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第3戦
日本
2003年4月27日 開催
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レースレポート

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惜しい2位の清成(中央)は、「世界を体感できた」とコメント
5位のバーミューレン(右)は、年間ポイントリーダーに立つ
高熱をおして出場のパークス。完走、7位と健闘した
ワイルドカードの清成龍一、見事2位表彰台に上がる
■決勝日時 :4月27日(日)
ワイルドカードの清成は、最終ラップまでトップを快走。見事2位に入る
ワイルドカードの清成は、最終ラップまで
トップを快走。見事2位に入る

 宮城県スポーツランド菅生で開催されたWSS(スーパースポーツ世界選手権)第3戦は、3.737kmのツイスティで難しいコースを知り尽くしているワイルドカード・ライダー、清成龍一(Honda CBR600RR,Dark Dog Honda)が最終ラップまでトップを走行。最終的にクリスチャン・ケルナー(Yamaha)にかわされたが、2位に入って見事表彰台に上がった。

 Hondaのレギュラー・ライダーの中では、ポイント・リーダーのクリス・バーミューレン(Ten Kate Honda)が5位。全11戦中3戦を終えた段階で、ランキング2位につける藤原克昭(Suzuki、今回15位)に10ポイント差をつけた。

 今回の大会はフリー走行、予選と不安定な天候に見舞われ、ドライで走行する時間が短かったため、すべてのライダーにとって状況は難しいものだった。

 バーミューレンのチームメイト、カール・マガリッジは序盤の3周ではトップを走行していたが、タイヤが磨耗したため後退し、6位でレースを終えた。ブロック・パークス(BKM Honda Racing Team AG)はレース・ウイークに入ってから高熱を出し、体調不良であったのにもかかわらず、7位と健闘した。また、クリストフ・コーギャン(BKM Honda Racing Team AG)は11位に入って貴重なポイントを獲得。ウエルナー・ディーメン(Van Zon Honda)は今回もコンスタントなレースを見せ、12位に入った。これでディーメンは3戦連続でポイントを獲得している。

 ディーメンのチームメイト、イアン・マクファーソンは予選で転倒。決勝レース前に行われたウォームアップ走行でも転倒。スペア・マシンに乗って決勝レースに臨んだため、16位に終わり、ポイントを獲得することはできなかった。5か月ぶりにレースに出場したセバスチャン・カーペンティアー(Klaffi Honda)は、今回がHonda CBR600RRに乗るのが初めてであったことや、予選が雨で満足に走行できなかったため、18位に終わっている。ロバート・ウルム(Klaffi Honda)は、ポジション・アップを図っている最中に転倒した。

 メイン・レースのWSB(スーパーバイク世界選手権)では、チームHRCからワイルドカード・ライダーとして出場した井筒仁康(HondaVTR 1000sp)が2ヒートとも6位に入り、日本人ライダー勢の中ではトップの成績を収めた。

 次戦は5月18日にイタリアのモンツァで開催される。


●清成龍一 (2位)
レース中、ずっと100%の力を出して走っていたので、少しワイルドになり過ぎてしまい、その影響がタイヤに出てしまったようです。後ろのことなどまったく考えずに全力で走っていたら、最終ラップに抜かれてしまいました。そのことはすごく悔しいですけど、でも無事に完走できて良かったです。世界レベルのライダーたちと一緒に走れて勉強になりました。

クリス・バーミューレン (5位)
今回は、Suzukiがここで事前テストをしていて、とても調子良さそうだった。でも、運が僕の味方をしてくれたので、良いレースになりました。選手権のポイントで単独トップになれたことはとても嬉しい。実際のレース・ペースは去年より1秒以上遅かったので、とても長いレースに感じた。早く終わらないかと、残り周回数を数えていたよ。

●カール・マガリッジ (6位)
ハードなレースだった。タイヤ・チョイスを間違えたので苦戦してしまった。タイヤの磨耗が始まったと思ったら、すぐに完全に磨耗してしまったんだ。今朝、選んだタイヤが合わなかった。マシンの調子が良かっただけに、今回の成績には満足できないね。

ブロック・パークス (7位)
まだ熱があることを考えれば今回の成績でも満足している。10周を経過したあたりから、うまく呼吸できなくなったんだ。クリス(バーミューレン)とカール(マガリッジ)を射程距離に捉えたのだけど、体力的にオーバーテークするのは無理だった。本当はもっと良い成績を残したかったけど、今日の体調を考えればまずまずだと思う。

クリストフ・コーギャン (11位)
予選 の大半がウエットだったので、タイヤをチョイスすることができなかった。特にリヤが滑っていたよ。マシンの状態も完全に乗りやすいというものではなかった。それに、僕は菅生があまり好きではない。次のモンツァを楽しみにしているよ。

 
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