2019 チーム・ライダー・マシン紹介

Moriwaki Althea Honda Team

Moriwaki Althea Honda Team

Hondaは創業当時から世界の頂点を目指し、モータースポーツへの挑戦を続けています。これまでさまざまなレースに参戦することで技術と人を磨くとともに、多くのお客様と楽しさ、喜び、感動を共有してきました。

2019年も二輪、四輪それぞれの最高峰レースに参戦するとともに、日本をはじめとした各地域において、多様なカテゴリーのレースへの参戦を計画しています。ライダー、ドライバー、エンジニア、メカニックほかチームスタッフをはじめとした、Hondaのモータースポーツ活動に関わる全ての人が「TEAM Honda」として一丸となり、全力で戦っていきます。

FIMスーパーバイク世界選手権では、Hondaが「Moriwaki Althea Honda Team」をサポートすることで参戦体制を強化します。

モリワキエンジニアリングとAlthea Racingが組むのは今回が初めてではありません。最初のコラボは09年、若手ライダーにスキルアップのチャンスを与えるためでした。

モリワキエンジニアリングは、HondaのモトクロスマシンCRF250Rのエンジンと独自のシャシーを組み合わせて、4ストローク・250ccのロードレースマシンを開発しました。現在のMoto3プラットフォームの先駆けとなったそのマシンはMD250Hと名づけられ、レースマシンの理想形としてイタリアのレース関係者にも影響を与えました。そのこともあって、Althea RacingとRacing Linkがイタリアモーターサイクル連盟とともに立ち上げた全5戦のRookie Cup TrophyでMD250Hが採用されます。購入したMD250Hで参加するライダーがいた一方で、エントリーフィーを抑えるために8台のMD250Hが貸し出され、技術的なサポートやタイヤ、レーシングスーツなど一式が与えられました。

10年の時を経て、再び手を組むモリワキエンジニアリングとAlthea Racing。若い才能の育成を続けつつも、輝かしいキャリアを持ったライダーとともに新たなプロジェクトに挑みます。


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