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Honda F-1初優勝
Honda RA272
Honda RA272
(1965) Honda RA272-1500cc Formula One Racer
 



1965年メキシコGP/Honda F-1初優勝 (Text by GIRO)

前年度よりF-1グランプリへの挑戦を開始したHondaは、年間フル参戦となる'65年にはより実戦的な新型RA272で臨んだ。ベテランのリッチー・ギンサーをチームに迎え入れ、ロニー・バックナムとの2台体制。ベルギーGPで初入賞6位、オランダGPでは序盤2周ほどトップを快走、しかし優勝するためにはマシーンの手直しが必要との結論に達し、終盤3戦を前に慌ただしく改造作業が行われた。エンジン搭載位置を10cmも下げ、50kgの軽量化、ボディ・スタイルの変更等が短期間の内になされた。そして迎えた最終戦は高地メキシコ・シティでのGP。ギンサー操る改良型RA272は1周目にトップに立つと、追いすがる強豪を振り切って2時間余の激闘を制した。Honda F-1初優勝!! このレースを指揮した故中村良夫監督はコース内の電信局からHonda本社に向け"Veni Vidi Vici" (来た、見た、勝ったと言う意味のジュリアス・シーザーの戦勝報告)の一文を送信、デビュー以来わずか11戦目の快挙だった。それはまた、アメリカ人ギンサーとグッドイヤー・タイヤにとっても記念すべきF-1初優勝となった。もう一台のバックナムも5位入賞。5年間続いた1.5LF-1時代最後の一戦でHondaは勝利をものにした。


リッチ−ギンサー/Richie Ginther 1930-1989
  Text by Seevert Works

1930年アメリカ、カリフォルニア州、ロスアンゼルス生まれ。彼の父親の友人であった同国人ドライバーのフィル・ヒルのメカニックとして自動車レースと関わる。軍用ヘリの整備兵として朝鮮戦争に二年間従軍の後、自動車ディーラー兼ドライバーとして活躍、米国の技巧派ドライバーの一人として知られていた。F-1には'6O,'61年フェラーリ,'62-64年Owen Racing Organization (BRM)のワークスとして参戦。確実に入賞圏内でゴールするドライバーであったが、フィル・ヒル、グラハム・ヒルの影に隠れ"Best second driver"と呼ばれ万年2位に甘んじていた。'65年Hondaに迎え入れられF-1初勝利、詳細は前期の通り'67年を限りに引退。


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”F-1全史 第7集”林 信次(GIRO)文・監修/ニュ−ズ出版刊行
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