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安心だからより楽しめる。VSAの搭載でS2000の走りがさらに深まった。シャシー開発責任者 塚本亮司

走りのよろこびを深めるためのVSA搭載。

1999年の登場後にS2000は、2001年にサスペンションの熟成、2003年には17インチタイヤの採用、ボディ剛性の向上、それにあわせたサスペンションチューニングとブレーキ性能の強化を行ってきました。
これにより、レスポンスに優れたハンドリングをそのままに、コーナリング時の限界性能とスタビリティを高め、よりしなやかな乗り心地を実現して走りの質を高めてきました。そして今回、S2000の走りをさらに深めるべく、全タイプにVSA(車両挙動安定化制御システム)を標準装備しました。
じわりとリアの滑りを穏やかに抑え、安心感を向上。
VSAは、クルマの挙動の乱れを抑える安全デバイスです。スポーツカーにそのような安全デバイスが必要なのかと思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、運転を心おきなく楽しむには、より安全であることが大事です。それは、S2000のパフォーマンスをより深く引き出すことが可能というだけでなく、安心感を持つことで走りをより深く味わえるようになるのです。
そのために、VSAのセッティングにはこだわりました。安全デバイスですから、滑りやすい路面などで挙動の乱れを防ぐといった機能をしっかり追求しながら、限界域で走ったとき、どの程度の滑りでVSAをどのように作動させるかという部分を、鷹栖プルービンググラウンドのワインディングコースを走り込んで徹底して煮詰めています。

フィーリングとしては、限界域でじわっとリアが滑り始めたとき、穏やかにそれを抑制するという感じでしょうか。
走りの楽しさをスポイルせず、かと言ってあまりに姿勢変化を許してドライバーに不安を与えない領域・・。S2000の走りの質を高めるようなセッティングに仕上げました。

もちろん、限界域だけでなく、左右の路面の滑りやすさが異なる状態での効き具合や、降雪路でのテストなど、さまざまなシーンでの確認を行い、VSAの作動バランスをセッティングしていきました。
すべてのシーンで、より安全に楽しく。
S2000のVSAは、路面変化が激しく、クルマに厳しい鷹栖プルービンググラウンドのワインディングコースを気持ちよく走れるようセッティングしてありますから、一般のワインディングを気持ちよくクルージングするシーンなどで必要以上に作動し快適性を損なうようなことがなく、また一方では、雨など滑りやすい路面での安心をも、大きく高めることができます。サーキットを走行しても、これまでより高いレベルでS2000の走りをお楽しみいただけると自負しています。ぜひ、先進のS2000の走りのよろこびに触れていただけば幸いです。
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