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Deutsche Tourenwagen Masters
Round09
ドイツドイツ

2019年10月4日(金)-6日(日)

ホッケンハイム・リンク

ホッケンハイム・リンク

DTM第9戦ホッケンハイムのレース1でSUPER GTマシンの
#1 RAYBRIG NSX-GTが日本勢最上位の9位完走。
レース2は16位でフィニッシュ

SUPER GT・GT500クラスのマシン3台が参戦しているドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)第9戦が10月4日(金)~6日(日)にドイツのホッケンハイム・リンクで開催され、Hondaから参戦しているNSX-GTの#1 RAYBRIG NSX-GT(ジェンソン・バトン)が土曜と日曜の2回のレースに出走しました。

SUPER GTのマシンがDTMのシリーズ戦に参加するのは今回が初めてになります。SUPER GTの時とは異なる、DTMで使用されるワンメイクタイヤの習熟のため、10月3日(木)にはホッケンハイムで2時間のSUPER GT専有走行が行われ、バトンは順調に周回を重ねました。

DTMは1DAY開催のイベントになり、土曜と日曜それぞれレースが行われるレースフォーマットになります。土曜日午前にレース1の予選、その日の午後にレース1決勝が開催され、日曜日も同様に予選と決勝が行われます。

金曜の練習走行を経て行われた土曜日レース1の予選では#1バトンが予選6番手を獲得し、DTMの上位陣と同等の速さをみせることができました。38周の決勝は、SUPER GTのローリングスタートとは異なり、DTMはスタンディングスタートを採用。慣れないスタンディングスタートのなか、6番グリッドから順位をふたつ下げてしまいましたが、その後一つ順位を巻き返し、3周目からは8番手で序盤を戦いました。

レース1の中盤には他車のピットインもあり、一時5番手までポジションをアップした#1バトンは18周目にピットインしてタイヤを交換します。ところがこのタイヤ交換作業で若干のタイムロスがあり、コースに戻った時には17番手まで順位を下げてしまいました。

しかし、そこから#1バトンは前のマシンをオーバーテイクし、徐々に順位を上げていきます。前を走るマシンのピットインやアクシデントなども重なり、#1バトンはレース1を日本勢で最上位となる9位でフィニッシュを果たしました。

翌6日は終日ウエットコンディションとなり、DTM仕様の慣れないレインタイヤでのセッションとなりました。午前のレース2予選では#1バトンはセッション開始から周回を重ねて上位を目指しましたが、日本から参戦している3台のSUPER GTマシンはそろって下位に沈み、#1バトンも19番手でレース2の決勝を迎えることになりました。

21台のマシンがグリッドに並んで行われたレース2決勝。雨のなかのスタンディングスタートをうまく決めて前のDTMマシンを抜きにいった#1バトンですが、行く手を阻まれる形になってしまい、1コーナーでオーバーラン。最後尾に順位を下げてしまいます。

その後、オープニングラップでクラッシュした車両が発生してセーフティカーが導入され、続いて別の車両にトラブルが発生してコースサイドにマシンをストップしたため、レースは赤旗中断となります。

リスタート後、5周目に#1バトンはピットイン。タイヤ交換義務を果たし、再びコースへ。そこから徐々に順位を上げていきましたが、16位でチェッカーを受けてレース2を終えることになりました。

ドイツのホッケンハイムのファンから大きな注目と声援を受けたNSX-GTと#1 RAYBRIG NSX-GT。DTMとの戦いは日本に場を移して、11月23日(土)~24日(日)の富士スピードウェイで交流戦が開催されます。

コメント

ジェンソン・バトン(9位/16位)
ジェンソン・バトン 「新しいチャレンジに苦労は付きものですが、レースに関してはタフな週末になりましたね。SUPER GTとDTMでは違うところがたくさんあって、特に使用しているタイヤの違いが大きくて苦労しました。週末を通じてセットアップを変更してチャレンジし続けましたが、DTMのトップと戦えるまでにはタイヤをうまく機能させることができませんでした。それでも、イベント自体はとても楽しむことができました。ドイツでも多くのファンが応援してくれてレース1では若干、ピットストップで時間が掛かってしまいましたが、DTMの最初のレースで9位でフィニッシュすることができて、とてもいい結果になりました。みんながすばらしい仕事をしてくれた結果です。慣れない環境でタフな状況のなか、チームがいい仕事をしてくれて感謝しています。この週末はいろいろな人たちのサポートのおかげで、本当に楽しむことができました」

佐伯昌浩|株式会社本田技研研究所 Honda GT プロジェクトリーダー
「まずは、このようなDTMのシリーズ戦にSUPER GTが参戦するというイベントが成功したことに、GTアソシエイションの皆さま、そして坂東正明GTアソシエイション代表、DTMを主催するITRのゲルハルト・ベルガー代表のご尽力に感謝を伝えたいです。日本のモータースポーツファン、そしてHonda Racingにとってもいい機会になったというのが第一印象としてあります。ただ、DTMでは国内で使用しているのと違うタイヤメーカーを装着しなければならないので、この週末の短期間のなかでセットアップを見つけ出すのは本当に難しいということがはっきりと現れました。その中でも幸いなことに金曜日の初日、2日目土曜日のレース1でセットアップを変更していったところ、ドライ路面、ダンプ(湿った)コンディションの路面ではタイヤを機能させることができるようになりました。DTMの車両と比べてDRS(ドラッグ・リダクション・システム/空力可変装置)、プッシュ・トゥ・パス(レース中に1回につき5秒間燃料流量を増加させて30馬力アップさせる機能)が使えないなかで、いい勝負ができたかなと思います。ただ、ヘビーレインのウエットコンディションになるとうまくセットアップを合わせ込むことができず、11月に行われる富士での交流戦を考えるとすごく大きな課題が見えたと思います」

リザルト

レース1

順位 ドライバー マシン 周回数 タイム/差
1R.ラストAudi RS 5 DTM381:01'00.948
2M.ウィットマンBMW M4 DTM38+01.693
3M.ロッケンフェラーAudi RS 5 DTM38+10.697
4R.フラインスAudi RS 5 DTM38+17.795
5L.デュバルAudi RS 5 DTM38+24.224
6T.グロックBMW M4 DTM38+25.760
9ジェンソン・バトンRAYBRIG NSX-GT38+31.492

レース2

順位 ドライバー マシン 周回数 タイム/差
1N.ミューラーAudi RS 5 DTM271:04'45.023
2M.ロッケンフェラーAudi RS 5 DTM27+03.835
3R.ラストAudi RS 5 DTM27+08.403
4T.グロックBMW M4 DTM27+11.849
5J.グリーンAudi RS 5 DTM27+13.094
6J.エリクソンBMW M4 DTM27+16.248
16ジェンソン・バトンRAYBRIG NSX-GT27+1:55,243

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