第8戦が大分県のオートポリスで行われました。
GTマシンでこのサーキットを走るのは初めてですが、フォーミュラ・ニッポンでは走行経験があるため、その経験を生かして、走ろうと思いました。
土曜日午前のフリー走行で、(金石)年弘さんがマシンの確認をした後に、コースインしました。当初予想していた以上に、路面のバンプに対するマシンの跳ね方が、フォーミュラよりも大きく、ラインの取り方を変える必要がありました。さらに、初日からコース上のタイヤカスが多く、GT300クラスをオーバーテイクする時のライン取りが難しい状況でした。最後に、年弘さんが評価したタイヤを自分でも比べることができ、タイヤの違いを確認し走行を終えました。
10/17 予選:天候=曇り コース=ドライ
18号車の胸を借りて走りを研究。
予選は、ドライコンディションのまま始まりました。基準タイムをクリアするため、走行開始とともにコースイン。18号車の後ろでコースインすることができたので、ライン取りを比べながら走りました。マシンセッティングも変更していたのでマシンのフィーリングも確認しました。このサーキットは、GT300クラスを抜きながらタイムを出すのが他のサーキットよりも難しく、抜くタイミングも研究しながら走り、基準タイムを出したところでピットに戻りました。その後行われたGT500クラスの専有時間帯で年弘さんがアタック。残念ながら今回は12番手タイムで、スーパーラップに進出できませんでした。
10/18 決勝:天候=晴れ コース=ドライ
決勝に向けていい感触を掴むも、
リタイアとなってしまいました。
朝の8時30分から30分間のフリー走行が行われました。年弘さんがコースインし、レースに向けてのマシンを確認しに行きました。その後、ドライバーチェンジをし、アウトラップの練習のためタイヤを変えてコースインしました。10月ということで、気温が冷え込んできていたので、タイヤが温まるまでに時間がかかりますが、そこをうまくコントロールできるように集中して走りました。ストレートを1回だけ通過し、すぐピットに入り、年弘さんが初めに使ったタイヤに変えて再びコースに戻りました。今回も担当するセカンドスティントを想定したタイヤ、ガソリン搭載量の状態だったので、マシンフィーリングを確かめながら走行を終えました。その後行われたサーキットサファリのタイミングでセッティングを変えたので、年弘さんが確認した後に自分も走行しました。そのセッティング変更がうまくいき、タイムもよく安定した状態で走れました。
サファリが終わってからミーティングをして、最終的にマシンのセッティングを決めて決勝に臨みました。迎えた決勝は、朝よりも気温、路面温度ともに上昇したため固めのタイヤでレースに臨みました。しかし、スタートして2周目の2コーナーから3コーナーに掛けてアクシデントでストップ。復帰しようとした際にトラブルが起こってしまい、そのままリタイアとなってしまいました。
第8戦のよかった点、反省すべき点
○ GTマシンはフォーミュラとは違う動きですが、フォーミュラ・ニッポンの経験を生かすことができました。
○ 今まで走ってきたサーキットの中で、GT300クラスを追い抜くのがいちばん難しいサーキットだったので、改めて勉強することが多くありました。
オートポリスは、フォーミュラ・ニッポンの時に、ライン取り、マシンの向きの変え方など課題がたくさんあったので、その点を見直しながら走行することができました。決勝ではリタイアという結果でしたが、最終戦のもてぎはウエイトハンデがなくなるため、全力で走り今回の分もがんばりたいと思います。
次回も応援、よろしくお願いします!