Honda Collection Hallとは

栃木県・ツインリンクもてぎの敷地内にあるHonda Collection Hallは、創業者である本田宗一郎の「製品は嘘をつかない。ほんとうにいいものなら、必ず成功するんだ」、「Hondaのみんなが何を考えてつくってきたか。みんなのつくったものを皆さんにお見せすればいい。こんな正直なHondaはどこにもないぞ」という言葉が発端となり、設立されました。館内には、創業以来、「人に役立つものを創ろう」というコンセプトのもとに生産されてきた2輪、4輪、汎用製品のほか、世界の頂点を目指し、挑戦を続けてきた歴代のレーシングマシンなど、約350台が展示されており、当時の写真やエピソードとともに、Hondaが掲げてきたものづくりへの夢、そしてレースへの情熱を振り返ることができます。Honda Collection Hallは、2018年に開館20周年を迎える予定で、現在も多くの人へHondaの原点と今を伝えています。

公式サイト

宮城光 プロフィール

元Hondaワークスライダー。全日本選手権および全米選手権でチャンピオンの獲得経験を持ち、4輪レースでもその才能を発揮。Honda Collection Hall設立時より所蔵車両の走行確認テストを担当中。MotoGPのテレビ中継や鈴鹿8耐でのレース解説、2輪専門誌での執筆活動、ライディングスクール講師や安全運転訴求活動など多方面で活躍している。2016年9月には、株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンターが開発した速度記録挑戦専用車両(S660ベースのエンジン搭載)で、2つの世界新記録を樹立した。