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リザルト ポイント
第8戦 スウェーデン 第8戦 スウェーデンview

ボウが2位、藤波3位で表彰台に立つ

2008年8月31日(日)
決勝
開催地:ウッデバラ
天気:曇りときどき晴れ
気温:17℃
観客:2800人

2008年トライアル世界選手権第8戦が8月31日にスウェーデンのウッデバラで行われREPSOL MONTESA HRCのトニー・ボウと藤波貴久は2位と3位に入った。

トライアル世界選手権がスウェーデンに戻ってきたのは15年ぶりのこと。つい先日、モトクロス世界選手権が開催されたウッデバラのモトクロス・サーキット内に設けられたトライアル・コースはすばらしかった。

最初の一連のセクションは、モトクロス・コースの反対側にある岩肌を利用したもので、残りのセクションはサーキットを取り巻く森の中に設けられた。これによって、ラップ2では状況が一変した。ロック・セクションではグリップが上がり、逆に森の中ではラップ1のときより滑りやすくなっていたのだ。

今回も序盤から活躍していたのはボウ、藤波、アダム・ラガ(ガスガス)の3人。序盤のセクションでこの3人はほぼ同等のパフォーマンスを見せた。藤波は最初の8つのセクションでクリーンを出し、ボウは減点3、ラガも減点1でここまでをクリアしている。

しかし、森の中の滑りやすいセクションが続く後半になると差が出始めた。マディなバンクとコケで覆われたロックがあるセクション11で藤波がマークした減点5は、この日、3人が出した唯一の減点5となった。

それでも藤波は、ラップ1終了時にはラガに続いて2番手につけていた。ボウは3番手だったのである。ラップ1終了時の3人のポイント差はわずか6点。このため、ラップ2は緊張感が漂うレースとなった。

ラップ2ではラガが減点総数を3点に抑え、優勝を決めた。しかし、ボウと藤波の争いは激しく、接戦のまま2人はセクションをこなしていった。

セクション13では、藤波が減点2だったのに対してボウがクリーン。結局この差が勝敗を決し、1点差でボウが2位、藤波3位となったのだった。

第8戦を終えた段階で、ランキングトップはボウ(185ポイント)。2位ラガ(176ポイント)、3位藤波(157ポイント)となっている。

第9戦ポルトガル大会は9月14日にパレデスで行われる。

コメント

トニー・ボウ(2位)

「今日は2位で満足だ。アダム(ラガ)とフジ(藤波)はとても強かったから、チャンピオンシップを考えると2位に入れてよかった。それでもアダムに少しポイントを詰められてしまったけれどね。ラップ1では小さなミスが少しあった。このような小さなミスに気をつけないといけない。でもラップ2の減点はトータルで2点だったので、そのことには満足している。ラップ1のときには、ランキングトップの座を守ることが頭の中にあった。ラップ2ではただ自分の走りに集中することができた。いつもそうできればよいのだけれど、残りも3戦になってきたのでなかなか難しい。今回の会場はとてもよかった。易しすぎるセクションもあったので、将来的にはもう少し難易度を上げた方がよいと思う。それでも、よい会場だった」

藤波貴久(3位)

「また3位だ! ラップ1が終わった時点では2位だったから、総合3位というのはうれしくない。総合順位でも2位には入りたかった。小さなミスもあったけれど、一番のミスはラップ2のセクション13で減点2を出してしまったことだ。トニー(ボウ)はそこでクリーンを出している。その前の時点ではトニーを1ポイントリードしていたし、残りは2セクションだけだった。僕もトニーも最後の2つのセクションではクリーンを出したから、1ポイント差で敗れてしまった。今回の会場は気に入った。最初の部分は岩が乾いてきて、グリップがすごくあったので易しすぎた。でも、森の中の部分は濡れていて、クリーンを出すのが難しかった」

ライア・サインツ(ジュニア世界選手権 11位)

「今日はさんざんな結果に終わってしまった。ラップ2の方がまだましだった。ラップ1では減点総数が48点だったけれど、ラップ2では30点だった。ラップ1では、ばかげたミスが続いてしまった。最初の部分のセクションはよかったけれど、後半のセクションは難しかった。まったく異なる会場のようだった。また、後半、時間切れになりそうになり、焦ってしまったのもよくなかった」

決勝リザルト

順位 No. ライダー マシン ラップ1 ラップ2 総減点 クリーン数
1 2 A.ラガ ガスガス 7 3 10 23
2 1 トニー・ボウ モンテッサ(Honda) 13 2 15 22
3 3 藤波貴久 モンテッサ(Honda) 11 5 16 22
4 5 D.ランプキン ベータ 17 8 25 18
5 6 J.ファハルド ベータ 21 9 30 15
6 7 M.フレイシャー ガスガス 35 16 51 13
9 8 J.ダビル モンテッサ(Honda) 41 44 85 10

ポイントスタンディング

ライダー

順位 ライダー マシン 総合ポイント
1 トニー・ボウ モンテッサ(Honda) 185
2 A.ラガ ガスガス 176
3 藤波貴久 モンテッサ(Honda) 157
4 A.カベスタニー シェルコ 111
5 D.ランプキン ベータ 110
6 J.ファハルド ベータ 110

マニュファクチャラー

順位 マニュファクチャラー 総合ポイント
1 モンテッサ(Honda) 342
2 ガスガス 258
3 ベータ 220
4 シェルコ 163
5 ヤマハ 28
6 Honda 19
7 スコルパ 13

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