MENU
HONDA
検索

Round07日本富士スピードウェイ

2020年12月20日(日)

静岡県 駿東郡

第7戦 富士スピードウェイ 決勝

山本がチャンピオンを獲得。大湯、松下が表彰台に登壇

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて2020年度の年間スケジュールが見直されたため、全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズ最終戦となる第7戦は、年末も押し迫った12月19日(土)~20日(日)、富士スピードウェイ(静岡県)で開催されました。シリーズポイントでは、有効ポイント55点の#20平川亮と#5山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が同点トップ、47点の#16野尻智紀(TEAM MUGEN)が3番手、46点の#1ニック・キャシディが4番手と続き、この4人が王座獲得の可能性を持ってレースに臨みました。なお#64牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)は体調不良のため欠場、代役として#64大津弘樹(TCS NAKAJIMA RACING)が代役としてスーパーフォーミュラに初参戦しました。

レースウイークを迎えたサーキットは晴れていたものの、冬の富士スピードウェイらしく冷え込みました。20日(日)午前9時55分、公式予選Q1セッションAグループが始まり、#15笹原右京(TEAM MUGEN)が1番手、#65大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)が2番手、#5山本尚貴が3番手に続いてQ2へ進出しました。
10時15分からの公式予選Q2セッションBグループでは#16野尻智紀が2番手、#6福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が4番手、#50松下信治(Buzz Racing with B-Max)が7番手でQ2進出を決めました。

Q2セッションでは、#50松下がトップ、#65大湯が2番手、#5山本が3番手、#16野尻が5番手、#6福住が7番手、#15笹原が8番手につけ、8台で争うQ3セッションにHondaエンジンユーザーの6人が進出しました。

Q3セッションではランキング3番手の#16野尻が驚異のコースレコード1分19秒台を記録してポールポジション(PP)を獲得。2番手の#39坪井翔を挟んで3番手に#5山本、以下#50松下、#15笹原、#6福住、#65大湯と、上位7台中6台をHondaエンジンユーザーが占めました。

フォーメーションラップ中に発生したアクシデントにより当初予定より22分遅れて決勝レースが始まりました。PPの#16野尻はスタート加速で出遅れ、#39坪井に続く2番手で第1コーナーを通過すると、コカコーラ・コーナーで#50松下にも先行を許し、トップに立った#39坪井の後方には#50松下、#16野尻、#5山本、#15笹原、#20平川が続くこととなりました。
4周目には#20平川が#15笹原をかわして、シリーズチャンピオンを目指す#5山本のすぐ背後へと迫ります。#5山本と#20平川は先にフィニッシュしたほうがチャンピオンになるという激しいデッドヒートに入りました。

10周目から規則で定められたタイヤ交換のためのピットインが始まり、14周目に#20平川がピットインすると、次の周に山本がピットインしました。ピットアウトした#5山本は#20平川の前でコースに復帰したものの、ペースが上がる前に#20平川が攻め寄られ、先行を許してしまいました。しかし17周目、#5山本は#20平川に逆襲。1コーナーでオーバーテイクし#20平川を抑え込みました。一方、29周目、シリーズチャンピオンの可能性を持っていた#16野尻は、それまで見かけ上4番手、実質上は3番手を走り続けていましたがタイヤのトラブルで走行不能となりヘアピンでレースを終えました。

全車がピット作業を終えた31周目には、#39坪井がトップ、#50松下、#65大湯が僅差で続き、間隔を置いて#5山本、そしてそのすぐ背後にはタイヤ交換を遅らせていた#1キャシディ、#20平川が続くという展開となりました。
34周目、#65大湯が#50松下のすきを突いて2番手に上がり、勢いに乗ってトップを走る#39坪井に詰め寄りましたがオーバーテイクはならず、背後から再びチャンスを狙う構えに入りました。しかしその後、#39坪井はミスをすることなく残り周回を走りきって優勝、#65大湯は0秒687差で2位、#50松下はさらに0秒835差の3位でチェッカーフラッグを受けました。

また、#5山本は#1キャシディの先行を許したものの、#20平川を抑えきって5位でフィニッシュし、自身3度目となるシリーズチャンピオンに輝きました。#5山本は今季SUPER GT GT500クラスでも牧野とともにシリーズチャンピオンとなっており、自身2回目の“ダブルタイトル”奪取を成し遂げました。

コメント

山本尚貴(5位/チャンピオン)山本尚貴
「2回目のダブルタイトルが獲れて非常にうれしく思っています。真後ろに直接チャンピオンを争っているライバルがいて、ずっとプレッシャーにさらされ続けたレースでした。でもよほどのことがなければ抜かれることはないと思っていたので落ち着いてはいました。むしろ、僕の前が空いていて、マシンにクリーンエアが当たってダウンフォースがしっかり出ていたのでタイヤの消耗を抑えることができました。レース結果は5位で決してうれしい順位ではありませんが、チャンピオンを獲るための5位だったと思います。僕を支えてくれたチームや、応援をしてくれたファンの皆さんに感謝しています」

大湯都史樹(2位)大湯都史樹
「公式予選まではいい感触だったのですが、レースでは中盤まで苦しい走りになってしまいました。でも、これまでこういうときにうまくレースをまとめられなかったことを思い出し、しっかりレースをやりきろうと自分に言い聞かせて走りました。スタート直後の1コーナーでは少しアクシデントもありましたが、そこであきらめず精神的には冷静でいられました。その結果、表彰台に届いたのでうれしいですし自信にもつながりました」

松下信治(3位)松下信治
「今年前半はヨーロッパでFIA‐F2を戦っていましたがシートを失って帰国することになった僕に、スーパーフォーミュラで戦う機会を用意してくれたチームの皆さんに感謝しています。スーパーフォーミュラはダウンフォースがすごくて乗っていて楽しいです。今回はレースのペースがよくて、トップの坪井選手の後ろにつけることができました。もし坪井選手が少しでもミスしてくれれば前へ行けたと思うのですが、ミスのないレースをされてしまいました。そのうち逆に大湯選手を前に行かせてしまったのは僕のミスでした」

決勝リザルト

順位 No. ドライバー エンジン 周回数 タイム/差
139坪井翔トヨタ40 56'13.803
265大湯都史樹Honda40+0.687
350松下信治Honda40+1.522
41N.キャシディトヨタ40+2.268
55山本尚貴Honda40+6.361
620平川亮トヨタ40+7.550
715笹原右京Honda40+8.541
1364大津弘樹Honda40+30.966
166福住仁嶺Honda40+1'03.943
1712タチアナ・カルデロンHonda39+1Lap
1816野尻智紀Honda28+12Laps
2051シャルル・ミレッシHonda

ポイントランキング

ドライバー

順位 No. ドライバー エンジン 総合ポイント 有効ポイント
15山本尚貴Honda6262
220平川亮トヨタ6060
339坪井翔トヨタ5050
41N.キャシディトヨタ5750
516野尻智紀Honda5147
665大湯都史樹Honda4141
 
86福住仁嶺Honda3029
1264牧野任祐Honda2020
1550松下信治Honda1616
1815笹原右京Honda55
2050セルジオ・セッテカマラHonda33
12タチアナ・カルデロンHonda
12塚越広大Honda
50名取鉄平Honda
50高星明誠Honda
51シャルル・ミレッシHonda
64大津弘樹Honda

チーム

順位 チーム エンジン 総合ポイント 有効ポイント
1VANTELIN TEAM TOM’Sトヨタ8477
2JMS P.MU/CERUMO・INGINGトヨタ7572
3DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHonda8472
4ITOCHU ENEX TEAM IMPULトヨタ6969
5TCS NAKAJIMA RACINGHonda5957
6KONDO RACINGトヨタ4946
7TEAM MUGENHonda4742
 
9Buzz Racing with B-MAXHonda1616
ThreeBond Drago CORSEHonda

ランキング詳細

フォトギャラリー

ニュース