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中山友貴のSUPER GT報告書

今回は、自分自身の初の海外でのレースとなりましたが、チームから気を遣ってもらったことなどがあり、いつもとあまり変わらない雰囲気で、レースに集中することができました。
木曜日にサーキットに入ってマレーシア特有の高温に慣れるためにトレーニングやランニングをして過ごしました。予選前日のフリー走行も含めて3日開催だった昨年までとは異なり、今年から2日開催のレースとなっているため、土曜日の午前中のフリー走行が非常に重要な時間だったのですが、走行が開始されてすぐにスコールによって、あっという間に走行ができないほどになってしまい、ほとんど走行をすることができませんでした。それでも、データをチェックしたり、ロイック選手やチームとミーティングをしたりして予選に臨みました。

6/20 予選:天候=晴れ コース=ドライ

走行距離の不足が結果に響きました。

予選は2人のドライバーが、予選の基準タイムをクリアしないといけないため、先に自分がドライブをして、コースに慣れつつ、基準タイムをクリアして、ロイック選手がコンディションの良くなった後半に、アタックをする作戦となりました。予定通り、セッション開始と同時にコースインをして、徐々にタイムアップをして基準タイムも予定の周回でクリアすることができ、ピットに入りました。その後、少し待ってからロイック選手がアタックに入りましたが、十分な走行ができていないことからスピードが乗らず、2分00秒968で13位となり、またしても、上位8位以内のスーパーラップ進出はなりませんでした。

6/21 決勝:天候=曇り コース=ドライ

初めてスタートドライバーを務めました。

決勝レースでは、予選で上位につけていたクルマがエンジン交換のため、後方からのスタートだったので、12位からのスタートとなりました。
シグナルがグリーンに変わりレースがスタートし、隊列が2列のままアウト側から1コーナーに進入していきました。2コーナーまでに1台抜きましたが、後からスタートしていた100号車に先行され、スタートと同じポジションでオープニングラップを終えました。その後、やはり十分な走行ができていなかったため、GT300クラスを交わすポイントやタイミングに手間取ってタイムを安定させることができませんでした。しかし、スティント後半は再びペースも安定してきて、抜かれていた39号車も抜き返して10位で、予定通り23周目にピットに戻りました。しかし、ピットインの際、指定の停止位置をオーバーしてしまい、チームスタッフの混乱を招いてしまいました。しかしながら、スタッフの素早い対応のおかげで、最小限のロスでロイック選手がコースに戻りました。
ロイック選手も序盤はタイムが安定していませんでしたが、その後、徐々にペースを上げてファイナルラップの1コーナーで1台を交わしたのですが続く2コーナーで左のリアをヒットされタイヤがバーストしてしまいました。それでも、なんとかクルマをゴールまで走らせて11位でゴールとなり、レース後、相手にペナルティが与えられましたが順位は変わることはありませんでした。

第4戦のよかった点、反省すべき点

 初めてスタートドライバーという経験をさせてもらいました。
 ミスもしてしまいましたが、その中で学ぶことが非常に多いレースでした。
× 走行時間が限られている中で、コースやクルマへの対応の遅さが目立ってしまいました。
× ピットストップのミスは、繰り返さないように気をつけます。

今回は、走行の度のスコールで、少ない走行時間の中で本当に難しいレースとなりました。自分自身、このような少ない走行時間では、まだまだ対応の遅さが目立ったレースだったと反省をしています。しかし、その中で本当に学ぶことの多かったレースでした。今後も頑張りますので、よろしくお願いします。
次戦は、得意なサーキットでもあるスポーツランドSUGOで7月25日〜26日に行われます。

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第1戦 3/21〜22 岡山国際サーキット 予選11位・決勝7位
第1戦 3/21〜22 岡山国際サーキット 予選11位・決勝7位