モータースポーツ > ロードレース世界選手権 > MotoGP 第15戦日本グランプリ Repsol Honda Team 公開記者会見を開催
2014年10月9日(木)
10月8日(水)、「2014 FIM MotoGP 世界選手権シリーズ第15戦 MOTUL 日本グランプリ」に参戦する「Repsol Honda Team」のリビオ・スッポ代表とマルク・マルケス選手、ダニ・ペドロサ選手による、公開記者会見を実施しました。
日本グランプリは、10月10日(金)〜12日(日)に栃木県のツインリンクもてぎにて開催されます。これに先立ち、スッポ代表と、現在ランキング1位で2年連続のチャンピオン獲得に王手をかけて来日したマルケス選手、ランキング2位のペドロサ選手をHondaウエルカムプラザ青山に招き、一般のお客さまにもご覧いただける形で記者会見を行いました。
会見には、国内外のメディアが詰めかけたのはもちろん、世界のトップで戦うライダーに会えるチャンスとあって、多くのファンの皆さまもご来場。立ち見が出るほど盛況となった中、3人は今シーズンの手応えや、日本のファンへのメッセージ、週末に行われるレースへの意気込みなどを語ってくれました。
スッポ代表は今季を振り返り「開幕から12連勝を達成し、シーズンのスタートは非常によかったです。アラゴンでは少し不運でしたが、ライダー2人がケガもなくレースを終えることができましたし、レース内容で『我々は勝てるんだ』ということを証明できたと思います」とコメント。
今大会でタイトル決定の可能性があるマルケス選手は「チャンピオンがかかった重要なレースです。ライバルたちより先にゴールして、皆さんに勝利をプレゼントできればと思いますが、一番大切なことは、いつも通り安定したペースを刻み、確実にポイントを獲得することです。いいレースをお見せしたいと思っています」と大舞台に対して平常心で臨むことを宣言。
ツインリンクもてぎではMotoGPクラスで2勝を含む5度の表彰台獲得と、得意コースに臨むペドロサ選手も「もてぎは125tクラス時代から相性がよく、いい印象を持っています。ただ、昨年は雨が降った日もあったので、今年はいい天候のもと、万全の態勢で戦いたいですね」との希望を口にしていました。
会見の最後には、両ライダーが日本グランプリへの意気込みを披露。
マルケス選手が「最初のフリー走行から高いレベルで走れるようにがんばります。天候や路面コンディションの影響はあると思いますが、ベストを尽くして、ポールポジション、そして優勝を狙います」と力強く語れば、ペドロサ選手も「自分の持つ力すべてを出して臨みます。マルクも含め、手ごわいライバルがたくさんいますが、自分のチャンピオンシップにとって今大会は重要になるので、いい結果を出したいと思います」と気合十分。両選手の熱い思いに対して、ファンの皆さまからのエールと万雷の拍手が飛ぶ中で、会見は終了しました。
なお、この会見の模様は、YoutubeのHonda公式チャンネルよりご覧になれます。