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X-Trial Round04スペインスペイン

2020年2月2日(日)・決勝

バルセロナ

第4戦 スペイン

13の数字は不吉とならず
トニー・ボウ、4戦4勝でバルセロナ13勝目を挙げる

毎年恒例、2月の第1日曜日はパラオ・サン・ジョルディでXトライアルバルセロナ大会が行われます。今年は2月2日の開催で、2020年Xトライアルの第4戦となりました。この大会をトニー・ボウ(Repsol Honda Team)は奮闘して勝利し、バルセロナ大会13回目の勝利と、Xトライアル4連勝を飾りました。

Repsol Honda Teamの絶対エースのボウは、昨年のこの大会で勝利を逃しています。今回はその雪辱の一戦、もちろん連勝記録を伸ばすためにも、勝ちにこだわって戦いを進めていかなければいけません。

Xトライアルの夜は、予選ラウンド(ラウンド1)から始まります。ラウンド1は、6つのセクションで競われます。ここでのボウの減点は9点。ここまで3戦でボウのライバルを演じ、3戦連続2位となっているアダム・ラガ(TRRS)は6点。予選ラウンドとはいえ、ボウが初めてライバルに好スコアを許した戦いとなりました。

このラウンドの順位により、3人ずつ、6人のライダーがセミファイナル(準決勝)、ラウンド2に進出します。チームはボウのマシンをスペア車とチェンジし、予選ラウンドでラガに後れを取った結果をばん回したい考えです。

ラウンド2は、決勝へ向けての重要なステップです。ここでは5セクションを使用し、ラウンド1とは難易度を変えて、より難関セクションとなっています。6人のラウンド2進出者のうち、まずボウを含む3人が戦いました。ボウの減点は12点。ライバルのブノア・ビンカス(ベータ)17点、ジェロニ・ファハルド(シェルコ)19点に対して、リードを守ってこの戦いを制しました。次はいよいよ決勝です。

トニー・ボウ

バルセロナは、多くのスペイン人ライダーの地元でもあります。そしてまた、多くのトライアルメーカーにとっても地元大会となります。バルセロナのトライアルファンは、地元ライダー、地元メーカーに対して、惜しみない声援を送ります。しかし中でも、絶対王者のボウに対する声援はひときわ大きいものでした。これが、ボウのライディングをますますすばらしいものにしていきました。決勝の相手は、今回もラガ。2人の戦いは、研ぎ澄まされた究極の戦いとなっていきます。

最終第6セクションはモンテッサカラーに彩られたモンテッサ・セクションでした。そして今回、最も厳しいセクションとなっていました。ここに至るまでの5セクションの減点はボウが3点、ラガが6点。ボウがリードはしていますが、最終セクションの結果次第では、まだまだ勝負の行方は分かりません。

ラガに先駆けてボウがトライ。ボウは、会場の大声援・大拍手とともに、そそり立つモンテッサセクションを減点1点で抜け、ラガは5点で逆転ならず。これでボウの勝利が決まりました。1年前の敗北のリベンジを果たし、そして13回目のバルセロナ大会勝利を手中にしたのでした。これはまた、ボウの66回目のXトライアル勝利となりました。

Xトライアルの4戦が終わって、ボウは4連勝。チャンピオンシップポイントはボウが80ポイント、ランキング2位のラガは60ポイントとなりました。20ポイントのリードは大きなものですが、今シーズンの残る戦いはあと3戦。まだまだ、油断できない戦いが続きます。

次なる戦いは2月15日、スペイン北部のビルバオのビスカイアアリーナで開催となります。

コメント

トニー・ボウ(優勝)
トニー・ボウ「今日の勝利はとても幸せな結果でした。バルセロナの多くのファンの前で勝利を取り戻すことができました。ちょっと信じられない喜びです。今日の戦いは、ライバルがいい走りをしてとても厳しいものになっていたので、勝利の喜びもひとしおです。今週は、体調も万全とは言えませんでした。難しい1週間を過ごすことになりましたが、その1週間を通じて私をサポートしてくれたすべての人々にとても感謝しています。そして今日、バルセロナで我々のトライアルショーを楽しんでくれたすべてのお客さまに感謝します。ありがとうございました」

ミケル・シレラ|チームマネージャー
「トニー・ボウの勝利に、心から祝福を送ります。彼は数週間前に、ちょっとしたアクシデントに見舞われました。それでバイクに乗ってのハードトレーニングができないまま、今日の戦いを迎えることになりました。それゆえに、今日の戦いはそうとう厳しいものとなったわけです。見事勝利を飾ったボウにはもちろんですが、今回はいつも以上に我々を苦しめたアダム・ラガ選手にもまた、祝福を送りたいと思います。常に勝利は非常に重要ですが、一歩一歩、確実に前進をし続けていかなければいけません。一つ一つの仕事を完ぺきにこなしてくれるチームの皆さん、そして特に今回のようなケースでは、医療スタッフに、感謝が絶えません」

リザルト

順位 ライダー マシン R1 R2 RF Final
1 トニー・ボウ Honda 9 12   4
2 A.ラガ TRRS 6 9   11
3 J.カサレス ガスガス 15 15 5
4 B.ビンカス ベータ 13 17 5  
5 J.ブスト ヴェルティゴ 15 16    
6 J.ファハルド シェルコ 16 19

ポイントランキング

ライダー

順位 ライダー マシン 総合ポイント
1 トニー・ボウ Honda 80
2 A.ラガ TRRS 60
3 J.ブスト ヴェルティゴ 28
4 J.ファハルド シェルコ 25
5 J.カサレス ガスガス 24
6 M.ゲラバート ヴェルティゴ 22

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