決勝2日目もトニー・ボウと藤波貴久が1-2フィニッシュ

2009年6月7日(日)
決勝2日目
会場:ツインリンクもてぎ
天気:晴れ
観客:9000人

トライアル世界選手権シリーズ第4戦ウイダー日本グランプリの2日目が、6月7日に栃木県のツインリンクもてぎで行われ、1日目に引き続き、トニー・ボウ(REPSOL MONTESA HONDA)が優勝。チームメートの藤波貴久も昨日同様、2位に入って表彰台に上がった。

1日目は、前日からの雨がスタート前に上がり、曇り模様から午後には強い日差しが照りつけ、気温も急上昇するという天候変化の大きな一日だったが、2日目は朝から快晴で、コースもほぼドライコンディションとなった。

1ラップ目の第1、第2セクションは、ボウと藤波ともにクリーン。森ゾーンの第3セクションはボウがクリーンするものの、藤波は減点1点、第4セクションはコースの形状が1日目と大きく変わり、各ライダーとも減点が増加している中、ボウは減点1点、藤波は減点3点で通過した。第5セクションはコース変更により難易度が上がったものの、クリーンするライダーが続出し、両ライダーもクリーンで通過。ハローウッズの庭ゾーンの第6セクションは、最後の滝上りのラインが1日目とは変更となり難易度が上昇し、ボウは痛恨の減点5点を喫したが、藤波は減点1点にとどまった。

第7、第8セクションはボウ、藤波ともにクリーンで通過。1日目の2人の共通の課題であった沢ゾーンの第9セクションはボウ、藤波ともに昨日より減点を減らした。第10セクションはボウ、藤波ともにクリーン。第11、第12セクションは難易度が向上して減点5点が続出し、ボウは第11セクションで減点5点、一方の藤波はクリーンで通過した。そして岩盤ゾーンの第13、第14セクションは両者とも確実にクリーンを重ねた。そして、最後の第15セクションは難易度が向上して、ボウは減点1点、1日目に2ラップとも減点1点を喫した藤波は快心のクリーンで通過した。

1ラップ目を終えて、藤波が1位、ボウが2位、3位にドギー・ランプキン(ベータ)が続いた。

迎えた2ラップ目、第1、第2セクションは両名ともクリーンで通過するものの、第3セクションは1ラップ目同様、藤波は減点1点、ボウはクリーンで通過。第4セクションは両者とも減点2点となったが、1ラップ目に比べて藤波は減点を1点減らし、ボウは1点増やしてしまった。その後、第5セクションから第8セクションまでボウ、藤波ともにクリーンで通過。そして迎えた難易度の高い沢ゾーンの第9セクションでは、藤波は痛恨の減点5点を出してしまったがボウはクリーンで通過し、この時点でボウは藤波に並んだ。

第10セクションはボウ、藤波ともにクリーンで通過。第11セクションはボウ、藤波ともに減点5点を喫し、この時点で両者は同点の1位。続く第12、13、14セクションをボウ、藤波ともにクリーンで通過し、勝敗は最後の第15セクションまでもつれ込んだ。結局、藤波、ボウとも総減点20点となったが、クリーンの数が多いほうが優勝というルールにのっとり、1つ多いボウが紙一重の差で優勝、2位は藤波で、2日連続でREPSOL MONTESA HONDAの1-2フィニッシュとなった。

コメント

トニー・ボウ(優勝)

「今日の藤波はとても強く、厳しい戦いになった。昨日に比べてセクションは難しくなっていた。第11セクションでは2回とも減点5点となり、とても悔しい思いをした。マシンの調子もよく、2日間連続して優勝を獲得できて、とてもうれしい」

藤波貴久(2位)

「2日間とも2位という成績には満足しているが、今日はボウと同点となり優勝が目の前にあっただけに悔しい。イギリスでリタイアした後、ポイントランキングを4位へとばん回でき、3位に近づいてきたことで、これからの展望が開けてきた。この自信をもとに、優勝を目指しより一層チャレンジしてがんばっていく。今日はお客さんからたくさんの声援をいただき感謝しています。本当にありがとうございました」

決勝リザルト

順位 No. ライダー マシン ラップ1 ラップ2 総減点 クリーン数
11トニー・ボウモンテッサ(Honda) 13 7 20 23
23藤波貴久モンテッサ(Honda) 7 13 20 22
32A.ラガガスガス 19 12 31 20
46D.ランプキンベータ 16 15 31 19
5 4 J.ファハルド ベータ 17 18 35 18
6 7 M.フレイシャーガスガス 21 23 44 15
1211小川友幸Honda 37 31 68 11
14 15 小川毅士 HM FUTURE 41 40 81 9
1619渋谷勲Honda 38 46 84 9
18 18 斎藤晶夫 Honda 62 60 122 2
19 16 尾西和博 Honda 56 67 123 1
20 22 砂田真彦 Honda 69 68 137 1
21 17 岡村将敏 Honda 71 67 138 0
2220小野田理智Honda 69 75 1440
2323徳丸新伍Honda 75 73 1480

ポイントスタンディング

ライダー

順位 ライダー マシン 総合ポイント
1 トニー・ボウ モンテッサ(Honda) 137
2 A.ラガ ガスガス 118
3 A.カベスタニー シェルコ 86
4 藤波貴久 モンテッサ(Honda) 83
5 D.ランプキン ベータ 80
6 J.ファハルド ベータ 76
15 小川友幸 Honda 7
17 小川毅士 HM FUTURE 2
18 渋谷勲 Honda 1

マニュファクチャラー

順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1 モンテッサ(Honda) 220
2 ガスガス 191
3 ベータ 153
4 シェルコ 128
5 ヤマハ 23
6 Honda 8
7 HM FUTURE 2