監督:2人のコンビも5年目。去年も悔しい思いをしていたので、そろそろきっちり結果を出したい。今年はレギュレーションが変わり、クルマも結構変わったので、そのあたりはどう感じているかな?
道上:率直に言うと、ドライビングが難しくなりました。富士を走るセッティングよりもダウンフォースが少ない状態らしいですから。
監督:多分ラップタイム的には、2008年より2秒くらいは落ちてしまうんじゃないかな。そういう意味で、ラップタイムの格差が出やすいんじゃないかな?
小暮:ドライビングも難しくなっている分、ラップタイムの差が、クルマによっても、コースによっても出そうな感じもします。
監督:うちとしては、そこをうまく突いて抜け出したい。
道上:そうですね。監督にどんどん速いアイテムを出してもらって。
監督:開発をバンバンやって、少しでも速くして楽にしてあげたい。
監督:去年は、小暮スタートで龍が後半を担当するパターンだったけど、今年の戦い方の中で、あらためて速くなる戦略を考えていこうかなと。
小暮:ということは僕が後半になりうることも……。
監督:あるかもしれない。あとはタイヤの使い方と、今年は去年と違って2デイなので、短い時間の中で集中して一気に決断してやっていかないといけない。
小暮:セットアップも全部試してというよりも、ある程度予想で決めていかないといけないところも出てくるんですよね。
監督:そう。チームとしては、タイヤの選択やセッティングなど、2人の的確なジャッジを期待しています。