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塚越広大のSUPER GT報告書

今回リニューアルされた鈴鹿サーキットで第2戦が行われました。土曜日の午前に行われた練習走行では、開幕戦からマシンのセットアップも順調に進んでおり、始めにチームメイトの(金石)年弘さんが最初にコースインしマシンセッティング、タイヤ評価などを行なった後にドライバー交代しました。東コース側の路面の舗装や幅が変わったため確認しつつマシンのフィーリングを確かめ周回を重ね予選に臨みました。

4/18 予選:天候=曇り コース=ドライ

タイムを出すのに時間がかかりました。

始めにGT300クラスと合同のセッションが行われました。最初に僕がコースインして予選の基準タイムを超えるため走りました。しかし、すぐに赤旗が提示されてしまいピットに戻りました。予選が再開されタイムを出しに行ったのですが、いいタイムを出すまでに時間をかけてしまい黄旗も続いたため、安全な基準タイムを出すのに8周もかかってしまいました。ピットに戻りドライバー交代して年弘さんが残りの時間で基準タイムをクリアして混走の時間が終わりました。
そのあと、GT500クラスのみが走行する時間になり、年弘さんがタイムを削っていき、5番手で1回目の予選クリアしスーパーラップ進出を決めました。
続いて行われたスーパーラップでも年弘さんがアタックしNSX勢の中でトップの6番手のグリッドを獲得しました。

4/19 決勝:天候=晴れ コース=ドライ

初めてのドライで攻めた走りができました。

日曜日の午前中に30分間の走行があり決勝に向けての微調整を行いました。
午後2時になり、52周のレースがスタートしました。予想以上に気温、路面温度が高くなりドライバーにとっては難しいレースとなりました。チームが後半スティントで有利に走れるように固めのタイヤを選択しました。
26周目に年弘さんがピットに戻り交代しました。その時、タイヤ交換が終わってエンジンをかけるのに少し時間が掛かってしまいタイムロスしてしまいました。さらにコースに戻ってすぐに24号車が後ろから来ていて何とか抑えようとしたのですが、冷えているタイヤで攻めきる事ができず先行を許してしまいました
しかし、タイヤが温まってからはマシンのバランスが良く攻める走りができ、24号車に追いつく事ができました。そして、24号車がヘアピンの進入でGT300クラスのマシンに引っかかった時に、立ち上がりで並びかけることに成功してポジションを上げられました。さらに、前を走っていた35号車を追いかけ自分のベストな走りで周回を重ねました。途中GT300クラスのマシンをパスしようとした時に130Rでオーバーランしてしまい、また差が広がってしまいましたが、もう1度追いつきダンロップコーナーでうまくGT300クラスのマシンを使いパスすることに成功しました。
しかし、とにかく前のマシンを追いかけることだけを考えていたのでタイヤを酷使してしまい、後半はタイムを安定させる事ができませんでした。そして、46周目にシケインでクラッシュが発生したためセーフティーカーが入りそのままゴールしました。他車の脱落もあり最終的なリザルトは6位で終える事ができました。

第2戦のよかった点、反省すべき点

 ドライコンディションのレースは初めてだったので、学ぶことがたくさんありました。
 チームが状況に合わせた戦略を考え、そのおかげでポジションを上げることもできました。
× 予選はもっと少ない周回でタイムを出す必要があります。
× 冷えたタイヤでスタートしたときのペースがもっと速ければ、さらに有利にレース運びができたと思います。

次回の富士のレースでは、今回わかった反省点を見直し、レースに臨みたいと思います。応援よろしくお願いします。

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第1戦 3/21〜22 岡山国際サーキット 予選7位・決勝5位
第1戦 3/21〜22 岡山国際サーキット 予選11位・決勝7位