• Rd.1 OKAYAMA
  • Rd.2 SUZUKA
  • Rd.3 FUJI
  • Rd.4 SEPANG
  • Rd.5 SUGO
  • Rd.6 SUZUKAO
  • Rd.7 fuji
  • Rd.8 AUTOPOLIS
  • Rd.9 MOTEGI
中山友貴のSUPER GT報告書

新しくなった鈴鹿サーキットで、第2戦のレースが行われました。 ピットやグランドスタンドの他に、東コースのみ路面が新しく舗装され、1コーナーから2コーナーにかけてはアウト側がやや広くなったので、レースが2日開催となった今年は土曜日のフリー走行がかなり重要な時間となりました。開幕戦の岡山と同じく、始めはロイック(デュバル)選手で、ある程度予選を想定したクルマのセットアップなどをテストし、その後自分に替わって、ロングランやセットアップ評価をすることになりました。

4/18 予選:天候=曇り コース=ドライ

新しくなった路面に少し手こずりました。

東コースの新しくなった路面は、西コース(こちらは以前のままでした)とのバランスが予想以上に難しく、フリー走行は11位という結果でした。
走行後はロイック選手とそれぞれ意見を出し合って、クルマのセットアップを考えて予選に臨みました。
予選では、先に自分が予選基準タイムをクリアし、後にロイック選手に替わって残り時間のギリギリまで待ってアタックを開始しました。
ロイック選手の渾身のアタックによってベストタイムを記録しましたが1ポジション及ばず、初のスーパーラップ進出とはいかず9位となりました。

4/19 決勝:天候=晴れ コース=ドライ

チームワークの大切さを実感。

予選こそスーパーラップに進出はできませんでしたが、日曜日の午前中の決勝前フリー走行では、ガソリンを多めに積んで、決勝レースを想定したテストでコンスタントにいいタイムを刻むことができ、全体で6位のタイムを記録し、十分に追い上げの期待できる内容でした。
午後2時、迎えた決勝レースはロイック選手でスタートし、レースの約半分で自分にドライバー交替をして追い上げる作戦となりました。
スタートはうまくいきポジションキープかと思われましたが、130R手前でスリップストリームを使われ、その後のシケインでもインを突かれ2つポジションを落としてしまいました。決してラップタイムは悪くなかったのですが、その後さらに2台に抜かれてしまいました。
同じくして、タイムも急激に落ち、急遽予定を早めてピットに入ることが決まりました。
しかし、チームの素晴らしいチームワークで素早くドライバー交替を済ませピットアウトしました。ロイック選手からの無線とチームの判断により、タイヤはロイック選手が使用したものよりもハード寄りのものに変更となりました。 ピットアウト直後からプッシュして2周目には1分58秒前半を記録して前をいくクルマを追いました。
順位はピットイン前と変わらずに13位でした。
ベストタイムを記録した次の周に、ピットアウトしてまだタイヤの温まっていない17号車に追いついたのですがGT300クラスに阻まれポジションを上げることができず、前車のタイヤが温まってからは逆に、徐々に離されてしまいました。その後、ペースの上がらない24号車になんとか追いつき、抜きにかかりましたがシケインのブレーキングでは追いつくのですがストレートでスリップに入ることができず膠着状態が続きました。
その後もチャンスを狙っていましたが、残り5周を切ったところで、GT500クラス2台がシケインの手前で多重クラッシュし、S字コーナーでも1台がストップして今シーズン初のセーフティカーが導入されました。セーフティカー中はレコードラインをキープしタイヤを冷やさないように注意しながらレース再開と同時にプッシュできるように準備をしてその瞬間を待ちました。しかし、レースはそのままセーフティカー先導のままチェッカーとなり、クラッシュやストップ車両、接触行為によるペナルティを受けた車両などがあり、最終リザルトは9位となりました。

第2戦のよかった点、反省すべき点

 気温の上昇によりタイヤの摩耗が早いなか、長いレースディスタンスを走りましたが、集中力を切らさずにマシンコントロールができました。
 チームワークによって、トラブルなくレースを走りきれたのは、自分たちにとってプラスになることだと思います。
× レース結果には満足できません。特にGT300クラスの追い抜き方は、もっとうまくならないといけないと思います。
× マシンコントロールができたといっても、その幅がもっと広ければ、さらに早く走れるようになるはずなので、これからの課題として取り組みます。

次戦は5/3〜5/4に富士スピードウェイで、オートバックスSUPER GT第3戦が行われます。次戦も頑張りますので、応援よろしくお願いします。

  • rd.1 OKAYAMA
  • INDEX
  • INDEX
第1戦 3/21〜22 岡山国際サーキット 予選11位・決勝7位
第1戦 3/21〜22 岡山国際サーキット 予選11位・決勝7位