「いつもNSX-GTにご声援をいただき、ありがとうございます。
前戦のPokka GTでは、久々の鈴鹿での勝利を目指し、各チームとも走行時間が少ない中でも、レースセッティングを見つけ出し、クルマの仕上がりは比較的順調でした。特に8号車は2位まで浮上し、十分勝てるチャンスがありました。残念ながら、スローパンクチャーに端を発したアクシデントのため、レースをあきらめなければなりませんでした。結果はともないませんでしたが、ウエイトも厳しい中、十分可能性を見出してくれていますので、次戦以降も楽しみです。また18号車は波乱の展開の中でも確実に4位に入賞し、貴重なポイントを獲得してくれました。ベテランの2人らしい、いい仕事だったと思います。
さて、次戦の富士スピードウェイですが、以前は比較的苦手としていたサーキットですが、近年はどちらかといえば得意なサーキットといえます。しかしながら、前回5月に富士で開催された第3戦では、前年比で30%ダウンフォースが減った影響もあり、ストレートと、後半のセクター3の両方を、うまくバランスさせる空力セッティングを見出すのに若干苦戦しています。今回は、第3戦富士のデータをベースに、ここ数戦のデータも活用し、ベストなセッティングを見出したいと思っています。
今シーズン、残念ながらNSX-GTはまだ未勝利ですが、十分勝てるポテンシャルがあると思っていますので、皆様のより一層のご声援をよろしくお願いします」
白井裕(Hiroshi Shirai)|NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
「いつもNSX-GTにご声援をいただき、ありがとうございます。
前戦のPokka GTでは、久々の鈴鹿での勝利を目指し、各チームとも走行時間が少ない中でも、レースセッティングを見つけ出し、クルマの仕上がりは比較的順調でした。特に8号車は2位まで浮上し、十分勝てるチャンスがありました。残念ながら、スローパンクチャーに端を発したアクシデントのため、レースをあきらめなければなりませんでした。結果はともないませんでしたが、ウエイトも厳しい中、十分可能性を見出してくれていますので、次戦以降も楽しみです。また18号車は波乱の展開の中でも確実に4位に入賞し、貴重なポイントを獲得してくれました。ベテランの2人らしい、いい仕事だったと思います。
さて、次戦の富士スピードウェイですが、以前は比較的苦手としていたサーキットですが、近年はどちらかといえば得意なサーキットといえます。しかしながら、前回5月に富士で開催された第3戦では、前年比で30%ダウンフォースが減った影響もあり、ストレートと、後半のセクター3の両方を、うまくバランスさせる空力セッティングを見出すのに若干苦戦しています。今回は、第3戦富士のデータをベースに、ここ数戦のデータも活用し、ベストなセッティングを見出したいと思っています。
今シーズン、残念ながらNSX-GTはまだ未勝利ですが、十分勝てるポテンシャルがあると思っていますので、皆様のより一層のご声援をよろしくお願いします」