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大佐さんの作品 投稿者コメント
桜とS2000。
刀と桜のようにまさに武士のイメージ!
審査員 熱田護氏のコメント
僕もこの作品は強く印象に残っていました。四角い写真に対してクルマを斜めに配置して、そこに白い桜をワンポイントであしらう。その、大胆な構図が目を引きますね。コメントも、短い中に写真の狙いが的確に表されていて、ひとつの世界観をかたちづくっています。そのあたりが、多くの方の支持を集めた理由なのではないかと思います。大佐さん、おめでとうございます!



377票
ぇえ!なんでですのんさんの作品
投稿者コメント
S2000と出会って、ドライブの楽しみは運転することそのものになりました。いいワインディングを軽快に駆け抜ける、途中いい景色にめぐり会えればなお良し。
この写真は、ある山岳道路、朝もやの中、朝日に照らされた愛車をおさめたものです。

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やべちゃんさんの作品
投稿者コメント
S2000はCIVIC(EG6)からの乗り換えだったのですが、最初に乗った時に思ったのは正直、視界が狭くなって怖い、でした。しかし、初めてのオープンカーで最初に屋根を開けたときの解放感は特別でした。
VTECを搭載したFR、ということで買ったS2000。オープンというのは特に気にしていなかったのですが、オープンカーで良かったなぁと本当に思います。
あれ以来、自然を感じ、空とつながって走る楽しさを味わっています。
見上げると空が見える、そんな空とつながる感じが伝えられたらと思っています。

319票
uchiさんの作品
投稿者コメント
渥美半島へドライブした時の海沿いでの写真です。 色んな所へ連れて行ってくれて、知らない土地でキレイな景色に出会わせてくれるS2000って無くてはならない存在です。
審査員 熱田護氏のコメント
ぇえ!なんでですのんさんの作品は、「撮りたい」と感じたものが思い通りに表現できているのを感じますね。クルマの構図も、光のとらえ方も、すばらしいと思います。やべちゃんさんの作品は、クルマよりも空を大きく取り入れたところがポイント。空や雲の色で、オープンカーの気持ちよさを表現していると感じました。uchiさんの作品は、クルマの色とロケーションもマッチしていて、一目で気持ちのよい作品だと感じました。海沿いを走るときの爽快感が伝わってきます。


審査員 熱田護氏のコメント
DENTOさんの作品は、S2000開発者からも評判がよかったですね。S2000がまるで飼い慣らされているかのような表情に見える、興味深い作品です。S2.Beatさんの作品は、どこかカタログ的で美しいですね。空の色を、張りのあるボディラインに写り込ませることで、特徴的なカットに仕上がっています。sadatoさんの作品は、とても楽しそうな写真。S2000がつくる仲間の輪を、ぜひこれからも大切にしていってほしいと思います。Wild Flowerさんの作品は、このホンワカした空気が魅力ですね。走りを楽しむクルマだけれど、家族の一員にもなれる。そんなS2000のキャラクターが表れていますね。しみやんさんの作品は、モノクロのよさを最大限に活かして撮影しています。後ろの方に写っているバイクもいい味を出しており、よく考えられた一枚。ユウキとミサトさんの作品は、なんとも言えないインパクトがあって、印象に残りました。S2000もですが、彼女も寒そうですね……。



選出者 熱田護氏のコメント

「人」が写っている写真には、撮っている人が、撮られている人が、その瞬間に感じていること、そして、その写真を撮るに至った背景などを想像させる力があると思います。紅のパンダさんから寄せられたこの写真は、そんな中でも、特に印象に残った一枚です。
一見、何でもない記念写真のようにも見えます。でも、この写真の持つ不思議な力は「娘さんを、大好きなクルマの横に立たせて写真を撮ろう」と考えたお父さんの、家族に対する温かい気持ちが伝わってくるところ。娘さんの顔も、ちょっと迷惑そうにも見えるけれど、しっかりカメラの方を見つめているあたりから、S2000も含めた、家族のいい関係がよくわかりますよね。
娘さんのことも、S2000のことも、どうぞ、ずっと大切にし続けてあげてください。


選出者 S2000開発者代表 塚本亮司のコメント

S2000開発者の3名。左から順に
和田範秋、雨澤博道、塚本亮司
どの写真も、S2000を楽しんでいただいている様子が伝わってくるものばかりで、開発者冥利に尽きます。たった1枚を選び出すのは、本当に難しかったのですが、その中からS2000のコンセプトを練り上げているときのことをフッと思い出させてくれた、1059さんの作品を選ばせてもらいました。
サーキット走行もこなす、リアルスポーツとしての走行性能を持ちながらも、同時に美しい自然の中を走って、心を満たすことのできるオープンカーでもある、「リアルオープンスポーツ」をつくりたい…。抜けるような青空のもとに佇むS2000の写真を見て、改めて開発時に我々がめざしたものを思い起こしました。
ワインディングも楽しいですが、まっすぐな道を走っていても、同じぐらい楽しい。それは、オープンカーだからこそ感じられる感覚なんですよね。




自分自身、スポーツカーが大好きなので、S2000がどのように表現されているのかとても興味深いものがあり、皆さんから寄せられた853点もの作品を、1枚ずつじっくり楽しませていただきました。
僕にも、プロカメラマンになって約25年間で撮ってきた写真の中に、いつまでも自分の心の中に残るような、「とっておきの一枚」というものがあります。それはどんなときに撮ったものかというと、ファインダーを覗きながら、「こんな写真を撮りたい!」という想いが最大限に高まったとき撮影できたものです。簡単なことのように思えるかもしれませんが、被写体と本当に心を通わせてないととできないことですよね。そういった目で写真を見ていったとき、皆さんからお寄せいただいた800点以上もの作品は、どれも「自分の大好きなクルマを、カッコよく残したい!」という強い想いが込められたものばかりだったと言えます。
時には、「どうしても、自分のイメージ通りに写真が撮れない…」と、悩むこともあるかもしれません。でも、心の中に思い描くイメージさえあれば、あとは絵づくりを変えてみるだけで、もっと思った通りの写真が撮れるようになるはずです。例えば、クルマを置く位置を工夫してみる。一枚の写真の中の真ん中なのか、端の方なのか、上の方なのか…。それだけでも写真の印象は変わってきますし、S2000の新たな魅力に気づくことにもなるかもしれません。
S2000がこれからも、皆さんにとって自分の想いを表現するための、絶好の被写体であり続けてほしいと願っています。