モータースポーツ > 全日本選手権スーパーフォーミュラ > 佐伯 昌浩 スーパーフォーミュラ プロジェクトリーダー 2015年シーズンの展望



今年、鈴鹿サーキットで最初の公式合同テストを行ない、2015年仕様エンジンの耐久性・信頼性の確認、マッピングの確認、空力やサスペンションをはじめ、車体のセットアップを中心に行っています。また、各チーム毎にデータを収集して今シーズンを戦い抜くための走り込みを重ねています。
昨シーズンは、前半からライバルに対して苦戦が続きましたが、後半になってからは、ライバルに対して、追いつくことができたかなと思うところがありました。そして、今回の公式合同テストでは拮抗していると感じながら開幕に向けたテストを進めています。
今シーズンは新しいチームが加わり、5チーム、8台体制で臨みます。ドライバーラインナップは新たなドライバーを含めて、フォーミュラカーで実績のあるメンバーが数多く揃っています。リアル レーシング(塚越広大選手、伊沢拓也選手)、チーム 無限(山本尚貴選手)、ドラゴ コルセ(小暮卓史選手)、ドコモ チーム ダンディライアン レーシング(野尻智紀選手、ナレイン・カーティケヤン選手)、ナカジマ レーシング(中嶋大祐選手、ベルトラン・バゲット選手)となります。
今シーズンのシリーズタイトル獲得を目指し、チーム、ドライバーと一体になって戦っていきますので、Honda陣営に引き続きのご声援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
| エンジン | エンジン型式 | HR-414E |
|---|---|---|
| 排気量 | 2,000cc | |
| 気筒数 | 直列4気筒直噴 | |
| 過給器 | ターボチャージャー(ギャレット製) | |
| 重量 | 85kg以上 | |
| 出力 | 550ps(405kw)以上 | |
| 出力制限方法 | 燃料リストリクターによる燃料流量制限 |
| シャシー | 車両名称 | ダラーラSF14 |
|---|---|---|
| 全長 | 5,268mm | |
| ホイールベース | 3,165mm | |
| 全幅 | 1,910mm | |
| 全高 | 960mm | |
| 最低重量 | 660kg(ドライバー搭乗時) | |
| ギアボックス | リカルド前進6速 / パドルシステム | |
| ブレーキ | ブレンボキャリパー&ブレンボカーボン製ディスク | |
| ステアリングシステム | KYB電動パワーステアリングシステム | |
| フロントサスペンション | プッシュロッドトーションバースプリング | |
| リアサスペンション | プッシュロッド |
| タイヤ | メーカー | ブリヂストン |
|---|---|---|
| フロントサイズ | 235/55R13 | |
| リアサイズ | 340/620×13 |