シリーズ唯一の海外公式戦として行われるマレーシア・セパンラウンド。ここでは、高温多湿の環境がドライバーを苦しめることになります。身体を冷却するクールスーツやドリンクを駆使しても体力の消耗は激しく、集中力の切れがちなレース終盤には、アクシデントが起きるケースもあります。2012年は、Hondaが新たに開発したレース専用のエアコンを搭載した#18 ウイダー HSV-010(小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組)がポール・トゥ・ウインを飾りました。
セパンサーキット 全長:5.542km 決勝:[GT500]53ラップ(2012年) [GT300]49ラップ(2012年)
15のコーナーと長短8つの直線からなるサーキットです。グランドスタンドをはさむ形で伸びる2本の長い直線が最高速をマークするポイント。コーナーは高速タイプから低速タイプまでバランスよく配置されています。コース幅が広いため追い抜きポイントも多く、各所でスリリングなバトルが展開され、特に長い直線の終わりにある1コーナーと最終コーナーのハードブレーキングはハイライトとなります。赤道直下に位置するため気温、湿度ともきわめて高く、ドライバー、車両、タイヤいずれにとっても過酷な条件下でのレースとなります。
2010年 | 2011年 | 2012年 | |
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優勝 | 松田次生/R.クインタレッリ | 小暮卓史/ロイック・デュバル | 小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム |
2位 | 本山哲/B.トレルイエ | 柳田真孝/R.クインタレッリ | 立川祐路/平手晃平 |
3位 | 小暮卓史/ロイック・デュバル | 金石年弘/塚越広大 | 伊藤大輔/大嶋和也 |
オンボードカメラ+
1月20日(月)20:00〜23:00
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