例年ゴールデンウイークに開催される春の富士ラウンドは、ファミリーで観戦するファンが非常に多いイベントです。2009〜11年はレース距離を400kmとして行われていましたが、2012年は500kmに設定されました。距離が延長されたことでピット戦略の幅が広がったため、各チームの戦略の立て方が注目ポイントです。12年の決勝では、#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)がピットストップのタイミングを効果的に利用して順位を上げ、2位表彰台に登壇しました。
富士スピードウェイ 全長:4.563km 決勝:[GT500]110ラップ(2012年) [GT300]104ラップ(2012年)
最大の特徴は約1.5kmに及ぶ長大なストレート。高速タイプのサーキットですが、2005年のリニューアルによって、超高速型だった旧コースよりテクニカルな要素が増え、特にダンロップコーナーから先の最終セクションはタイトなコーナーが連続する設定となりました。追い抜きポイントは、ストレートエンドの第1コーナー。100Rはポジションを争うマシンが並んだまま入っていくこともあるスリリングなポイントです。アドバンコーナーは最も速度が落ち、アウト側のスタンドからはマシンのディテールをとらえることができます。
2010年 | 2011年 | 2012年 | |
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優勝 | 石浦宏明/大嶋和也 | 本山哲/B.トレルイエ | 脇阪寿一/石浦宏明 |
2位 | 脇阪寿一/A.ロッテラー | 伊藤大輔/大嶋和也 | 伊沢拓也/山本尚貴 |
3位 | 伊藤大輔/B.ビルドハイム | 片岡龍也/荒聖治 | 本山哲/M.クルム |
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1月15日(水)19:00〜22:00
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