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塚越広大のSUPER GT報告書

第7戦が静岡県の富士スピードウェイで行われました。
第3戦にも富士でのレースがありましたが、そのときは思うような走りができず、苦戦しました。今回は、そのときの経験を生かせるようにしたいという決意を持ってレースに臨みました。
土曜日の練習走行は走行前に雨が降り始めたため、レインコンディションでの走行となりました。最初に(金石)年弘さんがマシンのフィーリング、レインタイヤの評価、皮むきを行った後に1度ドライバー交替し、雨の中のマシンの感触を掴みながら、徐々にペースを上げていきました。その後ピットに戻り、ドライバー交替を行いましたが、雨脚が強くなってきたため、水の量が減るまで待つことになりました。しかしマシンバランスがよかったので、基本セットはそのままで予選に臨みました。

9/12 予選:天候=曇り/雨 コース=ウエット

練習走行でのマシンバランスが
予選にも活きました。

コンディションは、引き続きレインでした。基準タイムをクリアするため、走行開始とともにコースインしました。水の量はそんなに変わっていなかったため、初めからいいタイムを出すことができたので、ピットに戻り交替しました。年弘さんが、タイムを出した後に、もう1度交替しコースに戻りました。コンディションが少しよくなっていたので、自分のタイムを更新しようと、プッシュして走りました。タイムを更新した後も、続けてアタックしましたが、クリアラップを見つけられずGT500とGT300との混走の時間が終わってしまいました。その後GT500クラスのみの時間帯になり年弘さんがアタックにいきました。
今回は10番手タイムだったのですが、1台がエンジン交換のためグリッド降格となったため、1つポジションが上がり9番手からのスタートになりました。

9/13 決勝:天候=晴れ コース=ドライ

プッシュし続けましたが表彰台には一歩及ばず。

朝の8時30分から30分間のフリー走行が行われました。最初に、浅溝タイヤの皮むきをした後に、スリックタイヤに変えてコースイン。前日にドライタイヤで走っていなかったので、年弘さんとメニューを分けて走りました。しかし、気温が低かったこともあり、タイヤが温まらずペースをなかなか上げることができませんでした。少しグリップする感じになった時には、時間がなくなってしまいピットに戻りました。
そして、迎えた決勝は、朝よりも気温、路面温度ともに上昇したため固めのタイヤでレースに臨みました。
年弘さんはスタート直後のアクシデントでポジションを下げてしまいましたが、その後のペースがよく、徐々に順位を上げていきました。今回もピット作業をリアのみの2本交換にするため、フロントタイヤをいたわりながら走行してくれました。これによってピットのタイミングを遅らせることができ、35周目に交替しました。コースに5番手で戻り前を走るマシンを追いかけて行きました。タイヤが完全に温まり感触を掴むまでにちょっと時間がかかってしまいましたが、その後はペースよく走ることができました。途中、前を行くマシンにトラブルが起きて4番手に上がり、表彰台を目指しプッシュし続けました。しかし、その後から、マシンのバイブレーションを感じたためうまくペースを上げることができなくなってしまいました。マシンのスライド量も多くなってしまい、安定したペースで走れませんでした。そのまま、順位をキープして4位でゴールとなりました。

第6戦のよかった点、反省すべき点

 雨の中でもいいタイムを出すことができました。
× 走り初めからもっと攻めた走りができれば、ピットアウト直後からタイムを上げられると思います。

今回のレースでは、雨の中でもタイムを出すことができました。しかし、走り初めにもう少し攻めることができれば、雨の中でも、ピットアウト直後でもタイムを上げられると思います。少しずつはよくなっていると思いますが、さらによくしていきたいと思います。 今シーズンのレースも残すところあと2戦です。全力で戦っていきますので、応援よろしくお願いします!

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第7戦 9/12〜13 富士スピードウェイ 予選9位・決勝4位