ネオレトロやカフェトレンドをイメージしたカラーリングにより、落ち着きあるセンス感を追求したVTR。新たにラインアップしたVTR スペシャル・エディションは、マットシルバーのボディーカラーにブラウンのシートを組み合わせ、さらにフレームやホイールをはじめ細部までブラックアウトすることで、より存在感を深めたスタイルとしている。また、独特な印象を生み出すストライプが入った燃料タンクを採用し、デザインへのこだわりをいっそう追求している。
VTRとVTR Type LDは、Hondaのブランドカラーであるレッドと上質感のあるパールホワイトの2色をラインアップし、フレームやホイールにシックな色調を採用。
VTR-Fは全身にマットブラックのボディーカラーを施しながら、フレームをレッドとすることで質感とスポーツテイストを融合している。
トラスフレームをはじめとした機能美溢れるスタイル。プロポーションは、サイドカバーとフューエルタンクをマスの中心と位置付け、シートサイズや積載性などの機能を十分に確保しながら、リアまわりの外観パーツをスリムでコンパクトに仕上げている。テールランプ類もリアまわりに合わせた専用設計。軽快でスポーティーなライトウェイトロードスポーツとしての走りを予感させるスタイリングとしている。
シートはライダーの体格や走行状況に合わせて自由度の高いライディングポジションを取ることが可能。さらに、シート両側のエッジの部分を落としたスリムな形状により、足つき性を追求。また、フューエルタンク横のニーグリップ部分に樹脂製のサイドカバーを装着。大腿部との密着度を高める形状とし、しっかりと車体を挟み込めるようにしている。これらにより車体との一体感のあるスポーツライディングを高めている。
完全な防風性能を狙うのではなく、風の抵抗を受け流すことでライダーが心地よい風を感じられる設計としたハーフカウルを採用。また、カウルをフレームマウントとすることにより、ステアリングの慣性マスを低減。小ぶりなカウルと相まってVTR特有の軽快な走りを楽しむことができる。
大型アナログ式タコメーターを中央に配し、その下に液晶ディスプレイを配置したインストルメントパネルを採用。液晶ディスプレイには、右側に大型のデジタル速度計やツイントリップメーター、時計等を、左側にはオドメーター等を設置している。
※メーターまわりの写真は、機能説明のため任意にランプを点灯したものです。
前後のサスペンションはType LD専用セッティングを施し、740mmのシート高で安心感のある足つき性を追求しながら、VTRの軽快な操縦フィーリングを継承している。