岡山国際サーキットはコース幅が狭く、レース終盤にGT500クラスの上位陣が周回遅れのGT300クラスのマシンのオーバーテイクに手こずり、順位が入れ替わるシーンがたびたび見られます。レースの行方はチェッカーを受けるまで分からない、緊迫した展開となることがあります。2012年のレースでは、#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)が2位、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)が3位と、Honda勢がダブル表彰台を獲得しました。
岡山国際サーキット 全長:3.703km 決勝:[GT500]82ラップ(2012年) [GT300]78ラップ(2012年)
SUPER GT開催サーキットの中で最も全長が短いコースです。低速まで落とすタイトなコーナーが多く、コンパクトながら高低差もあるテクニカルな性格となっています。標高が最も低いのはアトウッドカーブ、最も高いのはホッブスコーナーで、その差は29mとなっています。最も速度が乗るのはアトウッドカーブからヘアピンコーナーへと続くバックストレートで、ヘアピンコーナーは数少ない追い抜きポイントでもあります。その先はタイトなコーナーが連続し、マシンの挙動やドライバーのテクニックの違いが分かる絶好の観戦ポイントとなっています。また岡山国際サーキットは、コースとスタンドが近いので、間近でGTマシンの迫力を感じられるのも特徴です。
2010年 | 2011年 | 2012年 | |
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優勝 | 小暮卓史/ロイック・デュバル | 松田次生/J.P.デ・オリベイラ | 立川祐路/平手晃平 |
2位 | 立川祐路/R.ライアン | 伊沢拓也/山本尚貴 | 伊沢拓也/山本尚貴 |
3位 | 脇阪寿一/A.ロッテラー | 金石年弘/塚越広大 | 金石年弘/塚越広大 |
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1月14日(火)19:00〜22:00
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