チェカが第1レースで6位、ソフォーグルは第2レースで10位
清成、青山は、初戦で2レースともに完走
2008年2月23日(土)
決勝 |
会場:ロサイル・インターナショナル・サーキット
天候:晴れ
気温:24℃
コースコンディション:ドライ |
ドーハ郊外のロサイル・インターナショナル・サーキットで行われたスーパーバイク世界選手権(SB)開幕戦は、第1レースでトロイ・ベイリス(ドゥカティ)、第2レースでフォンシ・ニエト(スズキ)がそれぞれ優勝を飾った。
CBR1000RR勢は、第1レースでカルロス・チェカ(Hannspree Ten Kate Honda)が6位。以下、ロベルト・ロルフォ(Hannspree Honda Althea)11位、ケナン・ソフォーグル(Hannspree Ten Kate Honda)12位、グレゴリオ・ラビッラ(Paul Bird Motorsport)13位でポイントを獲得した。清成龍一(Hannspree Ten Kate Honda)は22位。青山周平(Alto Evolution Honda Racing)は25位だった。
第2レースは、フォンシ・ニエト(スズキ)が優勝。CBR1000RR勢は、ソフォーグルが10位、チェカ11位、ラビッラ14位、ロルフォ15位と、4選手が両レースでポイントを獲得した。
MotoGPからSBにスイッチして、これが初レースとなるチェカは、シェイクダウンしたばかりの2008年型CBR1000RRのセットアップを着実に進め、第1レースではトップグループ後方につけて6位。第2レースはオープニングラップで他車と接触、コースアウトして大きくポジションを落としたが、11位までポジションを回復する快走を見せた。昨年のスーパースポーツ世界選手権(SS)チャンピオンのソフォーグルもこれがSBデビュー戦となるが、両レースともに着実に走ってポイントを獲得した。
イギリススーパーバイク選手権(BSB)2連覇を果たし、SBでの活躍が期待される清成龍一は、22位/19位と苦戦した。今大会の行われたカタールでは、昨年11月にわずか1日しかテストを行っておらず、これが実質的に初の走行。加えて、ニューモデルのシェイクダウンと、折からの強風のため予選からセッティングを決められなかった。決勝も後方集団で苦しい戦いに終始した。
ロードレース世界選手権250ccクラスからSBにスイッチした青山周平も、ウインターテストが少なかったことから、レースをしながらマシンを乗りこなしていくことが要求された。デビュー戦となる今大会は、SBマシンに慣れることに集中。2レースともに完走して、着実な前進を見せた。
SSは、ブロック・パークス(ヤマハ)が優勝。2位がSS2年目のホアン・ラスコルツ、3位にクレイグ・ジョーンズと2人のCBR600RRライダーが表彰台に立った。トップグループで優勝争いをしたジョナサン・レイとアンドリュー・ピットは、ともに転倒リタイアに終わった。
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