「いつもHondaのモータースポーツ活動にご声援をいただき、ありがとうございます。
NSX-GTは今シーズンも、5チーム5台体制で参戦します。ドライバーでは今年から新たに、塚越広大、中山友貴の両選手が加わりました。GT500のデビューでもありますが、若い2人の活躍に期待したいと思っています。
今年は開幕戦が鈴鹿サーキットから、岡山国際サーキットに変わりました。これまで岡山は、2006年、07年と連勝しておりNSX-GTとは比較的相性がいいサーキットだと思っています。開幕戦はウエイトハンデなしでの争いになりますので、マシンの実力が問われる大切な一戦のため、万全の態勢で迎えたいと思っています。
今シーズンは、レギュレーションの大幅な変更により、空力パーツが規制され、ダウンフォースが約30%以上も減少します。排気量も3.4リッターになることによって、ラップタイムは昨年と比較すると2秒ほど遅くなると想定し、シーズンオフのテストでこれをいかにリカバリーしていくかが課題でした。
また、シーズン中のテスト時間が大幅に規制されることとなり、これまで以上にシーズンオフのテストが重要でした。今年は、従来どおりV型6気筒のミッドシップレイアウトのマシンで臨みますが、この09年型マシンの特性の把握、問題点の顕在化を早期に行い、特にその対応とタイヤとのマッチングに力を入れてきました。その結果、目標に対してほぼ予定通りにテストを消化することができ、競争力もかなりのレベルまでリカバリーできてきたと思います。
今シーズンは、ダブルタイトルの奪還を目指してまいりますので、皆様のご声援をよろしくお願いします」
白井裕(Hiroshi Shirai)|NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
「いつもHondaのモータースポーツ活動にご声援をいただき、ありがとうございます。
NSX-GTは今シーズンも、5チーム5台体制で参戦します。ドライバーでは今年から新たに、塚越広大、中山友貴の両選手が加わりました。GT500のデビューでもありますが、若い2人の活躍に期待したいと思っています。
今年は開幕戦が鈴鹿サーキットから、岡山国際サーキットに変わりました。これまで岡山は、2006年、07年と連勝しておりNSX-GTとは比較的相性がいいサーキットだと思っています。開幕戦はウエイトハンデなしでの争いになりますので、マシンの実力が問われる大切な一戦のため、万全の態勢で迎えたいと思っています。
今シーズンは、レギュレーションの大幅な変更により、空力パーツが規制され、ダウンフォースが約30%以上も減少します。排気量も3.4リッターになることによって、ラップタイムは昨年と比較すると2秒ほど遅くなると想定し、シーズンオフのテストでこれをいかにリカバリーしていくかが課題でした。
また、シーズン中のテスト時間が大幅に規制されることとなり、これまで以上にシーズンオフのテストが重要でした。今年は、従来どおりV型6気筒のミッドシップレイアウトのマシンで臨みますが、この09年型マシンの特性の把握、問題点の顕在化を早期に行い、特にその対応とタイヤとのマッチングに力を入れてきました。その結果、目標に対してほぼ予定通りにテストを消化することができ、競争力もかなりのレベルまでリカバリーできてきたと思います。
今シーズンは、ダブルタイトルの奪還を目指してまいりますので、皆様のご声援をよろしくお願いします」