ボウが優勝、藤波は3位
2008年6月29日(日)
決勝 |
開催地:トルメッツォ
天気:快晴
気温:35℃
観客:1万人 |
2008年トライアル世界選手権第6戦が6月29日にイタリアのトルメッツォで行われ、Montesa COTA 4RTに乗るトニー・ボウ(REPSOL MONTESA HRC)が今季5勝目を挙げた。2位にはアダム・ラガ(ガスガス)が入り、藤波貴久(REPSOL MONTESA HRC)も3位で表彰台に上がった。
今回、トライアル世界選手権の開催地となったのはイタリアの北東部カルニア地方にある小さな町トルメッツォ。大会当日、この地域は熱波に見舞われ、イベント開始時から気温は30℃台の半ばを超えていた。大会当日に至るまで、嵐の日が続いたため、当日も天候が心配されたが、実際には快晴に恵まれたので、大勢の観客がトルメッツォに集まった。
セクションは自然の地形を利用したものと街の中に設けられた人工セクションとで構成され、街を取り囲む3つのエリアに集中していた。総距離は9kmで、ライダーたちはセクションで腕を競うだけでなく、ほかのクルマやファンの間を駆け抜けて街の郊外に出ていく、移動にも気を使わなくてはならなかった。
ラップ1で好調だったのはボウ。山から街に下ってくる、谷間の困難なセクションで減点5、減点3、減点2をそれぞれ1回ずつ、さらに減点1を2回記録した。ボウは、減点数合計12点と2位に9点差をつけてトップでラップ1を終えた。
これに対して藤波とラガは減点数21点ずつと、同点でラップ1を終えた。藤波はブレーキトラブルに見舞われ、修理のため一度パドックに戻らなくてはならなかった。藤波とラガは、第12、13、14セクションで同じ減点数をマークしていた。
ラップ2に入るとラガが調子を上げた。ボウの減点16、藤波の減点14に対してラガは減点11で2ラップ目を終えた。このパフォーマンスにより、ラガは藤波を抑えることはできたが、ボウにまでは手が届かなかった。
こうしてボウは今季5勝目を挙げ、2位のラガと3位藤波の3人が表彰台に上がった。この3人が表彰台に上がったのは今季7回目のこと。トライアル・ファンにとっては見慣れた表彰式が行われた。
第6戦を終えてランキングトップはボウ(151ポイント)。2位ラガ(136ポイント)と3位藤波(127ポイント)の差は9ポイントだ。
第7戦チェコ大会は7月6日にクラモリンで行われる。
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