Round02タイタイ

2018年3月25日(日)

会場:チャーン・インターナショナル・サーキット

 

タウリが9位入賞。2戦連続のポイント獲得

スーパースポーツ世界選手権第2戦タイ大会は、GEMAR Team Loriniからカイル・スミスとジェイミー・ファン・シケルラス、CIA Landlord Insurance Hondaからニキ・タウリとアンドリュー・アーウイン、Racedaysからハンネス・ゾーマーの4チーム5人が出場しました。

予選では、昨年総合9位のスミスが11番手、タウリは18番手、ファン・シケルラスが22番手、ゾーマー24番手、アーウィン25番手という結果でした。

決勝では、Honda勢の中で予選最上位のスミスがオープニングラップ11番手でホームストレートを通過しましたが、そのあとにトラブルが出たため、ピットに戻ってリタイア。予選18番手から決勝に挑んだタウリが粘り強い走りで今季ベストの9位でフィニッシュしました。タウリは前戦オーストラリア大会でも11位でフィニッシュしています。以下、ズーマーが17位、アーウインは20位、ファン・シケルラスは21位という結果でした。

CBR600RRは2003年に発売されて以降、何度かモデルチェンジを受けてきました。このモデルでHondaは8度のタイトルを獲得し、2010年からはロードレース世界選手権Moto2クラスのオフィシャルエンジンにも採用されるなど、実績のあるモデルとなっています。しかし、新型モデルを投入するライバルメーカーとの間では厳しい戦いが続いており、今大会も厳しい結果に終わりました。信頼性の高いCBR600RRの今季の巻き返しと、これからの戦いに注目がかかります。

コメント

ニキ・タウリ(スーパースポーツ 9位)
「予選18番手と、あまりいいグリッドではありませんでしたが、今大会もポイント獲得を目標に決勝に挑みました。スタートはあまりよくなくて、そのため、中盤の8周目が終わるころにはかなりタイヤを消耗させてしまいました。それからは、ライディングを少しずつアジャストしながら最後までペースをキープしました。9位争いのトップでフィニッシュできてうれしいです。次戦のアラゴンでも、厳しい戦いが待ち受けていると思います。しかし、2戦を終えて総合7位なので、引き続き全力を尽くします。サポートしてくれるチームに感謝しています」

リザルト

順位 No. ライダー マシン 周回数 タイム/差
121R.クルメンナッハヤマハ 1727'49.852
2144L.マヒアスヤマハ 17 +0.048
364F.カリカスロヤマハ 17+1.213
411S.コルセテヤマハ 17+2.917
5 99 W.ワロコーン カワサキ 17+9.100
6 13 A.ウェストカワサキ17+11.426
 
9 18ニキ・タウリHonda17+19.454
1738ハンネス・ゾーマーHonda17+39.533
20 96 アンドリュー・アーウィンHonda17 +51.236
2174ジェイミー・ファン・シケルラスHonda17+54.428
RT 111 カイル・スミスHonda 12 +12 Laps

ポイントランキング

ライダー

順位 ライダー マシン 総合ポイント
1 R.クルメンナッハ ヤマハ 45
2 L.マヒアス ヤマハ 45
3 F.カリカスロ ヤマハ 29
4 S.コルセテ ヤマハ 29
5 R.デ・ロサ MVアグスタ 19
6 L.ステープルフォード トライアンフ 17
7カイル・スミスHonda 12
13ニキ・タウリHonda 8

マニュファクチャラー

順位 コンストラクター 総合ポイント
1 ヤマハ 50
2 MVアグスタ 19
3 トライアンフ 17
4 Honda 15
5 カワサキ 14

ランキング詳細

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