トニー・ボウが開幕戦を制す。藤波は3位表彰台
2008年3月30日(日)
決勝 |
| 開催地:エッテルブルグ |
2008年度FIMトライアル世界選手権の開幕戦が3月30日にルクセンブルグのエッテルブルグで行われた。昨年度の世界チャンピオン、トニー・ボウ(REPSOL MONTESA HRC)が開幕戦を制し、タイトル防衛に向けて順調な滑り出しを見せた。チームメートの藤波貴久も3位に入って表彰台に上がった。
エッテルブルグでトライアル世界選手権が最後に行われたのは03年のこと。このときにもHondaライダーが優勝している。今回使用されたコースは大半が人工的なもので、本大会にいたるまでの数日間、雨が降り続いたために濡れて滑りやすくなっていた。
3月30日の天気は予報では雨だったが、幸い雨は降らず、時折り太陽が顔を出したため、コースもどんどん乾いていった。これによって上位5人の争いは、よりし烈なものとなっていった。
15個のセクションから成る1ラップ目を終えた段階では、3人のライダーがトップにつけていた。減点数ではボウがトップに立っていたが、タイムペナルティが1ポイントあったため、ボウは藤波やドギー・ランプキン(ベータ)と肩を並べた。
この時点でアダム・ラガ(ガスガス)は上位の3人より5ポイント減点が多く、アルベルト・カベスタ二―(シェルコ)はさらに7ポイント多かった。
コースは距離が長く、周囲の丘に設けられた障害物は難しいものが多かった。このためトップグループが1ラップ目を終えるのに3時間半もかかった。
暖かい天候により路面は乾いていったが、それまでのスリッピーな泥は同じぐらいスリッピーなホコリに変わっただけだった。
午後のセッションではラガが調子を取り戻し、本大会中ベストとなる成績を出してボウに1ポイント差まで迫った。ボウの方は、ラップ1では減点1だった第10セッションで減点5を科されるまでは比較的リラックスした表情で2ラップ目をこなしていた。
最終的にボウが減点43で優勝。ラガが減点44で2位に入り、藤波が減点53で3位となった。ランプキンは減点57で4位、カベスタ二ーは減点59で5位となっている。
第2戦は4月6日にアイルランドのバンゴールで行われる。
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