野尻智紀選手

♯40 ドコモ・チーム・ダンディライアン・レーシング

今回は天候の影響でセッティングが煮詰まっていないまま予選に臨んだドライバーが少なくなかったと思います。僕自身も納得のいかない部分がありましたが、セッティングを修正してアタックしたところ、期待した以上の手応えが得られました。そこで思い切って攻めたセッティングでQ3に臨んだ結果、3番グリッドを獲得できました。明日はとにかくトップを目指して攻めたいと思います。

中嶋大祐選手

♯64 ナカジマ・レーシング

前戦でのクラッシュで負ったマシンのダメージをチームが全力で修復してくれたことに感謝しています。ただ、マシンはほとんど新車も同然の状態となったため、細かいトラブルが起こり、セッティングを十分に煮詰められませんでした。そうしたなか、Q3まで残って6番グリッドを獲得できたことは良かったと思います。新しいエンジンはパワー感もドライバビリティも良好なので、明日の決勝ではひとつでも上位を目指して頑張ります。

佐伯昌浩

Honda スーパーフォーミュラ プロジェクトリーダー

昨日の練習走行ではバージョンアップしたエンジンのセッティング修正に時間を費やし、各ドライバーが充分に走り込むことができませんでした。その影響もあって、期待していたほどの予選結果とならなかったのは残念でした。ドライバーからは今回から投入したエンジンについて「パワー感があってドライバビリティも良い」との評価を得ています。明日も空模様は不安定との予報で、どのようなコンディションになるかはわかりませんが、ドライバビリティに関する心配はないので、レースはドライでもウェットでも充分に戦えると思います。まずは表彰台の獲得が目標です。