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Round01日本岡山国際サーキット

決勝

2019.04.14(日)

岡山県 美作市

開幕戦 岡山国際サーキット 決勝

雨に翻弄された決勝はアクシデントが多発。
#8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也)が優勝

4月13日(土)~14日(日)、岡山国際サーキット(岡山県)で2019年度SUPER GTシリーズ第1戦が開催され、GT500クラスには5台の2019年型NSX-GT、GT300クラスには3台のNSX GT3が出走しました。GT500公式予選では昨年のチャンピオンである#1 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン)が3番手、昨年の岡山ラウンドを制した#17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)が4番手、#8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也)が5番手と好位置につけました。いずれもコースレコードを破るラップタイムを記録しました。またGT300公式予選では、#55 ARTA NSX GT3(高木真一/福住仁嶺)がクラスポールポジションにつきました。昨年実戦デビューしたNSX GT3にとって初めてのポールポジション獲得となりました。

決勝日を迎えた岡山国際サーキットは、SUPER GTの決勝レース前に雨が本降りとなり、スタート時にはフルウエットコンディションとなりました。各車レインタイヤを装着してセーフティカースタートによりレースが始まると、3番手にいた#1 RAYBRIG NSX-GT(山本)がスパート、オープニングラップのうちに2番手へ進出し、車両回収のためのセーフティカーランを挟み再スタートした直後はさらに先行車をとらえてトップへ躍り出ました。また#17 KEIHIN NSX-GT(塚越)も2番手につけ、NSX-GTの2台がレースをリードすることになりました。

14周目、雨が強まったコース上でアクシデントが発生し、レースは赤旗でいったん中断となります。レース再開直後、ARTA NSX-GT(伊沢)が前を行くマシンを抜いて3番手に上がり、NSX-GTは1-2-3体制となりました。その後天候がさらに悪化する中、#17 KEIHIN NSX-GT(塚越)がトップを走る#1 RAYBRIG NSX-GT(山本)に迫り、NSX-GT同士が接近戦を繰り広げます。しかしウォータースクリーンの中、24周目の1コーナーで接触し、#1 RAYBRIG NSX-GT(山本)は弾き出されるかたちでグラベルへ飛び出して大きく順位を落としました。

この混乱を受けてセーフティカーがコースインしましたが、32周目にコース上で発生したアクシデントのためレースは再び赤旗中断に。大会審査委員会は天候の回復は見込めないとして、ドライバー交代をすることなくレースの打ち切りを決定しました。レース結果は、赤旗提示前の時点で首位にいた#17 KEIHIN NSX-GT(塚越)に対し、レース結果に34秒加算のペナルティーが科せられたため順位が後退し、ARTA NSX-GT(野尻/伊沢)が繰り上がりでシリーズ開幕戦で優勝となりました。また、ARTA NSX GT3(高木/福住)はクラス2位でレースを終えました。

 

コメント

佐伯昌浩 | 株式会社本田技術研究所 Honda GT プロジェクトリーダー
「悪天候の中、応援に来ていただいたファンの皆さまに心から御礼をするとともに、予定通りの周回数でレースをお見せすることができなかったことをお詫び申し上げます。タイヤの温まりがよかったようで、セーフティカー明けのペースがよく、1-2-3体制に持ち込むことができました。このようなコンディションではありましたが、今年のクルマのバランスはよかったのだろうと評価しています。8号車がまず開幕戦で優勝できたのはよかったと思いますが、1-2-3のままレースを終えることはできませんでしたし、気持ちを引きしめて富士のレースに取り組みます」

野尻智紀(優勝)
「今日は走らないままレースが終わりましたが、非常に長い1日に感じました。今回のレースはウォータースクリーンの中でちょっとラインを外したら壁にぶつかってしまうという状況で進みました。そんな中で伊沢選手がコースにとどまったうえ、前のクルマを抜いてきてくれた結果、優勝できました。僕が同じ立場だったら同じことができたかどうか自信がありません。次回は富士でのレースですが昨年のチャンピオンシップを振り返ると富士が一つのポイントになると思うので、いいパフォーマンスを出せるようがんばります」

伊沢拓也(優勝)
「今まで経験したレースの中でも、今日のレースは雨量とウォータースクリーンがたいへんな方でした。ほとんどなにも見えずどこを走っているのかも分からない状況でしたが、前を走るクルマをうまく抜けてよかったです。(ペナルティーによる繰り上がりなので)素直に喜べない気持ちもありますが、予選で5番手に食い込んだことがこの成績につながったのだと達成感もあります。フリー走行や予選を見る限り、今シーズンは3メーカーの実力が拮抗していると感じました。次の富士はNSX-GTにとって難しいコースなので、なんとか昨年以上の成績(第5戦決勝4位)を残したいと思います」

決勝リザルト

GT500

順位 No. マシン ドライバー 周回数 タイム/差
1 8 ARTA NSX-GT 野尻智紀/伊沢拓也 30 1:53'35.505
2 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生/R.クインタレッリ 30 +1.227
3 12 カルソニック IMPUL GT-R 佐々木大樹/J.ロシター 30 +2.781
4 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 平手晃平/F.マコヴィッキィ 30 +4.210
5 24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R 高星明誠/J.マーデンボロー 30 +5.773
6 19 WedsSport ADVAN LC500 国本雄資/坪井翔 30 +8.603
7 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀/中嶋大祐 30 +11.099
           
10 64 Modulo Epson NSX-GT ナレイン・カーティケヤン/牧野任祐 30 +13.614
14 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大/ベルトラン・バゲット 30 +31.856
15 1 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴/ジェンソン・バトン 29 +1 Lap

GT300

順位 No. マシン ドライバー 周回数 タイム/差
1 96 K-tunes RC F GT3 新田守男/阪口晴南 30 1:54'00.337
2 55 ARTA NSX GT3 高木真一/福住仁嶺 30 +2.092
3 52 埼玉トヨペットGB マークX MC 脇阪薫一/吉田広樹 30 +3.885
4 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口卓人/山内英輝 30 +6.686
5 56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R 平峰一貴/S.フェネストラズ 30 +10.095
6 65 LEON PYRAMID AMG 黒澤治樹/蒲生尚弥 30 +12.800
           
9 34 Modulo KENWOOD NSX GT3 道上龍/大津弘樹 30 +18.706
11 18 UPGARAGE NSX GT3 小林崇志/松浦孝亮 30 +21.413

ポイントランキング

GT500 ドライバー

順位 No. ドライバー マシン 総合ポイント
1 8野尻智紀/伊沢拓也 ARTA NSX-GT 10
2 23松田次生/R.クインタレッリ MOTUL AUTECH GT-R 8.5
3 12佐々木大樹/J.ロシター カルソニック IMPUL GT-R 5.5
4 3平手晃平/F.マコヴィッキィ CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 4
5 24高星明誠/J.マーデンボロー リアライズコーポレーション ADVAN GT-R 3
6 19国本雄資/坪井翔 WedsSport ADVAN LC500 2.5
7 16 武藤英紀/中嶋大祐 MOTUL MUGEN NSX-GT 2
         
10 64 ナレイン・カーティケヤン/牧野任祐 Modulo Epson NSX-GT 0.5

GT500 チーム

順位 No. チーム 総合ポイント
1 8 ARTA 13
2 23 NISMO 10.5
3 12 TEAM IMPUL 8.5
4 3 NDDP RACING with B-MAX 7
5 24 KONDO RACING 6
6 19 LEXUS TEAM WedsSport BANDOH 5.5
7 16 TEAM MUGEN 5
       
10 64 Modulo Nakajima Racing 3.5
14 17 KEIHIN REAL RACING 3
15 1 TEAM KUNIMITSU 2

GT300 ドライバー

順位 No. ドライバー マシン 総合ポイント
1 96 新田守男/阪口晴南 K-tunes RC F GT3 10
2 55高木真一/福住仁嶺 ARTA NSX GT3 8.5
3 52 脇阪薫一/吉田広樹 埼玉トヨペットGB マークX MC 5.5
4 61 井口卓人/山内英輝 SUBARU BRZ R&D SPORT 4
5 56 平峰一貴/S.フェネストラズ リアライズ 日産自動車大学校 GT-R 3
6 65 黒澤治樹/蒲生尚弥 LEON PYRAMID AMG 2.5
         
934道上龍/大津弘樹 Modulo KENWOOD NSX GT3 1

GT300 チーム

順位 No. チーム 総合ポイント
1 96 K-tunes Racing 13
2 55 ARTA 10.5
3 52 埼玉トヨペット Green Brave 8.5
4 61 R&D SPORT 7
5 56 KONDO RACING 6
6 65 K2 R&D LEON RACING 5.5
       
9 34 Modulo Drago CORSE 4
11 18 TEAM UPGARAGE 3

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