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中山友貴のSUPER GT報告書

事前の天気予報通り、週末を通してドライコンディションでレースが行われました。
フリー走行では、ロイック(・デュバル)選手が始めにドライブをしてタイヤの選択やマシンバランスのチェックをしていき、その後自分がマシンをドライブして、決勝を想定したロングランテストを行っていきました。
思った以上に路面温度が低かったことからフロントタイヤが温まるのに他のマシンよりも時間がかかっていて全体のバランスも含めてマシンのセットアップを変更して予選に臨むことになりました。

11/7 予選:天候=晴れ コース=ドライ

Q2進出には0.001秒及ばず。

今回の最終戦では、予選1回目で予選基準タイムをクリアした後、通常とは異なりノックダウン方式の予選で行われました。予選の1回目では、2人とも予選の基準タイムをクリアしノックダウンの予選に臨みました。ロイック選手のアタックで臨んだQ1ではタイヤのグリップ不足に悩まされて、僅か0.001秒及ばずにQ2に進出ならず13位となりました。

11/8 予選:天候=晴れ コース=ドライ

今シーズンベストでフィニッシュ!

前日の予選後にミーティングをして、決勝のレースは大幅にマシンのセットアップを変更して臨みました。
今回はロイック選手でレースをスタートしてペースが落ちない限りギリギリまでピットストップを遅らせて、後半に自分がマシンをドライブして順位を上げる作戦でいくことになりました。14時過ぎにレースはスタートし、スタート直後はあまりペースが上がりませんでしたが徐々に順位を上げてピットストップのタイミングを遅らせたこともあり、暫定1位になった32周を終了した時点でピットに入りスムーズにドライバー交代をして自分がマシンに乗り込み再びコースインしました。
アウトラップでは、タイヤが温まっておらず2台に抜かれてしまいましたがすぐに1台を抜き返すことができました。その直後に他車の火災によってセーフティカーが導入されました。しばらくセーフティカー先導でレースが進められていきました。その間もタイヤが冷えないように注意して再スタートを待ちました。再スタート後チャンスを逃さずに2台を抜いてさらに5位のマシンを追いかけましたが1歩及ばずゴール。今シーズンベストリザルトとなる6位でした。

第9戦のよかった点、反省すべき点

 かなりのハイペースで決勝レースを戦うことができました。

今回のレースでは、予選でのタイムはあまり良くありませんでしたが決勝レース中のラップタイムはいいペースで走ることができました。決勝でのマシンバランスも良くなっていて6位という結果は悔しいですが、内容としては納得のいくレースができたと思います。チームスタッフも素早いピット作業で作戦も良かったのでレースのスタートがもっと上位からであれば表彰台も見えていたと思います。
1年間を通じて、苦しいシーズンでしたがチームだけでなくタイヤメーカーとも協力して、少しずつではありましたがマシンは速くなっていきましたし、タイヤの使い方や決勝レースでの戦い方などたくさん学ぶことのできた1年でした。またチャンスをいただければすべてを活かしていい走りができるように頑張りたいです。
1年間本当にありがとうございました。

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第7戦 9/12〜13 富士スピードウェイ 予選1位・決勝9位