コメント

ハイメ・ブスト(2位)
「初めての表彰台を獲得して、本当にうれしいです。昨年から、表彰台は常にすぐそこにあったのですが、これまで一度も上がれないままの戦いが続いていました。今シーズンはこれまでの結果が非常に悪かったので、なにかを変えないといけないと思っていました。今回は、予選でトップを獲得できたことが、今日の2位につながったようです。本当にうれしいです」

トニー・ボウ(3位)
「今日の最大の敗因は、14セクションでした。時間がなく、下見をせずにトライして失敗し、セクション外に飛び出してしまいました。この失敗が、今日の勝敗を決めたと言ってもいい致命的なものとなりました。そのほかの小さなミスは、トライアルにはよくあることで、それは想定内だったのですが、14セクションについては、特別なミスになってしまいました。ともあれ、我々は引き続き、チャンピオンシップを全力で戦っていきます」

藤波貴久(5位)
「戦いは、やはり厳しいものとなりました。下見をしたときには、セクションは簡単そうにも見えましたが、実際にはクリーンで抜けるか、あるいは5点になるか、そんなセクションが多く、いくつかミスを犯してしまいました。今日は表彰台争いとは少し離れた位置での5位獲得でした。次はもっといい戦いができると確信しています。自分の結果については悔しいですが、今日はブストの初表彰台を祝福したいです。先輩からは、この結果を維持してがんばれと声援を送ります」

ミゲール・シレラ監督
「今日のブストは、最後の最後まで、本当にいい戦いをしてくれました。結果もすばらしいし、彼のすばらしい走りに、チームのみんなが興奮しています。その一方で、目標とすべきは2位ではなく勝つことですし、ボウは自分の住むアンドラで勝利を挙げることができませんでした。藤波の目指すところも表彰台争いでしたが、それはなりませんでした。今日のようにセクションが簡単だと、そこにまた別の難しさが生じます。我々チーム一同は、できることをすべてやって、次の大会ではすべてがさらにうまくいくことを願っています」