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塚越広大のSUPER GT報告書

SUPER GT第5戦が宮城県のスポーツランドSUGOで行われました。
今回のSUGOは2006年のF3以来だったので、コースのレイアウトや縁石の使い方などを聞いて、土曜日の走行に臨みました。
土曜日朝の公式練習では、(金石)年弘さんがマシンをチェックした後に、ドライバー交代しました。約10周走行することができ、その間、コースとマシンに徐々に慣れていきました。マシンのバランスは前回のセパンでのレース同様にコントロール性が高く、タイムも上げることができました。

7/25 予選:天候=晴れ コース=ドライ

マシンもうまく仕上がりましたが
スーパーラップ進出ならず。

始めにGT300クラスとの合同のセッションが行われ、路面はドライコンディションでした。最初に基準タイムをクリアするためコースインをしました。3周ほど走ったのち指示によりピットへ戻り、年弘さんと交代しました。年弘さんがマシンのフィーリングをもう1度確かめた後、ドライバー交代をしてコースインしました。路面が良くなったこともあり、最初のアタックよりもタイムを上げることができました。
そして、その後のGT500クラス専有の時間帯で、年弘さんがコースインしたのですが、アクシデントがあり、タイムアタックをすることができませんでした。

7/26 決勝:天候=晴れ〜雨 コース=ドライ〜ウエット〜ハーフウエット

予選14位から6位まで
ジャンプアップ!

日曜日の午前中に30分間のフリー走行がありました。今回もNSXの特性を生かし、タイヤをリアのみ交換で走る作戦でした。そのため、チームがその時の状況になってもいいように、シミュレーションの機会を作ってくれました。年弘さんがレース用タイヤの評価を行った後にドライバー交代をしてリアタイヤを交換し、コースインしました。リアタイヤの滑る感触を確かめ、一度メインストレートを通過してからピットに戻り、レースで使うものと同じタイヤでフィーリングを確かめにいきました。ガソリンを積んだ状態でのマシンバランスをつかめるように、少ない周回でしたが走り方を試すことができました。
14時から81周のレースが始まりました。スタートドライバーの年弘さんは、ガソリンをたくさん積んだ状態で懸命に走行していきました。しかし、次第に天候が怪しくなってきました。22周から雨が降り始め各チームの動きが慌ただしくなってきました。そして、スリックタイヤのギリギリまで引っ張り、ピットに入ってきました。慌ただしい中、ピット作業が行なわれ、レインタイヤに換えましたが、ピットアウトしようとしたときに、焦ってしまいタイムロスしてしまいました。また、GTで雨のSUGOを走るのも初めてだったので、最初は慎重になりすぎてしまい、思うようにペースを上げることができませんでした。しかし、後半は路面が再び乾いてきたこともあり、徐々にペースを上げることができました。タイヤ選択が良かったので、前を行くマシンをブレーキングでオーバーテイクすることができました。
最終的には6番手まで順位を上げることができ、チェッカーを受けました。

第5戦のよかった点、反省すべき点

 路面状況が大きく変わる難しい状況で、うまくマシンをコントロールすることができました。
 クルマの調子がよく、最後まで攻めて走ることができました。
× 初めてのコンディションでももっと素早く対応することができるよう、ドライビングの方法を考えたいと思います。

今回もポイントを獲得することができ、難しい状況でのマシンコントロールやGT300クラスのオーバーテイクなどを経験することができました。しかし、初めてのコンディションでもう少しペースよく走れるように、もっと最初から走れるように考えます。次回のレースは700キロを走る、シーズンの中でも一番長いレースとなるため、さらに細かいところも良くなるように研究し、レースに臨みたいと思います。今後もよろしくお願いします。

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第5戦 7/25〜26 スポーツランドSUGO 予選14位・決勝6位