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MotoGP 日本グランプリ

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いよいよ開幕!日本グランプリ

10月12日〜14日 ツインリンクもてぎ

今年も緊張の一瞬が迫ってきました

今年も緊張の一瞬が迫ってきました

いよいよ今週末、待ちに待ったMotoGPの日本グランプリがツインリンクもてぎで開催されます。10月12日(金)のフリー走行に始まり、13日(土)は公式予選、そして14日(日)に決勝が行われます。

2輪レースの中でも世界最高峰に位置づけられているMotoGP。世界中を転戦しつつ、今シーズンは全18戦で争われ、今回の日本グランプリは第15戦というシーズンのヤマ場に行われます。そのため、年間タイトル争いでも注目を集めるレースとなります。

この一大イベントを盛り上げるべく、会場となるツインリンクもてぎでは、さまざまなイベントが実施される予定です。今回は目前となったレースの見どころから、当日のイベント情報まで、日本グランプリの魅力をギュッと凝縮してお届けします。

ロードレース世界選手権 Honda公式ページ

ロードレース世界選手権(MotoGP) Honda公式ページ
各ラウンドのレース結果やレポートのほか、Hondaドライバーのご紹介などを掲載してます。

ケガから驚異的な回復を見せたストーナー選手

ケガから驚異的な回復を見せたストーナー選手

今年の日本グランプリで最大の注目は、Hondaのエースライダーのケーシー・ストーナー選手(Repsol Honda Team)が、4戦ぶりにケガから復帰することです。

ストーナー選手は、第11戦インディアナポリスGPの公式予選で転倒。右足首の関節部分の骨折とじん帯の損傷という重傷を負ってしまいましたが、決勝は痛みに耐えて走り抜き4位完走。しかし、第12戦チェコGPを前に、母国オーストラリアに帰国して緊急手術を受けることになりました。

また、昨年のMotoGP年間チャンピオンでもあるストーナー選手は、今年5月にMotoGPからの引退を表明。そのため、今回の日本グランプリは、MotoGPでストーナー選手の勇姿を見られる最後のチャンスになりそうです。

ペドロサ選手は昨年の日本グランプリの覇者

ペドロサ選手は昨年の日本グランプリの覇者

Repsol Honda Teamでストーナー選手とチームメートであるダニ・ペドロサ選手は、年間チャンピオン獲得に向けて、落とせない一戦となります。

今シーズンは日本グランプリを含めて残り4戦。ペドロサ選手は、第14戦までに257ポイントを獲得し、年間ランキング2位につけています。トップのホルヘ・ロレンソ選手(ヤマハ)とは33ポイント差がありますが、MotoGPでは優勝すると25ポイントが与えられるため、まだまだ逆転のチャンスは残されています。

さらに、ペドロサ選手は前戦のアラゴンGPで優勝して今季4勝目をマーク。ポイント首位追撃へ、勢いに乗って日本に乗り込んできます。

約500台のバイクが一度にコースを走る光景は圧巻

約500台のバイクが一度にコースを走る光景は圧巻

日本グランプリの楽しみ方は、レース観戦だけではありません。会場を訪れたファンも一体となって、レースを盛り上げていくことができます。

その一つが、一般ライダーによるパレード「グランプリロードR123パレード」。大勢のファンが自分のバイクに乗って、隊列を組んでツインリンクもてぎまでの一般道とコース上を走るイベントです。決勝前日の13日(土)午後4時30分に、道の駅もてぎをスタートし、5時30分にツインリンクもてぎに到着予定。そこから、予選が終わったあとの実際のコースを走る「前夜祭パレード」につながっていきます。

すでにパレードへの参加締切は過ぎていますが、観覧することはできますので、なかなか見られない光景を楽しむ絶好の機会です。

昨年のライダーサイン会の模様

昨年のライダーサイン会の模様

参加できるイベントはほかにも多くあります。

パレードと同じく予選日の13日(土)には、日本グランプリ恒例の「ライダーサイン会」が行われます。午前7時以降に中央エントランスチケットセンター正面の特設テントに観戦券を持参して抽選受付をすると、最大で1000人(一般は抽選800人、中学生以下は先着200人)にサイン会への参加券が当たります。

サイン会開始は予選レース終了後の午後4時30分。世界各地を転戦するライダーと間近で会える貴重なチャンスをお見逃しなく。

生々しいタイヤ痕を見つけたり、白熱したバトルの余韻に浸れます

生々しいタイヤ痕を見つけるなど、白熱したバトルの余韻に浸れます

決勝日の14日(日)には、無料で参加できる「コースウォーク」も行われます。実施されるのは決勝レースが終わったあとすぐ。普段眺めている観客席からとは異なり、レースを走るライダーの目線から、ツインリンクもてぎを体感できます。

ほかにも、開催3日間にわたって行われる「ピットウォーク」(1人2000円、定員1500人)があったり、バイク来場者には入場ゲートで日本グランプリ限定の記念ピンズがもらえたり、日本グランプリならではのイベントが目白押しです。

特製パエリアは中央エントランスの特設ブースで販売

特製パエリアは中央エントランスの特設ブースで販売

日本グランプリを朝から夜まで楽しむなら、食事ももちろん大事! 開催期間中は特設ブースが設けられ、オリジナルメニューも販売される予定です。

中でも注目は、「レプソルホンダ チームランチ 特製パエリア」(900円)。これは、Repsol Honda Teamのスタッフが普段食べているメニューをもとに作成されたオリジナルで、チームに帯同しているシェフ公認の逸品です。ただし、12日(金)は100食、13日(土)は300食、14日(日)は600食限定なのでお早めに。

これ以外にも、場内のレストランやカフェには、日本人選手応援メニューや特別メニューなど、日本グランプリのためだけに用意されたメニューがそろっています。

市販車「CRF450X」をベースに開発したモデル「CRF450 RALLY」

市販車「CRF450X」をベースに開発したモデル「CRF450 RALLY」

さらに日本グランプリ開催期間中、ツインリンクもてぎ内にある「Honda Collection Hall」では、来年1月に南米で開催される「ダカールラリー2013・ペルー・アルゼンチン・チリ」のモト(二輪車)部門に参戦するマシン「CRF450 RALLY」の展示を行います。

ダカールラリー2013とは、2013年1月5日(土)から20日(日)にかけて南米大陸を縦断し、総走行距離8000km以上を走破するレース。「世界一過酷なモータースポーツ競技」とも言われています。

Hondaは、このダカールラリーの前身となる「パリ・ダカールラリー」に1981年から9年間参戦し、1986年から89年に4連覇を達成するなど、通算9戦5勝という好成績を残しました。今回は24年ぶりにワークス参戦を再開しますので、展示車は歴史に名を刻むかもしれない一台となるわけです。

1997年の開業以来、数多くの歴史を刻んできたサーキット

1997年の開業以来、数多くの歴史を刻んできたサーキット

今年はツインリンクもてぎが開場15周年。その節目を記念して、決勝前日の13日(土)には、スーパースピードウェイ特設会場で、「開業15周年記念前夜祭 “MotoGPクラブナイト!”」を開催。

音と光の競演の中で、大迫力のフリースタイルモトクロスショーや、パフォーマンス集団による驚愕のアクロバットなどで盛り上がります。イベントには、過去に日本グランプリで活躍した日本人選手や、予選後の現役ライダーも参加予定。

さらに15周年の今年は、ツインリンクもてぎで開催される全日本選手権以上の7レースで、中学生以下の観戦券が無料に! もちろん、今回の日本グランプリも対象ですので、ファミリーで行けばもっとお得に楽しめます。

マイカーやバイクはもちろん、電車でのアクセスも便利に

マイカーやバイクはもちろん、電車でのアクセスも便利に

レースに加えて、イベントも盛りだくさんのMotoGP日本グランプリ。いよいよ今週末に迫りましたが、当日のチケット購入は今からでも間に合います。

お求めは、セブンイレブンやローソンなどのお近くのコンビニエンスストアのほか、チケットぴあでも購入できます。詳しくは、ツインリンクもてぎチケット情報まで。

また、10月12日(金)〜14日(日)の開催期間中は、JR宇都宮駅、JR水戸駅のそれぞれからツインリンクもてぎへの臨時路線バスが運行されますので、電車でのアクセスも便利になっています。