。そんなにペースを上げていなかったのに、フロントから切れ込んでしまったんだ。その後、スペアバイクに替えたが、メインのバイクとセットアップが違うので、予選タイヤのアタックも完全にはできなかった。それでも、タイムはそこそこかと思ったが、3列目。本当に厳しいグリッドになってしまった」
■トロイ・ベイリス(MotoGP 13位) 「まず最初にアレックスおめでとう! と言いたい。本当に素晴らしいラップだった。僕の方は、2日間を通じて、グリップが不足している感じだった。でも、レースタイヤでベストラップを出せたことに満足している。明日の朝、いくつかトライしてみたいことがある。グリットは決して良くはないが、ハードタイヤでいいタイムを出せているからね。とにかく一番重要なのはいいスタートをすることだ」
■田中誠 Repsol Honda Team監督 「フリー走行までは、かなり順調にセッティングが進んだ。しかし、予選では、思うようにいかなかった。マックスは、予選のアタックでは8番手だったが、レースに向けて、前回のスペインよりいい仕上がりになっている。スタートが良ければ、いいレースをしてくれるはずだ。ニッキーは、転倒がなければ、前回同様、上位を狙えたはず。グリッドが3列目と厳しいが、今回も期待している。バロスは、初日からいいリズムで走っていた。ジベルノーとメランドリもまずまずの状態。今回は路面温度が低く、転倒者も多かったが、予想通りの混戦となった。決勝は、前回よりも接戦になるはず。タイヤの選択を含めて、決勝は予想が難しい。最後まで落ち着いて慎重に走ることが必要だ。もちろん、Honda勢としては、優勝を狙っていく」
■ダニエル・ペドロサ(250cc 3位) 「セッション終盤にセットアップが決まり、タイムを更新しようと思っていた。しかし、アタックした最終ラップは渋滞に巻き込まれて、タイムを更新することができなかった。それでも、フロントローに並ぶことができた。正直、今の走りのリズムとセットアップには満足している。明日は長いレースになると思うが、ヘレスのように優勝を目指したい。最低、表彰台には立ちたいと思っている」
■青山博一(250cc 7位) 「バイクのセッティングは、昨日より良くなったが、最後までしっくり来なかった。一発のタイムは出たが、そのタイムでロングランできるようにならなくてはいけなかった。ブレーキングのフィーリングが自分の好みにならなかったことも、タイムに影響した。もっとスムーズに乗らないといけない。朝のウオームアップで最後の調整をしたい」
■高橋裕紀(250cc 11位) 「フリー走行では、すごくフィーリングが良くなって、タイムを大幅に短縮することができた。午後の予選では、その状態をベースにいくつか違うセッティングをトライしたが、それ以上は、なかなかタイムを詰めることができなかった。でも、昨日から1.3秒も短縮することができた。単独で走って出せたタイムだったので、それが嬉しかった。前回はリタイアしているので、今回は完走したい」
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